2002年9月28(土)−29日(日) 道劇風ポラの売れ方 |
2002年9月28(土)−29日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 9月最後のこの週末も道劇に捧げます。予定変更が頻繁でなんか何気に忙しかった月だったなあ。今回くらいは気楽にのんびりと締めたかったのですが、そうもいかないみたい。また道劇の香盤が変わっているって云うし…。 |
9月28日(土)篇; いつも通りの往復夜行&お泊まり1泊でのルーチンコースです。行きの夜行では枕代わりの肘掛けの硬さにも関わらず、また禁煙席が取れずに以前利用してなんとなく居心地が悪かったので敬遠してきた喫煙席にせざるを得なかった割にはよく眠れてしまい、札幌到着直前まで前後不覚なまま過ごしてしまいました。最近は、釧路で過ごす夜もリボン巻きやら執筆活動やらで夜更かししてしまうことが日常化していて、常時睡眠不足状態にあるからかなあ。リボン巻きはともかく、この日記を書くのにそんなに真剣にならなくていいのにね(自嘲)。札幌到着後の時間潰し第1弾はサウナです。給料日直後の週末なので、ススキノのカプセルホテルは満室だろうなあと思い、初めから諦めました。今回から更に重くなったリボンキットを抱えてススキノまで行って、満室でまた途方に暮れるのは精神的に後に残りますもの。サウナの受付で従業員さんから「混んでますけどよろしいですか?」と聞かれ、こんな事今まで言われたことないぞ、ひょっとして今日は激混みか?と少し躊躇しましたが、入ってみたらなんのことはない最近と同程度の混み具合でした。お客さんへのクレーム対策なんでしょうね。なんとか仮眠スペースを確保し、体を伸ばしてくつろぎます。夜行で結構な睡眠を取っちゃったから、ここではそんなに寝られまいと思っていたんですが、思った以上に熟睡してしまい、目が覚めたのは時計も11時を打たんとする頃。ヤバイ、こんな所で余計に時間を潰しちゃったら、時間潰し第2弾以降はなくなっちゃうよー。慌ててサウナを出て、予定していたことをあちこち寄ってしていたらもうお昼です。結局、朝食も昼食も口にしないまま、ススキノ西のホテルに行く時間になってしまいました。このまま道劇に入っちゃったら、ラストまで食事なしで過ごさなきゃならないのだなあ。我慢できるかしら?開場時間の午後1時に道劇に入場します。 今週、これを書くのは3度目になるのですが、それでもしつこく今週の香盤です; 1.卯月朱美 +ポラ 補遺の通りにロビーと場内を慌ただしく往き来しながらラストまでいました。開演時の入りは20人程度、最近の平均かなと云うくらいでこれから徐々に増えていくだろうなんて楽観していたのですが、開演後に雨が降り出し、その雨足が強まるにつれて客足も遠のき、場内は淋しいまま2回目まで過ぎていきます。天気予報だと、この雨は今日いっぱい降るみたい。じゃあ、夜もこのままかなあ、なんて思っていたら、さすが観光都市札幌、夜は夜なりに観光客っぽいお客さんがボチボチ来てくれました(あくまでもボチボチ程度ですが)。そんなにお酒の入ってない、ちゃんと観るべき所は静かに見てくれて、注意したら素直に従ってくれる、そんなお客さんが多かったので、まあまあ安心してそんなにはピリピリせずに観ていられました。客足の伸びの悪さの割にはポラは結構出まして、1回目で10分押し、2回目もなぜかオープンカットなしで20分押しと、悪化する一方だったのですが、3回目にトリ以外のオープンを全てカットして5分遅れにまで一挙に改善、まあこの日メインの観光のお客さん相手にはあまりポラは期待出来ない、と云うのまで読んでの対応だったら、すごい判断だと思うのですが、実際はどうなんでしょうね。物珍しさ半分で入場した観光客の皆さんなので、帰るときもあっさりとしてまして(笑)、11時を過ぎると徐々に数が減り出します。大トリの泉希ちゃんのステージが始まった頃には20人くらいは残ってたはずなんですが、ベッドが終わり、ポラが始まると「もう観るべきものはない」なのかゾロゾロと帰り出します。1組が帰るとそれにつられてもう1組と云う連鎖で、このままじゃ誰もいなくなっちゃうよ〜、頼むからもう3分我慢してて、最後に華麗なリボン(^_^;)見せてあげるから、なんて“帰るな光線”を発し続けていたんですが甲斐なく、泉希ちゃんの説得で1組(3名)の若者のグループに残ってもらい、ラストまで残ってくれたのはその3名と卯月さんの応援で来た遠征さん2名(最後まで残って下さったことに感謝m(_ _)m)、そして道劇の常連さん2名の計7名でした。いやあ、この前の日曜夜の黄金劇場よりも少なくなるとは思いませんでした(苦笑)。 ステージの感想、さつきちゃんの分だけ書いておきます; 水島さつき−前述の通り、先週デビューしたばかりの新人さん。 ☆その他編→リボン編と続きます; ・観光のお客さんが客席のメインになったことで、そういうお客さんのポラの売れ方に特徴があることが分かりました。トップの娘から観ていった場合、誰が出てるかに関わらず、写真が撮れるということ自体が物珍しく興味半分で撮る人が多く、結構売れます(観光客独特の「お前撮れ」「え、俺なの?○○さん撮ってよー」なんて云うイライラするやりとりもあるので、結構時間がかかります)。次の娘、「お、さっきの娘よりカワイイじゃん。撮ろうぜ」というノリもあり、またさっき撮れなかった方が「フーン、ああいう風に撮ればいいのね」と参加してくるので、これまた程々に売れます。で3番目、そろそろ撮れば撮るほどお金がかかるという現実に気が付き、一転ペースが落ちます。後は静かに推移する一方、トリの泉希ちゃんあたりだと常連さんが何枚か撮っておしまいと云う週末らしからぬ状況です。まあ、これもトップの卯月さんが取っつきやすいキャラでつい撮ってみたくなると云うのもあるのかもしれませんね。と云うことは、香盤順って結構大事なのかも。 ・7月以降、再び香盤に占める道劇の娘の比率が高くなってきたのに伴って、ゲストの踊り子さんの遠征さんが来るのが少なくなったような気がします。もっとも、出演するゲストさんが新人さんが多かったりするのもあるんですけどね。だから意外とロビーが淋しい。今日なんかたむろしてるの私だけでしたもの。その分、専属の踊り子さん目当てで遠征してきた方が増えればいいのでしょうけど、あまり来ませんよねえ。渋谷道劇周辺に勝手にバリアーを張ってしまった私が言っても説得力ないでしょうが、また渋谷に乗ったとき観ればいいや、なんて気分でいると誰もが持っているオチパワーが知らない内に充溢して来ちゃいますよ。 ・この日、一番目立った応援さんが私(何も普段と変わったことはしてないんだけど、結果的にね(^^))だったこともあって、色々なお客さんから声をかけられました。「ここの従業員さんなんですか?」「テープは使い捨てじゃないんですか?」「踊り子さんと一緒に全国回ってるんでしょ?」と云うFAQが殆どでしたが(笑)、その中の1人から「泉希ちゃん、最近目立って上手くなったよね」とか「新人さん(実優ちゃんか鈴ちゃんのことらしい)、久し振りにみたけど、成長してきたよね」とか、しっかりした感想を伝えてくれた方がいたのは嬉しかったです。一見して普通のお客さんの中にもちゃんとステージとして観てくれる方がいるんだなあ。 ☆リボン編です; ・今日は泉希ちゃんと絵美里さんの各4回のステージ、計8ステージに投げさせてもらいました。更に、やや淋しい場内を少しでも盛り上げてあげようと思い、4回目はみゆすずの逆転ストリップから続けて投げさせてもらいました。これで用意した61投(366本)のリボンありったけ投げきってしまいますが、後先のことよりも今は刹那的に道劇本位です。 ・で、自己採点といきたかったのですが、この日はロビーでリボンを巻くのに精一杯でステージ終了後、自己採点をしてるヒマなどありませんでした。劇場で出来ないときは、ホテルに帰ってから記憶をプレイバックして採点するのが常なのですが、後述の事情でそれすらも出来ませんでした。記憶に強烈に焼き付くような失投も殆どなかったし、全てのステージを総合した傾向だけを記しておきますので、後は個々の想像にお任せします。 ・この日のリボン傾向− 流れ度:0 低度:1 しだれ度:1 はぐれ度:1 散らばり度:2 客席飛び込み度:0 引っかけ度(踊り子):0 引っかけ度(お客さん):1 ・上の傾向から分かる通り、非常に好成績な1日でした。この日のリボンをリボ審の卒業検定にさせてもらいたかったなあ。 ・ただ、アクシデントが1つだけ発生。4回目終演後。リボンを片付けようと立ち上がったときに腰に激痛が走ります。どうも4回目のリボンを投げている最中に腰に無理な負担をかけてしまったらしく、腰の筋のどこかを傷めてしまったようです。ステージの間は緊張で痛みを感じなかったんですが、終わった途端に激痛に苛まれます。立っているだけ、座っているだけなら、それほどでもないけれども、腰を動かすとイケマセン。これで明日大丈夫かなあ? 終演は12時10分前、ただでさえ腰が痛むのに、両腕にリボンキットを提げてホテルまで帰るのは拷問に近いです。オマケにまだ雨降ってるし。リボンが濡れないように気を遣いながら、そして腰に余計な衝撃が加わらないように忍び足を運びながら、ようやくのことでホテルに戻ります。こんな状態では夕食を買いにコンビニなんか寄ってる場合ではありません。と云うわけで夕食抜きです。ウーン…、じゃあ今日は三食ともなしになっちゃうなあ。まあ、腰痛でそれどころじゃないし、空腹感も吹っ飛んじゃったから、1日くらいは我慢しましょう。その分ホテルの自販機で買ったドリンクで水腹にしとけばいいんだし。で、リボン巻きです。366本を巻き始めたのが0時半、巻き終えたのが8:05で所要時間455分、巻き速度は1本当たり84.6秒、……記録的な遅さです。ってことはいくらなんでもない訳で、真相は午前2時を過ぎた頃、腰を屈めてのリボン巻き作業に腰が悲鳴をあげだし、眠気と空腹感も限界を越えそうだったので、「じゃあ10分だけ」のつもりで横になったのですが、気が付いたら5時半過ぎ、3時間以上無駄寝しちゃいました。慌てて作業再開し、巻き終えたのが朝の8時過ぎだったという次第。実際にかかったのは4時間ちょっとで40秒台だと思うんだけど、正確じゃないから記録には出来ません。もう8時過ぎだから、寝るわけにもいかないね、って云うかもう3時間寝ちゃったんだから、このまま日曜日の日記に移しましょ。でも、一応区切りを付けないと…。 |
で、ここからが9月29日(日)篇; になります(笑)。リボンを巻き終えたところで1日が終わる、と云うのがここらしくていいなあ(笑)。腰の痛みは寝ている間に幾分治まりましたが、それでも動かすときには、やはり顔が歪みます。明後日から肉体労働が待っているんだけど、こんな状態で劇場行っていいのかしら?今日は日曜だし、誰か常連さんが来てくれるでしょうから、今日は彼らに任せて、大事をとってリボン・オフにした方が…、と云う心配もしましたが、昨日のこともあるし、手ぶらで行って後悔するよりも、持っていって腰を悪化させて後悔した方が私らしい、と悟りました。「明日は明日の風が吹く」がモットーなのに、明後日のことなんか心配するなんて、私がどうかしてました。とは言うものの、リボンキットを提げてホテルからすすきの駅まで歩くのはキツイっす。でも、これもコインロッカーに荷物を放り込むまでの辛抱。昨日絶食状態でお腹がペコペコ、いきなり朝食に「かつや」のカツ丼を食べてしまいます。さすがに少しもたれました。無謀だったかな(笑)。その後、マクド、ミスドをハシゴしての時間潰し兼居眠りタイム。やっぱり、寝てるのが一番有効な時間潰しになりますね。そろそろ道劇へ行く時間です。億劫だけれども、コインロッカーからリボンキットを取り出して、再び腰を気にしながら劇場へ向かいます。午後1時の15分前に劇場到着、先客は2人、今日も昨日の続きみたいな1日になりそうだなあ(^_^;)。 ☆後はダラダラと; ・予想通り、昨日の続きみたいな日でした。開演時のお客さんは15人くらい。ポラも出ないのでサクサクッとステージが進行して1回目は10分早く終わってしまいました。なんか、踊り子さんも進行役の投光さんも客席の反応のなさを達観してあまり粘りませんでしたね。2回目以降はやや持ち直したかな。それなりな入りでそれなりに時間押しでした。 ・初日の感想ではあまりよくは思えなかった<逆転ストリップ>の実優ちゃんと鈴ちゃんのステージですが、こちらも見慣れてきたのもあって、オナベッドは結構いい出来だなあなんて思えるようになりました。ただ、それを<逆転ストリップ>なんて枠にはめてしまうと、違和感と構成の拙さの方が目に付いてしまいますが。2人には今度は是非個々の魅力を存分に発揮したソロステージを道劇で演じて欲しいです。 ・2回目のポラの最中、私はロビーでリボン巻きに専念しながら、それでもステージの進行状況を把握するためにチラチラとモニターを観ているのですが、さつきちゃんのポラで1人のオヤジが延々と彼女に向かって何か話しかけています。注文の多いポラマニアが来てるなあ、くらいに思ってリボン巻きに取りかかって何本か巻いてモニターを見るとまだそのオヤジ、いくらなんでも時間かかりすぎ、ポラマニアにしては挙動不審だし、酔っ払いか?だったら投光さんが制止しなくちゃいかんよなあ。これ以上しつこかったら、私が場内に降りて行かなきゃいかんかな、と痛む腰を上げようとした頃に場内にいた常連さんに制止されて席に引っ張られていきました。その後も実優ちゃんや鈴ちゃんのオープンで抱きつこうとして常連さんに引き倒されてましたけど、こんなんじゃこの劇場の踊り子さんの安全管理体制はお客さん任せなの?と心配になっちゃいます。 ・リボン編は今日も簡潔に傾向のみ。昨日頑張りすぎて腰を痛めたのもありますので、今日は3回目までの泉希ちゃんと絵美里さんだけにしておきました。 ・ではこの日のリボン傾向; 流れ度:0 低度:3 しだれ度:1 はぐれ度:1 散らばり度:1 客席飛び込み度:0 引っかけ度(踊り子):0 引っかけ度(お客さん):1 ・まあ、低度がやや高かった他は昨日と同程度で、なかなかの好成績でした。腰痛の影響は低度に少し出たくらいで、あとは緊張で痛みを気にしてる場合じゃなかったようです。 4回目の卯月さんのステージまで観てこの日はおしまい。うるさそうなお客さんには釘刺しておいたし、あとは従業員さんに任せてもいいでしょう。腰痛はひとまずは落ち着いたけど、歩き回ってぶり返すのが怖いので、真っ直ぐ札幌駅に直行、夕食はキオスクのパンです。パンで満腹感を得るってのも少し虚しいものがありますけど(;_;)。夜行の座席で雑魚寝、もう週末の定番になっちゃったのか、体が素直に受け付けるようになったようで、釧路到着直前までぐっすり寝てました。 |
次回日記は10月頭の道劇です。久し振りに道劇に還ってくる森園えりかちゃんのステージが楽しみなのですが、いつ行けるのやら…。 |
2002年10月11日 19時44分45秒
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2002年9月22日(日) 悩んだ末に… |
2002年9月22日(日) せっかく手に入れた安く行ける機会を無駄にするまいと云う、さしたる渇望感も内的衝動もないまま決めてしまった9月の遠征、日程だけはこの日と決めておきましたが、さてどこに行ったら楽しめるのやら。そんな心の迷いから今回の日記は始まります。 |
遠征当日が迫った来た頃、例によって香盤情報サイトにアクセスして9月結の出演予定者をチェックします。今回の遠征は、この日の千歳発の第1便で東京入りして、翌日の朝の便で帰札することにしているので、終日観劇活動に邁進すれば2館、ムチャして3館のハシゴは出来ます。まずはこの夏から取り組むことにした埼玉県劇場制覇に向けて、埼玉県内の劇場をチェックしますが、…なんか物足りないなあ。越谷大一に星野しずくちゃん、蕨ミニにチナツちゃんが出演してるのが目に付くくらい。まあ、県内の「劇場制覇」だけが目的なら誰が出演していようと構わないはずなんですが、それでもせっかく行くのだから、いいメンバーが揃ってるか、私をフラッと惹き寄せるような娘が出演してるところが1つくらいあるかと思ったんだけど…。気を取り直して東京都内に視点を変えます。と言っても、都内は新宿にあるポラ劇場3館は「週末には行かない」と誓ってしまったし、渋谷百軒店のポラ劇場周辺には私には破れない理性バリアーが張られていますので行けそうもありません。残った劇場の中では、…やはり無難にシアター上野かなあ。メンバーもいいし、混んでさえなければそこそこ楽しめそうだし。更に視点を拡げて神奈川県へ。大和ミュージックに麻生祥子さん出てるなあ、でも祥子ちゃん目当てで行くというのもあまりにベタな選択だし(笑)、…と目を移していくとある劇場の前で目が止まります。黄金劇場に麻美璃歌子ちゃんかあ。そう言えば、彼女のステージって去年6月頭の道劇以来観てないんですよね。その時の元気なんだけどどことなく漂う哀感あるステージに、「今度道劇に来たときにはファン宣言してみたいなあ」なんて思ったんだっけ。でもその後、彼女が活動をセーブしだしたこともあって、彼女目当てではないけれども彼女が出演してると思って行った去年6月結の黄金劇場や今年3月の(同じく)黄金劇場も直前でお休みになっちゃって、随分な無沙汰になっちゃってます。今の道劇ではソロの彼女が来ることもなさそうだし、神奈川県で一番好きで関東全体でも一、二番目に好きな黄金劇場だし、1年3ヶ月ぶりに璃歌子ちゃんのステージを観るのを今回の遠征のメインにしてみようか。後は気分次第で…、と言う訳でようやく本文− |
2002年9月22日(日) 横浜・黄金町 「黄金劇場」 です。結局この日は黄金劇場しか行きませんでした。いや、直前まで越谷大一か蕨ミニに行って埼玉県制覇への道を一歩でも進めておきたい気持ちもあったんですけど、前日の道劇でかなり疲れてしまい、オマケに前夜のリボン巻きを終えたのが午前3時半、起床が5時でロクに寝ていないこともあって、時刻表ソフトでチェックしたら移動に3−4時間を費やすような埼玉の劇場と黄金劇場をハシゴする気力が湧きませんでした。でも、終日黄金劇場で過ごすのもかなり体力・気力を消耗するので、昼はどこかで時間を潰さないと…。 小雨の降る中、ススキノのホテルを6時少し前に出発です。「濡れて参ろう」なんて歌舞伎(?)の名台詞を口にしたくなるようなそぼそぼとした雨に心地よく身を曝しながらすすきの駅に向かいます。途中、ススキノ市場近くで見た朝日の射し込む中、雨粒がキラキラしながら降りてくる光景はここ数年で(劇場以外で)一番美しいシーンでした。こんな美しいものを観れるなんて、早起きしてよかったと思ったのは何年ぶりかしら?雨に心も洗われたような清々しさに包まれながら、淡々と地下鉄、JRと乗り継いで千歳空港に移動します。この日の観劇活動を黄金劇場1本に絞ったのは、そんな心境のせいだったのかもしれません。どうせ麻美さんは私のことなんか覚えていないだろうし、彼女のステージが観たいだけで、今回はファン宣言する気もないので、羽田行きの機内ではひたすら寝てました。だって機内放送の演芸つまらないし、前の晩1時間半しか寝てないんだもの。 羽田空港到着、さて次に向かったのは、京葉線で海浜幕張です!千葉マリンスタジアムでの千葉ロッテマリーンズ−西武ライオンズの試合を観たくなったのです。今月初め、札幌ドームでの日本ハムファイターズ戦を観に行くことでファイターズファンになることを表明したのですが、やはり心のどこかにマリーンズファンとしての忸怩たる思いがあったようです。今季一度もマリーンズの試合を観ないままシーズンを終えてしまうのは、やはりマリーンズファンとしてのプライドが許さず、前日にライオンズの優勝が決定してしまった、事実上の消化試合であっても、いやライオンズにとっては消化試合でもマリーンズにはAクラスへの挑戦とか、ミンチーの最多勝と最優秀防御率、清水直の最多勝タイトル獲得とかの目的がありますから、まだシーズン真っ盛りなので見に行かねばならないのです。海浜幕張到着、電車を降りるお客さんの多いこと、もっともお客さんの殆どはメッセで開催中の恐竜博とかゲーム博とかのイベントが目的のようで、マリンスタジアムへのお客さんは疎(まば)らでした。羽田で降りたときに予想よりも涼しく、半袖Yシャツにネクタイと云う夏の遠征ルックで来たのはやや季節外れだったかなと思ったのですが、海風の吹くマリンスタジアムに入場して、その感を一層強くしました。涼しいどころじゃない、寒いっす!風のあまり当たらないゲート近くの席に座って観戦しましたが、ゲートが邪魔でレフト側のプレイはあまり見えないのよねえ(苦笑)。それでも肌寒いので、あとはアルコールでも呑んで身体の内部から温めるしかないのですが、試合終了後には今遠征のメインイベントである黄金劇場が控えてますので、あまり大酒も呑めず、ビールで我慢するしかありません。でも、ビールじゃあまり体は温まらないのよね(でも、オキニの売り子さん(^o^)から3杯も呑んじゃったけど)。しかも、寝不足にビールはてきめんに睡魔を活気づけてしまったようで、試合途中、3回から5回ぐらいまでの記憶がありません。気が付いたら2点先制されてました(苦笑)。そのまま反撃の機会もなく、0−2で試合終了。ウーン、優勝決定翌日のビール漬けのライオンズナイン(しかもカブレラ抜き)に完敗とは、やはり私が応援したからなのかなあ(笑)。 さあ、マリーンズファンモードはこれで御披楽喜です。ライオンズナインの優勝挨拶を観ることもなく、帰りのバスが混まない内に次の目的地に向かわねば。横浜・黄金町に行くにはどの交通機関が一番早くて安上がりなのかよく調べてませんでしたから行き当たりバッタリです。京葉線で東京乗り換えにすると東京駅乗り換えでメチャクチャ歩かされるからパス。じゃあバスで幕張本郷まで行って総武線か京成線経由で向かおうか。で、幕張本郷駅で両線の運賃を比べたらなんとなく京成線の方が安くつきそうだったので、京成線を選択します。が、幕張本郷って京成線の支線だったんですね。なかなか電車が来ず、来ても連絡が悪く、結局、都営地下鉄−京急線方面への特快電車に乗り継ぐまでに津田沼、青砥と2回乗り換えねばなりませんでした。結果的にはbad choiceな方になるんでしょうね。6時を過ぎた頃にようやく黄金町到着、マリンスタジアムを出る頃は何ともなかったけど、電車を降りると雨が降り始めています。駅近くのビジネスホテルにチェックイン、雨は次第に強くなってるし夏の遠征ルックではしんどいので、念のために用意したジャンパーを羽織って出発です。劇場到着は、ってホテルから歩いて3分ほどなんですが(笑)、6時半を少し回った頃。入場料4000円を払って入場です。スタンプカード持ってくればよかったね。 香盤はこうなんだそうです; 1.綾 五月 天狗 感想を書きますけど、トリの璃歌子ちゃん以外は、初見かそれに近い方ばかりなので、あまり大層なことは書けませんので悪しからず; 綾 五月−ベテランのお姐さんです。学校の先生にこんな感じの怖い先生が1人はいるよなあ、なんて感じの方です。でも、ある角度によってはキャリアよりもかなり若々しいお顔に見えるときもあります。天狗はちょっと地味だったです。 りりい−劇場のサイトの発表によるとこんな名前の娘なのだそうですが、場内のアナウンスでは違う名前だったような気もします。きっと前世は鯒(コチ)か鮟鱇(アンコウ)だったのでは、と思うような平べったい娘です。(ジュリア・ロバーツ似と云えばいいものを女の子を魚に例えるなよ;反省)結構明るい喋りをしてましたね。 シルエットショー−今回もステージに上がれず(笑)。 吹雪エリ−以前1度だけ行った今はなき札幌ニューカジノで観たようなかすかな記憶があります。やや小柄なベテランのお姐さんです。天板の希望者がなく、天狗ベッドに切り替えてました。どんな天板するのか観てみたかったんですがね。私が上がればよかったかな(笑)。 サニー和子−彼女もベテランのお姐さん、なんか今週は「ベテラン大会」みたいな香盤なのね(笑)。ビックリ顔のうつみ美土里に似た方です。キャリアに比して体が若々しく張りがあるのには感動しました。天狗ベッドでは、前半お客さんに張り型を持たせて挿入してもらうのですが、余計なことをしようとすると足で蹴っ飛ばされちゃうので注意しましょうね(笑)。 あいか−やや小柄な外国の踊り子さん。やる気のあるのかないのか分からないアンニュイなステージをする方です。ただ、笑顔がなんとなく癒し系っぽいとっつき易さも感じます。ポラ誰も撮らないので、撮ってしまいました。 麻美璃歌子−前述の通り、彼女のステージを観るのは昨年6月以来です。その時よりも少しふっくらしたみたいね。でも、チャーミングな出っ歯とエクボ(←誉め言葉のつもりです、念のため)の健康的な璃歌子スマイルは昔のままです。久し振りに観る彼女の出し物は薄緑色の天使、あるいは妖精さんかしら?とにかく、その姿が可愛らしい。昨日観た泉希ちゃんのように可愛い娘が可愛い格好をするのはもちろん可愛らしいのでしょうが、その範囲から少し外れた璃歌子ちゃんのような娘が、目一杯可愛らしく着飾るのも妙な現実感があってそれもまた違った意味で可愛らしい(と云うか愛おしい)のです。「天使ものは白に限る」という確たる信念を持っている私ですが、璃歌子ちゃんだけは許します。薄緑色の天使、かわいいんだからいいじゃないですか。元気で、健気で、自分の魅力を精一杯引き出そうと頑張ってるような彼女のステージ、観に来てよかったです。1回目はその姿に安心し、2回目はステージ対する姿勢に感動するのに気を取られてしまったので、これ以上あれこれ言うのは止めておきましょう。彼女のステージを観られただけで、今日の遠征は有意義なものになりました。遠征するほどではないけれども、旅先の劇場に乗っていたら、優先的に逢いに行きたくなっちゃう踊り子さん、そんな方が何人か私の胸中にはいるのですが、その中に彼女の名前を加えておきましょう。 ☆その他の雑記事項を2点− ・場内を見回して観ると、以前来たとき(3月)と幾つか変わったところがありました。客席の空調が新調されています(しかも2台と数も増えています)。照明機材もやや豪華になったように感じました。それに一番驚いたのがミラーボールが設置されていたこと。この劇場のこの入りでそんなに機器を更新・新調できるほどの余裕があるとは思えないのですが…。先行投資かなあ。でも、せっかくのミラーボール、あまり照明演出に役に立ってないのがここらしいと云えばここらしい(笑)。 ・投光兼場内アナウンスの従業員さん、1人が関西の方らしく、喋りの途中で関西訛りが出てきます。それも“浜村純”口調で(笑)。笑いをこらえるのに苦労しました。 11時10分前に終演です。なんかまだ劇場が終わったって気がしないよなあ。だって、道劇だったらあと2−3人はステージ続くんだもの。このままホテルに帰ってコンビニ弁当というのも虚しいので、たまには外食しようと黄金町近辺を雨の中散策しましたが、日曜の夜に開いてる店は少なく、結局最後はコンビニでお弁当買ってホテルへ。虚しいなあ(笑)。まあ、これも私が自身で選んだ道なのだから仕方ないね。明日も忙しいし、とっとと寝ますか。 |
次回からは再び時間順に日記は進行。9月最後の道劇編です。 |
2002年10月11日 19時08分40秒
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2002年9月21日(土)&23日(月) 2/3 |
2002年9月21日(土)&23日(月) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 それなりな満足感は得たものの、総体的に考えればやはり不完全燃焼の感は拭えなかった昨日の楽日。さて、今日からの3連休でその分を補いたいものですが。でも、タイトルを見ても分かるとおり、3連休の割には道劇に通ったのは2日しかないのは何故なんでしょう? |
先月下旬、暇潰しにネットサーフィンをして何の気なしにJASのホームページでアンケートに回答したら、9月まで有効の任意の往復区間での半額割引のクーポン券が当たってしまいました。片道分の料金で遠征出来るのですから、こんなおいしい話はありません。喜んで利用させてもらいましょう。ただ、問題はいつ行くかです。最近、私の中で(札幌の本家)道劇への思い入れが強まりつつあって、週末を劇場で過ごすにしてもまずは道劇を最優先したい気持ちがあるので、安くあがるからと云っておいそれと遠征したくないのです。それに8月結は泉希ちゃん、9月頭はさくらちゃん、9月中はひなたちゃん、と応援してあげたいチームの踊り子さんも出演しますし(9月頭は結果的に空振りだったけど;涙)、などとグズグズしている内に9月も終わりに近付いてきてしまいました。オチ続きの私に降ってきたささやかな幸運、このまま紙くずにしてしまうのはやはり惜しいです。9月結は泉希ちゃんが出演するし、麻矢絵美里さんもゲストでやってくるんだけど、1日だけお休みして遠征させてもらおうか。9月結は週末が2回来るし、3連休もあるから最大で5日劇場に捧げられる予定。1日だけわがままさせて下さい!と云うわけで、22日(日)に東京方面へ遠征することにしました。そんな初めに日程ありきの遠征なので、誰を目当てにどこの劇場へ行く、と云うところまでは詳細に詰めていません。まあ、お気に入りの娘がどこかの劇場に乗っているでしょう、位の軽い気分で行く方が楽しめたりするものですしね。ただ、新宿にある3つの劇場のように「週末には行きたくない」所とか、渋谷にある「頼まれたって行きたくないポラ劇場」とか、自分で決めたこととは云え、行ける劇場の選択の幅を狭めてしまってるのが裏目に出るかもね。 |
楽日の次の日だから初日だっ!の9月21日(土)篇; 睡眠不足はいつものこと、で8時にモーニングコールに起こされます。今晩はまた違うホテルに泊まらねばならないので、ゆっくりもしていられません。それなりに4時間寝て、昨日の肉体労働の疲れや腰の痛みは治まったのですが、肩の凝りはどうにもなりません。最近ずっとこうなんで、慢性化させちゃったかなあ。夕べのコンビニで夜食にと買ったパンを食べず仕舞いだったので、それを朝食代わりに摂りながら時間を過ごし、10時にチェックアウト。まずは荷物をコインロッカーに。ガチガチに凝った肩にカバンをぶら下げて街を歩き回るのは辛いですからね。朝食はホテルで食べたので時間潰しも兼ねて駅前通をブラブラ。街を通る風が心地いいです。でも、9月も半ばを過ぎて、暑がりの私でも涼しさの中に時折寒さを感じる位の気候になったんですね。次の週末には長袖シャツで来ないと体壊しちゃうね。ディズニーグッズのお店に行ったり、通りがかった果物屋で洋梨を衝動買いしたりして時間をテキトーに過ごして、残った時間は定番のミスドで。麻矢絵美里さんへのファンレターを書いて過ごします。そんなことをしていると、道劇に向かうのに程々な時間になっていました。最近の中では有益に時間を潰せたような感じです(^o^)。道劇近くのホテルにチェックイン、設備は古いけれども、家庭的な雰囲気とアーリーチェックインに気軽に応じてくれるので、悪くはないところです。荷物を部屋に置いて、軽く一服して、道劇に向かいます。 今週の香盤です; 1.卯月朱美 +ポラ そんな訳で、開演時に場内にいたお客さん、最近の普段の土曜よりは幾分多かったようだけど、料金ディスカウントを補うにはとても及ばない入りでした。それ以降、3回目前半までは平凡な土曜の入りでした。ただ、入りに比してはお客さんの反応はそんなには悪くはなかったような感じです。ただ、ポラが全くと言っていいほど出なかったのは、道劇のポラ劇場化を憂う私でさえ「1000円で入れたんだからおつき合いで1枚くらい撮って下さいよー!!」と心の中で願うくらいでした。このメンバーなら渋谷の某ポラ館なら3時間4時間は平気でかかったのでしょうが、時間通りに進まないことが常態化している初日なのに1回目は時間通り、2回目は10分早く終わっちゃいました(苦笑)。3回目からは観光客、酔客がメインの札幌道劇らしい夜の客席になってきて、ポラもそこそこ、時間もちょびっと押し。でも、4回目の荒れように関しては…後で一言言いたいなあ(-_-#)。そんな中、補遺の通りにラストまで場内とロビーを往復してました。 ステージを観た感想をちょびっと書いてみました; 卯月朱美−道劇出演はお正月以来です。3月結の渋谷OSでも観てるね。インドの舞姫です。振り付けも本場に近いようなグラインドを多用したエキゾチックなダンスです。静かなトーンで、でも濃厚なオナベッドです。着想や構成も一定レベルにあるし、ダンスも巧いし、身体能力も高いし、ベッドもエロティックだし、ほのぼのとしたポラも好感の持てる彼女のステージなのですが、アイラインのしっかりした彼女のメイクが表情を乏しくしてしまって、何をやっても同じ顔に見えてしまうのは惜しいなあ。 森川友絵−8月結以来2度目の道劇出演です。ヒップホップでのストリート系ダンスで1曲、そして「恋に落ちて」をバックにバスローブ姿からのベッドで1曲、と云うシンプルな構成のステージです。ウーン、ステージの構成としてはファーストステージからあまり進歩してないなあ。伸び盛りの新人なんだから、もう少し難易度を上げたものにした方が成長するんだけど。ただ、ステージ度胸はついてきたようで、ややがさつながら振りもしっかりしているし、元々リズム感はいい娘なので、それなりなステージには映ります。これで、ベッド中のムッツリ顔さえ直してくれたら誉めてみたくなるんだけどなあ。 逆転ストリップ−実優ちゃんも鈴ちゃんも道劇に出演するのは7月中以来になります。清水社長が第2の「繭ゑ&ひなた」に育て上げようとしているのか、過去に繭ひなの演じた「牡丹灯籠」を“みゆすず”で再演するなど「渋谷道劇の秘蔵っ子」的扱いを受けている2人ですが、どれだけ成長してくれたのかなあ。数週前に渋谷道劇でやったものの道劇での再演です。裸で登場して最後に衣裳を着ておしまい、と云う本来の逆転ストリップは実優ちゃんが演じ、鈴ちゃんのパートでは実優ちゃんと同じ衣装で登場して再び脱いでいく、と云う<再逆転ストリップ>を演じるという、二重構造が新しいと言えば新しいのかな。ただ、<逆転ストリップ>というジャンル自体は旧渋谷道劇時代からあるものだし、札幌に復活後の道劇でも藤繭ゑちゃんが演じたり、企画ものの中で夢野ひなたちゃんがやったりと決して新しいものではありません。勘ぐれば、劇場伝統の出し物を2人にやらせることで内外にみゆすずに対する劇場の期待の度合いをアピールする、と云う意図があるのかもしれません。本来はチームショーとすべき出し物のはずなのですが、ポラでばっさりその流れを切ってしまっているので、以下、それぞれのパートをソロステージとして感想を述べていきます。 花咲実優−素っ裸で登場、明るいノリの曲で元気にステージを飛びまわります。このノリはステージの最後にあるべきオープンショーのノリですね。やっぱり逆転ストリップです。その後、ポーズベッド、オナベッドという逆流を経て、オープンショーでOLの衣裳を着てゆきます。彼女のオナベッド、それなりなエロティシズムはあるのですが、まだ「清水さんから教わってます」感が強くて、彼女本来の味わいが発せられていません。もっとも、彼女のような正統派美少女なら今の水準で充分、変な色が付かない方が売れるのかもしれませんが。でも、それじゃ“繭ひな”にはなれないよ。 琴葉 鈴−実優ちゃんのパートがOL姿の彼女が椅子に腰掛けたところで終わり、鈴ちゃんのパートはそのラストシーンのまま、鈴ちゃんに代わっての<再逆転ストリップ>=普通のストリップです。衣裳を脱ぐところから始まるのもありますが、動きが乏しいです。オナベッドもなんとなく物足りない。実優ちゃんのキャラ「明朗、動」に対して、鈴ちゃんに対して観客が抱くキャラとして「清楚、静」の対照を狙った演出なのかもしれませんが、キャリアの浅い踊り子さんが静を表現しようとすると得てして動きのないつまらないステージになってしまう、という轍を踏んでしまったように感じました。 再び総合考察。渋谷道劇では連続して演じたことでチームショーとして観ることが出来たこの出し物ですが、今回は実優ちゃんのパートが終わって彼女のポラ、鈴ちゃんのパートの後に彼女のポラを入れてしまっているので、せっかくの道劇伝統の企画の面白みを観客に伝えようと云う配慮が欠けています。それに道劇の客層のニーズを全く読めていない。OL姿の実優ちゃんが出てきたってポラなんか売れないよ。その証拠に誰か勇気あるお客さんが衣裳を脱がしてエロポラ撮るとポラが売れ出すんですから(笑)。(前の週の渋谷ポラ館との客層の違いに実優ちゃん面食らったろうな…。でも、1人で何枚もサイン頼む無神経なマニアもいないから、平穏な休憩時間は過ごせたはずです)どうしても2人にポラやらせたいなら、鈴ちゃんのパートが終わった後に2人揃ってやればいいじゃん。みゆすずのツーショットポラだって撮れるし、それなりに売れると思うんだけどね。そんな素人にさえ思いつくようなことが出来ないのは何故なんだろうね。やはり劇場存続のためなら「秘蔵っ子」にまでポラをやらせて、踊り子を消耗品のようにしか扱えない演出者のセンス故なのかなあ?(←あっ、また毒舌モードになってしまった。これでますます渋谷ポラ館に行けなくなっちゃった;苦笑)もう1つだけ毒舌吐きます。フィナーレでの鈴ちゃんへのアナウンス「初ポラに挑戦しました…」って何?彼女のステージのメインはポラじゃないでしょ! 麻矢絵美里−道劇に出演するのは昨年11月以来になるんですね。長かったなあ。もっとも、その間に黄金劇場で何度か逢ってるし、先月は西川口TMでステージ観てるんですけどね。出し物は西川口TMで観たのと同じ出し物でした。その時は1回しかまともに観れず、「格好良かった」以外にはろくな記憶がなかったのですが、曲を聴いて思い出せました。アラビアンです。(蛇足;なんか最近、アラビア風のステージをやる踊り子さんが多い気がします)ベールで顔を隠した衣裳から覗く眼の鋭さと美しさ、やはり格好いいです。初めて観た絵美里さんのステージ「アラジン」の時もそう思ったような気がしますが、彼女にはエキゾチック、特に西アジアの姿が実によく似合います。そして、道劇の(往事より狭くなったとは云えまだ)広くて高いステージにはやはり彼女の肢体がよく似合うのです。足を高々と上げるポーズの見事さ、格好良さ。踊り子さんのステージを誉めるのに「格好いい」ばかり連発するのはどうかとも思いますが(笑)、ゴメンナサイ、私にとって絵美里さんはステージに映える姿の格好良さを楽しめる踊り子さんなのです。もちろん、ファンレターに書くネタに困って、つい明日の遠征の予定まで書いちゃったら、「いってらっしゃい」と声をかけてくれる細やかな優しさも好きなんですけどね。 泉希−先週に続いての出演です。出し物は雰囲気及び曲がどこかで観たような記憶はあるのですが、どうしても思い出せず、記憶力抜群の常連さんに尋ねて、ようやく昨年7月結にやった出し物だと分かりました。それじゃ思い出せないはずだよ。それに衣装を変えてるような気がするし、曲も時間が長くなった分、少し追加してるしね。それにその週は私は泉希ちゃんのステージで道劇の歴史に残るようなリボンを頻発してて、足をガタガタ震わせながら投げてたんだから、ステージの細かいところまでは覚えてないはずです。黒のブラに黒のレザーパンツ、ハードロックでのクールなダンスです。道劇でしか観れない彼女のホントにやりたいステージです。少し前までは、泉希ちゃんがこの手のステージやると、頑張ってるのは充分に伝わってくるんだけど「無理してるなあ」なんてのまでヒシヒシと伝わってきてたんですが、今回はそんな感じが全然しません。いかにも自然な動きでクールで格好いいのです。いつの間にそんなに上手くなっちゃったの?7月頭のソルジャーの頃はまだ「頑張ってるよー」レベルだったのに。思えば8月の出し物あたりから一皮むけたのかもしれません。格好いいダンスの後のベッドは一転カワイク攻めていきます。お客さんに向ける笑顔の愛らしいこと。ついお客さんも笑顔を返してしまいます。そしてややあっさりめのオナベッド、こちらも控え目なポーズベッドという流れです。先週の出し物がダンスは可愛く、ベッドは大人っぽくという構成で、今週のダンスは格好良く、ベッドは可愛くという流れと丁度逆だなあというのが面白かったです。オープン、1回目は異常なまでにハイテンションに飛ばしてましたが(寝不足でハイになってたのかな(^_^))、2回目以降、徐々にテンションが落ちてましたね(笑)。 フィナーレ−道劇チーム4名による「ピース」でのフィナーレ。振りが全然揃ってないけど、まあ、初日だから仕方ない、と云うことにしておきましょう(^_^;)。友絵ちゃんをセンターでトップに置くのは無謀な配置のような気もします(笑)。 リボン編の前に、1つだけその他編書かせて下さい; ・観光客と酔客でそこそこの入りになった4回目、ここ最近にないくらい騒がしかったです。これでも、最近はマナーがよくなったなあなんて評価していたんですが、かぶりつきに酷いのが1人でも座ると途端に他にも波及してしまい、全体の水準が酷くなってしまうのですね。以前なら投光さんが来てたしなめてくれたのですが、今は投光は1人で対応しているから、そうおいそれと持ち場を離れられないのは分かるんですが…。見かねて上手にいる一番酷い客に注意したのですが「まあいいじゃねえか」と聞く素振りを見せないので、「前から飛んでくる物に注意しとけよ」と捨て台詞を吐いてしまいました。それに、ポラが長々と続きます。まあ、1回目2回目が淋しかったから、少しくらいは大目に見てあげようと思ったのですが、実優ちゃんと鈴ちゃんのポラで衣裳を着せたり脱いだり、客の横柄な要求に健気に応えるのを見てたら居たたまれなくなりました。いいんだよ、酔っ払いの気まぐれな指定に丁寧に応じなくたって。実優ちゃんはポラ2週目だし、鈴ちゃんは初ポラで客あしらいに慣れてないんだから、こういう時には投光さんのアナウンスで流れを作ってあげなきゃイケナイですよ。それに時間も他の客がウンザリしだす前に切って欲しいよね。 ☆ではリボン編です; ・この日は2回目以降、絵美里さんと泉希ちゃんのステージに投げさせてもらいました。2人ともポーズベッドだし、結構な投数投げてしまうので、コンスタントに投げるのはこの2人だけ。予備のリボンまで出したら4回目、他の娘にも投げられなくはなかったですが、明日は遠征、リボン巻きで徹夜で出発、というのはしんどいので控えときました。 ・では自己採点、絵美里さんの部から始めます− 2回目:60点(低リボン−10点、天ぷら−10点、大天ぷらでステージ届かず−20点)投げ始めらしく、程々に悪い成績です。ここから今日1日でどこまで上がりますか…。 3回目:90点(低リボン−10点)「どこまで上がりますか…」と言った次のステージでこんなに高くなるとは思いませんでした(笑)。 4回目:80点(下手客引っかけ−10点、オープンでニアミス−10点)騒がしい客席に苛つきながら、「こんな酷い客にはぶつけたって構わない!」と開き直って、遠慮なく盆に投げましたが、こういう時に限ってあまり失投しないんだよなあ。捨て台詞を吐いた客にはぶつけたかったんだけど。 ・次いで泉希ちゃんの部− 2回目:80点(低リボン−10点、投げそびれ−10点) 3回目:80点(はぐれリボン−10点、散らばり−10点)コンスタントな点数です。お守り代わりの若葉マークをロビーに置いてきたとは思えません(笑)。 4回目:100点(イライラしながらの無軌道投げで−10点、泉希ちゃんの頭越えで+10点)昨年11月11日にオープンで泉希ちゃんの頭部にぶつけて以来、トラウマになって盆にリボンを投げられなくなっていたのですが、10ヶ月ぶりに投げられました。しかもちゃんと彼女の頭上を越えて飛んでいきましたし。でも、これも客席の品の悪さにイライラしてたからなんでしょうけど。 日付が変わらんとする頃に終演です。昼と夜で落差の大きい初日でした。明後日は両者の中間の入りがよくてマナーのよい日になって欲しいなあ。ホテルに帰ってリボン巻き、258本を150分かけて巻きます。巻き速度は34.9秒!1の位で四捨五入したら30秒じゃん。夢の大台越えも夢じゃなくなってきたのかも。でも、それよりも明日は5時には起きなきゃいけないんだよね。巻き速度に喜んでいる内にもう3時半だよ。1時間半しか寝れないよー。 |
遠征帰りの9月23日(月)篇; モーニングコールに起こされたのが午前6時、それなりに寝てはいますが最近の慢性的な睡眠不足もあって、さわやかな朝というわけにはいかなかったです。身仕度をして7時にホテルをチェックアウト、遠征帰りには別にYシャツにネクタイと云う遠征ルックをする必要はないんですが、なんとなく道外にいるときはこの格好の方が落ち着くので、遠征ルックにしてしまいます。祝日だというのに、京急線の車中はそれなりに混んでました。出勤する方が結構いるんですね。羽田空港で衣類の入ったカバンを発送してしまい身軽に。まだ朝食を済ませていないのですが、メールチェック等々をしていたらいつの間にか搭乗開始時刻になってしまい、朝食ヌキのまま千歳空港へ。機内では泉希ちゃんへ渡す今週のステージの感想などを書いて過ごします。千歳空港到着、もう東京と千歳でそれほど気温差を感じなくなりましたね。新札幌で地下鉄に乗り換えて大通で下車、普段使わない出口から出ようとして迷ってしまいます。札幌滞在年間100日にならんとするのにいまだに道に迷うとはね(苦笑)。ようやく地上に出て心地よい秋風に吹かれながらススキノへ移動。今日もミスドで開場までの時間潰しです。午後1時15分前に道劇に到着。入り口にいた支配人さんに「おかえりなさい」と言われてしまいます。「昨日来なかったから、どこかに遠征してるな」と思われてるんですね。図星ですので、素直に白状します。まだこの日記では白状しませんけどね(笑)。 しつこいかと思われる方もいましょうが、この日の香盤を再掲してみます; 1.卯月朱美 +ポラ そんな中、4回目の卯月さんまでいた中での感じたこと; ・開演前、リボンの準備をしているとお客さんに声をかけられました。平日に道劇に来たときによく見かける方です。少し話している内に北見から夜行バスを使って道劇に来ている方というのを教えてもらいました。根室本線方面だけじゃなく、石北本線方面からも道劇に通っているストリップファンがいたんですねえ。北海道ってやっぱり広いよなあ。函館方面から来ている方がいるのは知っているので、あと残るは宗谷本線方面か…。特急「利尻」で道劇に通っている方、おりましたらメール下さい(笑)。 ・<逆転ストリップ>の構成が変わっていました。実優ちゃんのポラが終わって、再びオープンになって実優ちゃんが服を着ます(服を着てゆくのだから、「オープン」じゃないような気もします(^_^))。そして暗転、次のシーンではドジな新人OLの実優ちゃんとお局OLの鈴ちゃんとの絡みがあって、新人教育に疲れたお局様のストレスが高じて…と言う流れで鈴ちゃんのベッドに入っていきます。こちらに来ていた渋谷の常連さんによると、渋谷道劇ではこのヴァージョンで公演したのだそうです。ステージを観て感じるストーリーは初日のヴァージョンとはかなり変わってきます。どっちがいいかというのは難しいけど、<逆転ストリップ>という語感からは初日の方(ポラがなければなおいい)に軍配を上げたいなあ。 ・フィナーレも友絵ちゃんのお休みに伴って、ひなたちゃんがセンターでトップという配置でしたが、やはり動きはバラバラ(苦笑)。いつになったら揃った振りでのチームフィナーレを観られるのでしょうね。 ・ただ、ひなたちゃんがいることで泉希ちゃんが更に明るくなったような気がします。3回目の泉希ちゃんのオープンにひなたちゃんが乱入。自身のオープンでは最近しなくなった大暴れをしていきました。詳細はリボン編で。 ☆と言うわけでリボン編です; ・この日も3回目まで、絵美里さんと泉希ちゃんのステージに投げさせてもらいました。ひなたちゃんには3回目に投げさせてもらいました。ひなたちゃんの「ジャズ・シンガー」はマイクにリボンを引っかけてはイケナイので、結構気を使うのです。 ・では絵美里さんの部の自己採点です− 1回目:70点(低リボン−10点×2、小しだれ−10点) 2回目:80点(低リボン−10点、はぐれリボン−10点) 3回目:70点(握り損ない−10点、ポーズで手に引っかけて−10点、噴水リボンがゴンドラに引っかかり−10点)引っかけたことを謝ったら「私がポーズ変えたのが悪いから」と気を遣ってくれる彼女の優しさに胸がキュンとしました。 ・続いて泉希ちゃんの部− 1回目:80点(投げそびれ−10点、ベッドラストでタイミングを早まり−10点)1日休むとタイミング忘れちゃいますね(苦笑)。 2回目:80点(投げそびれ−10点×2)握りに手間取っている内に…。 3回目:70点(小しだれ−10点×2、ひなたちゃんにリボンを奪われて−10点)乱入したひなたちゃんがリボン挑発してくるのでちょっと低めに投げたら飛びつかれてしまい、そのまま奪われてしまいました。ひなたちゃんもせっかくの代演、楽しみたかったんだろうな。 ・そしてひなたちゃんの部− 3回目:失投なし 期待外れでゴメンナサイ。でも、普段投げる定位置近くにどっかと座ったお客さんがいて、後ろから投げてもよかったのだけれども、マイクに引っかけるリスクが高いような気がしたので、お客さんには悪いと思いながら、定位置から投げました。お客さんにぶつからないようにぎこちなく投げた割には失投がなかったのは、最近の私の技術の高進を実証できたようで嬉しかったです。 香盤変更で時間進行はガタガタ。4回目の実優ちゃんまでは観れるかな?と思ったのですが、トップの卯月さんまででいっぱいいっぱいでした。4回目から見るからに柄の悪そうな酔客が来だしたのが気になりますが、場内監視係が出来ないのが心残り、投光さんの目配りに期待しておきましょう。結局、今日も夕食を食べに寄れず、夕食はコンビニ弁当です。なんとなく夜行で寝られず、頻りに寝返りを打ちながら長い夜を過ごしていました。 |
次回の日記はいよいよ私の遠征の内容が明らかに!9月22日(日)篇をお楽しみに。 |
2002年10月01日 02時40分11秒
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2002年9月20日(金) 訥々と楽日 |
2002年9月20日(金) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 そう言えば、(社会通念上広く用いられている7日=1週制による)先週の土曜日は休日出勤したんでしたよね。その代休はいつ取ろうかなあ。やっぱり金曜の楽日に充てて、そのまま3連休に突入させちゃおうかなあ。と云う訳で楽日の道劇を楽しんでくることにしましたが…。 |
当初予定では、前日の夜行で札幌入りして最初の公演からじっくり楽日のステージを堪能するつもりだったのですが、運悪く職場総出の作業と日程が重なってしまいました。一応、こっちは職場公認の代休日なのだし、本音なら大手を振って休めるはずなのですが、今回の作業は力仕事系だし、力仕事ではそれなりにあてにされてる私が職場黙認の理由(^_^;)でそれをバックれたように思われては後々に禍根を残すことになりかねないので、今回は涙を飲んで日程変更。また6000円高くついちゃった(最近こんなケース多いよなあ;涙)。作業終了後、直ちに札幌行きの特急に乗ることにしました。こちらの目論見では午前中におおよそのカタを付けられると踏んでいたのですが、思ったよりも大がかりな作業になったこと、時間を気にして働いているのは私だけ(苦笑)で他の面々は1日仕事のつもりでのんびりとやっていること、でお昼になっても半分済んだかどうか…。目論見はあっさりと崩れてしまいます。午後一の特急に乗れれば3回目のステージから観られたんですが、それは幻に(T_T)。次の特急は午後4時台、それなら楽日の最終ステージを一通り観られるので、なんとかそれには間に合わせねば。それもダメだったら、午後6時台にまでずれ込むのですが、それだと最後の2人しか観れないからなあ。だったら、楽日に行くのは諦めるしかないかなあ。そんな思惑に懊悩しながら午後の部スタート、もう人にペースを握られてはいられません。時間のかかりそうな仕事を率先して引き受けて、テキパキと片付けます。こんなに積極的に仕事したのって久しくなかったような気がします。しかも、ホントは休日なのに(苦笑)。私の奮闘(^^;)のおかげでようやく作業終了!で時計を見ると午後4時10分前、4時台の特急まで後30分ありません。同僚への挨拶もろくすっぽに、ダッシュで身仕度、愛車を飛ばして駅に急ぎます。法定速度を遵守してたら間に合わなかったのでしょうが、(密かに開発したワープ航法を使って)なんとかギリギリ特急に間に合いました。よかった…。でも、指定席が満席で自由席も空きがなく、帯広までは立ちっ放しでした。力仕事の後での立ちっ放しはキツイっす(汗)。帯広で降りたお客さんの席をなんとか確保して一安心。指定席とは少し違う自由席らしい庶民的でのどかな雰囲気を感じながら札幌までの時間を過ごします。最近、どうにも肩の凝りが治らないし、今日の作業で足首と腰を少し痛めたし、全身的に疲労を感じているのですが、寝るわけにはいきません。今日渡す予定の純川セレナちゃんへのメッセージを書かねばなりません。「懲りもせず、またファン宣言?」という読者の皆さんのあきれ顔が目に浮かぶようですが(笑)、もう「これはステージの感想を伝えるだけ。ファン宣言じゃない」とか「単に彼女のデビュー1周年(9月22日)を少し早いけれども祝福してあげたかっただけ」とかの弁明はしません。セレナちゃんみたいな娘に惹かれるのは私の性(サガ)なのだから、その性に従ったまでです。ただ、彼女には長く続けて欲しいから、敢えて宣言すべきではないと云う私の中の良心の声もあったんですが。ジンクスの神様のお目こぼしにかすかな望みをかけてみましょう。あれだけ猛威を奮ったんだから、そろそろ神様も飽きてくる頃かもしれませんし。 定時より数分遅れで札幌到着、道劇へと急ぎます。しかし「急ぎます」ったって、今回は今日も含めて4日分(内1日は遠征)の荷物なので、普段よりもカバンが大きくかつ重く、道劇までの道中なかなかしんどかったです。それでも8時半を少し回った頃に道劇に着けました。 香盤を再掲しておきましょう; 1.安西絵奈 +ポラ で、場内に入ってからの出来事を訥々と; ・お客さんの入り、金曜夜としてはまあまあな入りに感じました。マナーもまあまあ、ノリもまあまあ。だから、誰かのマナーの悪さにイライラいたとか、キレたとかもない、平和な楽日でした。 ・3回目のフィナーレはこちらが期待したとおりの仮装大会でした。ひなたちゃんは八百屋さんだし、泉希ちゃんはタイガーマスクだし、セレナちゃんはツナギで工場の兄ちゃんだし、樹ちゃんはマッパに尻っ尾だし、愛唯ちゃんは…何だったっけ(笑)?の相変わらずのコンセプトの無さ(^_^)。こんな豪華なメンバーでこんな楽しいフィナーレを観られるのは今度はいつになるのかなあ。 ・フィナーレの時に車中で書いたメッセージカードと安物のプレゼント渡せました。プレゼント、ホントに安物だけど、手間はかかってるし、私にしてはセンス悪くないと思うんだけど…。手紙を渡されたセレナちゃんが、工場の兄ちゃんの格好ではしゃいでいたのが急にかしこまったのがなんかおかしかったです。 ・泉希ちゃんのステージの1曲目、愛唯ちゃんとひなたちゃんが乱入。全く知らされていなかったらしい泉希ちゃん、パニクってましたね。そういう時にアドリブでダンスが出来ない彼女なので、ダンスはハチャメチャでした(苦笑)。まあ、そこが彼女らしいところでもあり、私が好きなところでもあるのですが。 ・あ、そうそう。泉希ちゃんの衣裳。オリジナル(2月中)の時の緑と橙色の可愛いカワイイ衣装になっていました。16日にも1回目はそれだったんだけど、2回目から今週限定(?)の白いドレスに戻っちゃったんだよね。やっぱり、楽日に観に来てよかったぁ。 ・道劇チームの合同ポラ、セレナちゃん、樹ちゃん、泉希ちゃんの3名だけでした。杏莉ちゃんは明日からの出し物のレッスンに専念させてるのかな? ☆訥々と書いたら、早くもネタ切れです。リボン編に移りますね; ・この日は4回目のセレナちゃんから、投げられるだけ投げることにしました。結果として、愛唯ちゃんまでの5人に投げられたので成功です。 ・では自己採点です− セレナちゃん:70点(低リボン−10点、オープンで流れリボン−20点)あーん、今週は大失投なしで終えられると思ってたのにー(泣)。盆に撒いた紙吹雪を片付けていたもう一人のリボンさんのことを気にしながら投げたのが敗因かしら? 樹ちゃん:80点(低リボン−10点、天ぷら−10点)前のステージのセレナちゃんのこともあるので少し慎重に。 泉希ちゃん:失投なし だと思います。 ひなたちゃん:失投なし 2人続けて失投なしなんて初めてじゃないかしら? 愛唯ちゃん:80点(低リボン−10点、オープン途中でリボン切れ−10点)ベッドで予定よりも投げ過ぎてしまい、オープンには3投しか残ってませんでした。不覚。 4回目、ポラがまあまあ売れたのもあって、終演はやや遅れて12時10分前。投げたリボンは体積がかさむので、手提げ袋1個分増えた荷物を両肩、両腕に抱えてホテルに向かいます。…楽しい楽日だったけれども、やはり疲れた。コンビニで買ったお弁当をかきこんで、シャワーを浴びて、リボン巻き開始です。258本のリボンを途中5分の休憩をはさんで実質155分で巻き上げます。1本当たり36.0秒、新記録!なのかもしれないけど、そんなことで喜ぶような余力はもう残ってません。明日は初日、明日のために寝ときましょう。 |
次回は1夜明けた9月結初日の道劇です。 |
2002年09月26日 03時04分03秒
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2002年9月14(土)−16日(月) 毀誉褒貶 |
2002年9月14(土)−16日(月) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 今年は敬老の日が日曜日と重なり翌16日が振替休日となったので、土曜日から3連休です。当然の如く3日間を道劇に捧げる、と云う書き出しで始めたかったのですが、不幸にも土曜日に珍しく休日出勤を命ぜられてしまいました。まあ、仕方ないね。それでも日曜、月曜と2日は道劇に通えるもの、と云う心積もりで居たのですが…。後は本文で。 |
やっぱり9月14日(土)篇から始まっちゃうのです; だって、今週の道劇って、久し振りの丘乃愛唯ちゃんに夢野ひなたちゃん、知奈樹ちゃんとただでさえ私好みのすごくいいメンバーなのに加えて、13日からは今週は関西ニューアートに出演するはずの泉希ちゃんまで出演してるんだもの。泉希ちゃんの件は、関西ニューアートが前の週にガサ入れをくらって今週は休業になったのに伴ってのことなのでしょうが、それでも敢えて香盤を変更してまで泉希ちゃんを出演させてくれるのが嬉しいよね。これであとは藤繭ゑちゃんさえいれば、渋谷道劇オープン以前に道劇でデビューした娘が勢揃い!となる道劇ファンには夢のような香盤なのですから、休日出勤もなんのその、勤務終了後ソッコー駆けつけなくてはいけないでしょう。と云うわけで、土曜の夜行での出発を変更して1本早い午後6時台の特急で札幌に向かうことにしました。交通費だけでも夜行の往復よりも6000円近く高くつくし、土曜の宿の分も含めればおよそ1万円ほど出費が増えるのは痛いですが、夢と情熱のためにはそのくらいで痛がってはいられません。この情熱をいつまでも保てるとは限らないのですから、悔いを残さないようにしなくては。 5時に勤務完了、一旦家に戻って身だしなみを整えてから出発したかったのですが、後片付けに時間を食ってしまったので家に戻るヒマはありません。簡単に身繕いだけして、いぶかしむ同僚を尻目に駅に向かいます。一応、よそゆきの格好して来たつもりだったんだけど、上着だけはうっかりして作業着のままでした(笑)。ガラガラな特急車中、最近の寝不足を居眠りで補いながら過ごします。思えば、この時間帯の特急に乗るのは8月結にもありましたね。その時は「作家気分」体験のため(^_^;)だったんだけど、従業員さんには「トリの泉希ちゃんのステージだけでも観に釧路から飛んできた」と思われたんだっけ。今週も泉希ちゃん出演してるし、きっと今日もそう思われるんだろうな(あながち外れてるわけでもないし)。でも、特急の札幌到着は22:32、直行しても道劇到着は早くて22:45、トリの2人前の泉希ちゃんのステージに間に合うかは微妙なところだなあ。お願いだから、特急遅れないでね。それと樹ちゃん、今日ばかりはポラで執拗に粘ってもいいからね(苦笑)。途中、南千歳到着の時点で5分遅れというアナウンスがあり顔が青ざめましたが、なんとか挽回してくれたようで定時に札幌に到着です。改札を抜け、地下街を脇目もふらずに早足で抜けて地下鉄改札を通過しましたが、間一髪目の前をススキノ方面行きの電車が出発してゆくところでした。ついてないなあ。早足でなく走ればよかった。いや、いっそのことタクシーにしとけばよかったかなあ。次の電車まで8分も待たねばなりません。8分=約2曲分か…。こういう時の8分って長いよなあ。ようやく来た電車に乗ってススキノへ。そして早足で(走ろうと思ったけど、道も混んでたし、重いリボンキットを持っては走れませんでした)道劇へ。ここ最近、土曜日に来るのを欠かすことのなかった私が今頃来たので、従業員さんも驚いてました。それとともに「もう始まってるよ」だって。泉希ちゃんのステージのことですね。やっぱり間に合いませんでしたね、残念。でもまだダンスパートらしいので、ベッドからでもと慌てて階段を過上がり、荷物をロビーに放り出して場内に駆け込みます。ロビーが随分様変わりしてたような気がしたけど、それに関しての見解は明日まで取っておきましょう。 明日のパートで再掲するつもりなので、今日の所は香盤をごくあっさりと; 1.安西絵奈 +ポラ 先に来ていた常連さんの話では3回目まではそれほどポラ押しもなかったとのことで、ほぼ時間通りに23:50に終演です。すすきの駅のコインロッカーにリボンキットを預けて、「丼や」で夕食を摂って(特急の中でパン食べたんだけど小腹が空いちゃって(^_^))今宵の宿のカプセルホテルにチェックインです。満腹でお風呂で体を温めてカプセルに潜り込みましたが、特急での居眠りのせいかなかなか寝付けず、2時過ぎまでカプセルの中で寝返りばかり打ってましたが、それでもいつの間にか眠りに落ちたようです。さあ、明日からが本番です。 |
で、本番1日目の9月15日(日)篇; 寝付きの悪いカプセルだったこと、周りの音に反応してしまったこと、札幌で午前2時台に寝られることなんか滅多にないこと、等々の理由が重なったのでしょう。7時には目が覚めてしまいます。アラームは8時にセットしてあったけど無駄になっちゃいました(笑)。でも、こんな時間に目が覚めても、カプセルのテレビは有料だし(100円で3時間見られるんだから、それくらい出せばいいのに変なところで吝嗇な私(^^))、ホントにすることがありません。ウダウダしながら狭いカプセル内をゴロゴロして過ごします。それでもウダウダも9時までが限度、仕方なくカプセルを出て、9時半にホテルを出ます。今度からは100円払ってテレビ見ようっと。でも、それなりに寝られたので気分は爽快、マクドで朝食兼時間潰しの後に、久方ぶりに街を歩き回ってみようという気分になったので、あちこちのお店を巡ります。つい改装中の丸井今井南館(旧:長崎屋ビッグオフ)でコンサドーレショップを見つけてしまい(以前丸井今井の一条館にあったものが移転したらしい)、ジャージを衝動買いしてしまいました。あまり動き回るのも考え物ですね(笑)。これ以上動き回って財布が軽くなってはヤバイので、あとはミスドでじっくりと時間潰し、昨日着てきた作業着は今日のような好天だと暑いくらい。脱いじゃってホテルに置いてきた方がいいですね。そろそろホテルもオフシーズン料金になり、冬に常宿としてきた鴨々川沿いのホテルも料金が安くなってきたので、今宵はそこに投宿します(バスなしシャワー付きで格安の部屋があったので、そこにしてみたのですが、トイレの脇にシャワーがホントに取って付けたように据え付けてあったのには笑えた。私のようにシャワー浴びて寝るだけの人には浴槽の有無は関係ないんで今後も使うかも)。荷物だけ預けて劇場に向かいましたが、時間配分を間違えてしまい、このままでは12時半には劇場に着いてしまいそう。それじゃあんまりなので、辺りを1周半くらい遠回りして(笑)なんとか1時15分前くらいの到着にしておきました。道劇のある通りの客引きさんにはすっかりストリップ劇場の常連だというのがバレていて、しばらく前からは声をかけてくれなくなっているですが、最近また声をかけられるようになってきました。けど、その誘い方が「たまには観るだけじゃなく、する方にも来て下さいよ〜」なのが微笑ものです(^_^)。ウーン、時間とお金さえあればね…。でも、従業員さんや常連さんや外出した踊り子さんに目撃されるとマズイから、劇場の通りにあるお店にはやっぱり行けないなあ、ゴメンナサイです。 昨日あっさり紹介した香盤、今日はしっかりと再掲です; 1.安西絵奈 +ポラ 香盤上は泉希ちゃんまでの5組がポラという形になってますけど、実際にはセレナちゃんから泉希ちゃん(&杏莉ちゃん)までのポラは泉希ちゃん(&杏莉ちゃん)のステージ終了後に4人(3組)まとめて行います(集合ポラも撮れます。けど、それに関してはちょっと複雑な気分)。だから、3組のステージはオープンもあるし(時間押しによるオープンカットなし)、以前の道劇の娘のステージの流れのようにスムーズに流れていきます。今回の合同ポラは、泉希ちゃんのステージを組み入れる時間を作るために3人分のポラをまとめて行って時間を節約しようと云う窮余の策なんじゃないかな。それに関してはメリット、デメリット色々あるので、あとでじっくりと。 補遺の通りにラストまでいました。お客さんの入りは日曜日にしては上々な方でした。3連休の中日と云うことで、夜になってもそれほど入りが落ちることはなかったような感じでした。それに、プチ道劇大会の感を呈した今週のメンバーの豪華さ故か、渋谷道劇の常連さんを始め、遠征で来たらしい方も多かったです。私が最近の日記で触れたその行動のあまり虫の好かない方々の姿も目に付いたのは、劇場としては好ましいのでしょうが、個人的にはなんだかなあ。特に7月頭の日記で糾弾した方にまた道劇で会うとはついてないよなあ。彼が来たのは道民デーだからなのかなあ。 感想を書いてみます; 安西絵奈−先々週の8月結以来2週ぶり。なんか出演インターバルが並の専属さんより短いなあ(笑)。きっと急な出演者変更に伴う代演を引き受けてくれたのでしょうから、感謝せねばなりますまい。だから、出し物が先々週と全く同じだからと云って、苦笑してはイケナイのです。ちょっとレトロな感じのするチャイナドレスでのダンスと、スラリとしたプロポーションの美しさと、ちょっと地味目なオナベッドと、爽やかに粘るポラを、微笑しながら観ていました。 麻川梨乃−道劇に出演するのは初めて。そして初見です。ふっくらタイプで童顔だし、可愛い娘だななんて第一印象を持ったのですが、結構なキャリアのある踊り子さんなのだそうです。白いドレスに白いパラソル、シンディー・ローパー2曲でダンス。ベッドは細目の張り型での天狗ショー。今ひとつ魅せ場がないまま終わってしまったような感じ。 純川セレナ−彼女も2週ぶりの出演です。ポラに頂いたコメントによると今回のテーマは「仮面ライダー龍騎」とのこと。東映系特撮ものの好きな彼女の趣味そのまま(笑)です。オフの間に造ったであろうライダーをイメージさせる黒とシルバーの被り物っぽい衣裳です。ただ、ストロンガーでライダーシリーズからは卒業してしまったオジさんの私には、一見拵えがロボコップに見えました(笑)。途中、ストーリーを感じさせるパートも少し織り込んでいますが、これまでの彼女のソロにありがちな難解さ(あるいは独りよがりな演出)はなく、素直に彼女の趣味に奔ったステージという構成です。「趣味に奔った」なんて表現をしてはいますが、大柄でがっしりした体型の彼女がヒーローもののコスプレをするとやはり凛々しいし、やや大雑把ながらビシッと決まる振りも迫力があって格好いいし、こういう路線の彼女ってのも悪くないのです。デビュー1周年を翌週に控えて、また少し進歩したかな? 知奈 樹−道劇のお客さんを唖然(.o.)とさせた8月頭以来の出演です。今回の出し物は7月中にショーアップ大宮で観たときと同じ赤と黒のフラメンコもの。それまでの「何をやってもハードロックダンスの樹君」とは一味違う方向への広がりが感じられる作品で、初見の時、もう一遍道劇で観たいなと思ったのですが、ようやく叶いました。前回の衝撃がまだ生々しかったのもあったのでしょうが、佳かったです。衣裳もダンスもラテンものにしてはいますが、軸はしっかりと“知奈樹風”なステージなのです、良きにつけ悪しきにつけ。それを彼女らしいと思える人にとっては、一風変わった彼女のステージに新鮮さと今までは見えなかった魅力を見出すのだろうし、逆に「同じじゃん!」と感じてしまう人には、相変わらずのステージにしか映らないだろうし。それが樹スタイルなのですが、反面今の人気の伸び悩みの原因でもあり、…難しいね。ステージを務めているときの彼女が好きな私には、今週のエスニックな味付けの彼女は時に鳥肌が立つくらい美味なのですが、感覚がひねくれている私が彼女を褒めようとするとかえって贔屓の引き倒しになったり、褒め殺しになったりしかねないので、無理に褒めないでおきます。いいんです。彼女の魅力が分かる人だけ分かってもらえれば。あ、そうそう、今週ここまで彼女のステージを褒められたのは、ポラが後回しにされたのが大きいです。それに、合同ポラでも彼女のトークもかなりブレーキがかかってたし(普段のポラで彼女が過剰なまでに喋るのは、やはり沈黙の間が嫌いなんだろうな…)、彼女以上に泉希ちゃんの喋りの方がヒートアップしてたから、それほど樹ちゃんの喋りに苦笑いすることはなかったです。 泉希(&安藤杏莉)−関西のケーサツさんのおかげで今週も泉希ちゃんのステージを観られることになりました(早まって遠征しに行かなくてよかった)。今週の出し物は向こうで出す予定のものだったのかな?おそらく2月中にやったロリロリもののステージの再演だと思います。ただ、その時とは衣裳が違っていて白のフリルのドレスで、ダンスの振りや泉希ちゃんの演じるキャラがなんとなくそれっぽいと云う程度のあやふやな判断ですが。とにかく泉希ちゃんがかわいいのです。最近は、技術的な進歩に加えて外の劇場に出たことで精神的な面でも成長してきたのがステージからも滲み出ているのですが、今回はそれ以前に作った出し物というのもあって、ダンスパートでは泉希ちゃんのかわいいキャラを前面に押し出しています。そして、ベッドでは前半のロリータの繭から羽化した蝶のような妖しくそしてコケティッシュな姿を魅せてくれます。オナベッドもパンツをお股に食い込ませたり技巧も多彩になってきました。オープンは14日からデビューした新人・安藤杏莉ちゃんと一緒に。杏莉ちゃんの手を引きながらポーズをする光景は微笑ましかった。少し前までは、道劇の新人さんはこうやってオープンに参加するところからステージに慣らしていったんだよなあ。杏莉ちゃん、キョトンとした感じの眼はウチのパートのRさんに似てるような気がするんだけど、それじゃ誰も分からないし…。泉希ちゃんの方に目がいってたんで、あまりしっかり観てませんでした。 夢野ひなた−8月頭以来です。出し物は7月中に道劇でやった出し物(「マダム」と云うらしい)の再演です。7月の初演の時は事情があって1日しか観に行けず、いいステージだっただけに「もっと観たいなあ」と悔いを残したので、この再演は大歓迎です。黒いソファに横たわる白いドレスの有閑夫人、ラジオを聴きながらのその淑やかな秘め事、そんな世界が'20年代を思わせるジャズナンバーを中心にした曲を背景に気怠げに進展していきます。時代設定と音楽の相乗効果でしょう。そんなステージの“流れ”がたまらなくいいのです。「ピエロ」のような素の彼女に近い明るいキャラのステージも捨てがたいのですが、やはりひなたちゃんの表現力を活かせるのはこんな現実から少し乖離した世界。客席とのアイコンタクトを楽しむかのような彼女の視線にまだ目覚めていない彼女の持つ魔性を感じたりして。ラストシーン、ソファに身を投げ出す彼女の白い裸身とソファの黒とのコントラストが印象的。 丘乃愛唯−前回の出演が6月中だから、3ヶ月ぶりだよー。今年に入ってから、道劇での愛唯ちゃんのステージは樹ちゃんとのチームでの「陰陽師」、渋谷道劇オールスターでの企画もの「スフィンクスの謎」に「西遊記」と来て、6月のソロは「夜桜お七」と丘乃愛唯ちゃんのポテンシャルを知るファンにとってはやや物足りない出し物が続いたのですが、今回はアラビアンです。これも傍流なのですが、幹に近い分だけまあ許容範囲かな?7月にショーアップ大宮で観たときも感じたのですが、ちょっとふっくらしてきたような気がします。ダンスは今更ながら巧いです。衣裳こそアラビアの舞姫ですが、振り付けは現代風な動きをかなり取り入れて、それなりな「丘乃愛唯風」にアレンジ出来ています。ダンスとベッドの間につながりがないのが引っかかると言えば引っかかるかな。ベッドはオナベッド、クールに流れていきます。彼女の身のこなしや表情に風格のような圧倒される感覚を覚えました。キャリア2年半、二十歳にしてここまでのオーラをまとえるようになるとは(驚愕)。今や、自分が道劇トップと云う自信から来るのかもしれません。 フィナーレ−「ザ・デビュー」でのフィナーレです。…懐かしい、と云うか、この曲を吹き込んだ頃の道劇三人娘の内、今も元気で道劇のステージに上がってるのは1人だけじゃん。1人は道劇を去り、もう1人も…。なんでこの曲でフィナーレなんかするかなあ。 ☆結構書きたいことのあるその他編; ・今週は「毎日誰かが得をする」というキャッチフレーズの下、日替わりで入場料割引企画があります。例えば、初日は「1回目開演までの入場者は1000円で入場可」、昨日は「道外から来たデー(北海道以外からの来場者は終日3000円)」、今日は恒例の「道民デー(北海道民は終日3000円で入場可)」と云う具合。でも、待てよ…、今月もスタンプカード持参で終日3000円で入場可、と云うのは継続されてるんだから、私にとっては今日は道民であるかどうかに関わらず3000円で入れる日なのですよね。そうやって考えると、10日間の内、私が本当に得を体感出来るのは初日だけ。そもそも、場内掲示やホームページの案内を見て今回の企画を知るような人は道劇に来たことがあればスタンプカードは捨てないで持ってるだろうし、今回の企画、ストリップファン向けと云うよりは、一般のお客さん向けの話題作りが主目的なのでしょうね。 ・ロビーに来てビックリしたことがあります。ロビーにパチスロやらスロットマシンやら麻雀ゲームやらのゲーム機が道路に向けての窓に面してズラッと並べられています。これじゃ、まるでゲームセンターだよ。子供の頃から「ゲーセンなんか不良の行くところ」と教育されてきた私には非常に居づらい雰囲気なんですけど…。ゲームの得点次第では入場優待券が当たったり、特選AVが当たったりするのだそうですが、ストリップを観に来たお客さんがロビーでゲームなんかするかなあ。週末なら、目当ての踊り子さん以外はロビーで休憩している常連さんがいるから、彼らの中にはチャレンジする方もいると思いますけど、平日、特に昼はお爺ちゃんメインだからダメでしょうね。一旦ゲームが始まっちゃうとうるさくてモニターの音が聞こえなくなっちゃうし、連チャンモードになっちゃうとなかなか終われないみたいだし、うっかり夢中になっちゃって目当ての踊り子さんのステージを見逃したなんて悲喜劇も起こるかもね。それにあれだけゲーム機置いたら、電気代も結構かかるでしょう?コスト対効果はあまりよくはなさそうだよなあ。そんなに電気喰う機械を置くくらいだったら、ステージの電飾を復活してくれた方がよほどお客さんにはウケルと思うんだけど…。 ・今週始まった道劇チームによる合同ポラ、泉希ちゃんのステージの時間を捻出するための策なのでしょうが、3組分のポラをまとめてやることで時間自体は節約できてます。それに、基本的には泉希ちゃんがポラを仕切ってるような感があるので、樹ちゃんのキャラが弱まってそれほどイライラすることもありません。それに集合ポラがメインになるせいかエロポラが撮りにくい雰囲気になる分、あまり過激なポラも出ないですし。ただ、オープンに加わって泉希ちゃんの後をくっついてるだけの杏莉ちゃんまでポラをやるのはどうかなあ?それじゃ、渋谷道劇のことを引き合いに出して「道劇の良心は札幌にあり」なんて我田引水な結論に持っていけないじゃん(笑)。それに、これまで幾多の劇場の延々と続く集合ポラにキレた経験を持つ私には、いくら道劇でも集合ポラは嫌いなのです。出来れば撮りたくないし、他のお客さんのためにシャッターを押すのもイヤなのです。例え、その中に雪乃ちゃんとかありすちゃんとかあおばちゃんとかさくらちゃんがいたって、私は敢えて撮らない強い意志があります。なので、集合ポラ全盛の中、地味に個別にポラを撮ってました。今回は事情が事情なので仕方ないですが、これに味をしめて道劇でも集合ポラを本格的に採用するのは止めて欲しいなあ。 ・集合ポラをやることでセレナちゃん、樹ちゃん、泉希ちゃんのステージで、ベッドに続いてオープンショーがカットされずにあるのは嬉しいのですが、反面オープンカットによる時間調整が出来なくなると云う欠陥も起こりました。この日、1回目終演時で10分遅れ、2回目以降、ゲスト2名のオープンをカットして対応したのですが、それでも遅れは解消できず、4回目開演で15分遅れにまでなってました。ポラカットなんて大英断を下せれば、遅れも一挙に解消できるし、ポラ劇場という汚名も払拭できるのでしょうが、そうもいかないしねえ。遠方から車で来ている常連さんには駐車料金がかさんで、大変だったろうな。 ☆書きたいことは書いちゃったので、リボン編へ; ・この日は泉希ちゃんの4回のステージに投げさせてもらいました。昨日ステージを観たことで投げるタイミングはおおよそ掴めましたから。また、ひなたちゃんにも(ベッドでは投げるところがないので)オープンで4回投げさせてもらいました。 ・加えて、4回目は道劇チーム全員に投げてあげようと思い、予備も含めて持参した全てのリボンを出して、セレナちゃん、樹ちゃんのステージに投げさせてもらいました。予定では何投か愛唯ちゃんに投げる分が残るはずだったのですが、物事思い通りには運ばず、愛唯ちゃんのステージに残ったのは2投分のみ。しょうがないから、2投とも噴水しました(笑)。だから愛唯ちゃんの分は評価するまでもないでしょう。 ・自己採点です。まずは泉希ちゃんの部− 1回目:80点(低リボン−10点、散らばり−10点)自信がなかったので、1回に投げる本数を減らしたのですが、危なげなく。 2回目:80点(低リボン−10点、下手のお客さんに引っかけ−10点) 3回目:80点(下手のお客さんにニアミス−10点、散らばり−10点) 4回目:失投なし 全体的には好調でした。 ・次いでひなたちゃんの部− 1回目:90点(散らばり−10点) 2回目:90点(上手飛び込み未遂−10点)あくまでも未遂ですので…。 3回目:失投なし 4回目:失投なし 或る常連さん曰く、「今日のJF君のリボンは失投がなくてつまらない」…最大の誉め言葉有り難うございました(笑)! ・そして4回目に投げた2人の部− セレナちゃん:70点(低リボン−10点、オープンラストで届かず−20点)慌てて投げようとしたら、力が入らず、ステージまで届きませんでした。この日唯一の「笑える」失投でした。 樹ちゃん:80点(低リボン−10点、散らばり−10点) 終演は日付が変わった頃。今週は遅れが解消できないシステムだから仕方ないけど…。ホテルに戻って軽めの夕食を摂って、リボン巻き開始です。巻くべきリボンは342本!!久し振りに300本の大台を超えたなあ。朝までに巻けるかしら?途中、10分の休憩をはさんで実質220分で巻き終えられました。巻き速度は1本当たり38.6秒です。投げ込みが足りないので、巻癖がきつい予備のリボンを含めての結果としては上出来でしょう。でも、巻き終えたのが朝の5時か…。夜が明けちゃってる(^_^;)。しばしの睡眠を貪ろう。 |
本番2日目、の9月16日(月)篇; 8時にモーニングコールに叩き起こされます。…眠いよー(;_;)。肩もガチガチに凝ってるし、腰も少し痛い…。もう若くないんだなあ。そんな感傷も10時まで。最近朝食と云えば、マクドかロッテリアかミスドばかりだったので、たまにはと思いケンタへ(笑)。開店したばかりで誰もいない店内でカツサンドを片手に便箋に向かいます。樹ちゃんに久し振りにファンレターを書きたくなったのです。今週のステージ好きだもの。でも、“前略、樹さま”に続く2行目から筆が進みません。どうも、樹ちゃんに対しては感情がかなりひねくれてしまっていて、普通の人が書くようなまともなファンレターの文章が思い浮かびません。ここで例文を書いちゃうと私の精神状態が疑われるので示しませんが、頭に浮かぶ文章が「賛美2:諫言8」では、とても本人には見せられません。これでも彼女のファンのはずなんだけどなあ。やっぱり手紙渡すの止めようか。でも既にRobinson'sで差し入れ買っちゃってるしなあ(苦笑)。樹ちゃんに手紙を書けないのは、きっと疲れてるからだよ。じゃあ、試しにひなたちゃんに書いてみたら?ひなたちゃんには何度も書いてるからリラックスして書けるでしょ?そんな声が聞こえたような気がしたので、気分転換にひなたちゃんを想定してステージの感想を書いてみます。やはり、ひなたちゃん宛だとスラスラ書けるなあ。内容も他愛のない普通のファンレターだし、これなら気兼ねなく渡せるんだけどなあ。じゃあ、これを下敷きにして樹ちゃんへのファンレターに再度チャレンジしてみましたが、やはり筆が進まない…。紋切り型のファンレターではどうしてもホントの気持ちを表現していないような気がして、かと云って、ホントの気持ちで書いたら本人には見せられないし…。もーいい!今回は樹ちゃんへはなし。差し入れはひなたちゃんに渡そうっと。きっと、樹ちゃんへもお裾分けがいくから、彼女のお肌にも少しは役立つでしょう。ミスドでテキトーに時間を潰して、道劇へGO!です。 この日劇場で感じたこと; ・ちなみにこの日は「シルバーデー」、65歳以上のお客さんは1000円で入れるんだけど、私には関係ないからなあ。1回目開演時の客席はまさしくシルバーデーな年齢構成だったので、思わず苦笑しましたが、それ以降は普通の客層になっちゃいました。こういう日は終日シルバーになってくれた方が面白かったんだけどね。 ・一応、この日も休日のはずなんですが、2回目まではお客さん来なかったですねえ。3回目の中盤から徐々になんとか休日っぽい入りになってきたけど、それでも淋しかったなあ。 ・そんな日なので、ロビーに設置されたゲーム機、閑古鳥が鳴いてました。撤去されるのもそんな遠い日ではないかな? ・ただ、そんなまったりした日だったので、ポラも出ず、ステージ進行はきっちり進められたのはよかった、と云うことになるのかな。おかげで4回目のトップまでで帰るつもりがセレナちゃんのステージまで観られたし。 ・1回目のフィナーレで無事にひなたちゃんに差し入れを渡せましたが、なんか微妙な気持ち。樹ちゃんのステージを観て、やっぱり感想を伝えてみたくなったのですが、どうせ便箋に向かってもろくな文章は思い浮かばないんだろうけどね。 ☆あっさりめのリボン編です; ・この日も3回目までの泉希ちゃんとひなたちゃんのステージに投げさせてもらいました。また、3回目は昨日に続いてありったけのリボンを用意して道劇チームの娘への全員投げを敢行したのですが、泉希ちゃんのオープンで無軌道投げしてしまい、愛唯ちゃんに投げる分は残りませんでした。でも愛唯ちゃんには釧路支部長がついてるから私の出る幕はないんですけどね。 ・自己採点。泉希ちゃんの部です− 1回目:80点(低リボン−10点×2)まあ、最初はこんなものかな? 2回目:70点(小しだれ−10点、下手のお客さんに引っかけて−10点、噴水リボンがずれて−10点) 3回目:70点(ポーズでニアミス−10点、オープンでニアミス−10点、はぐれリボン−10点)噴水リボンを杏莉ちゃんに掴まれてしまいました。泉希ちゃんも新人さんにそんな高度な技を教えないで欲しいなあ(笑)。 ・続いてひなたちゃんの部− 1回目:失投なし 2回目:失投なし 3回目:80点(散らばり−10点×2)こう失投がないと、書いてる自分もあまり面白くないなあ(苦笑)。 ・最後に3回目に投げたセレナちゃんと樹ちゃんの部− セレナちゃん:80点(低リボン−10点、はぐれリボン−10点)ちなみに低リボンの判定はセレナちゃんがしたものです。いつの間にセレナちゃんまでリボ審(踊り子分会)になったのでしょうか? 樹ちゃん:80点(ベッドラストで投げたタイミングが早すぎ−10点、はぐれリボン−10点)手紙は書けないし、ファンの気持ちはリボンを投げることくらいしかできないのかなあ? 予定では、4回目のトップまで観て、帰りはゆっくりと「かつや」か「丼や」で夕食を済ませて駅に向かうはずだったのですが、やはり心身共に疲れていたのでしょう、リボンキットを提げて寄り道してまで夕食を食べに行くのが面倒になってしまい、手軽にキオスクのパンで済ますことにしました。キオスクもこの時間帯でもパンは各種揃えているし、コロネとかチーズクリームパンとか美味しいし、なんてささやかな幸せを感じながら釧路に出発です。肘掛けを枕代わりにするにはちと高すぎて、あまり眠れませんでした。それでも、遅刻は出来ないんだよなあ。ツライ…。 |
次の週末は9月結になりますね。そろそろ旅に出てみたいなあ。 |
2002年09月21日 08時40分49秒
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2002年9月7(土)−8日(日) 気楽に行こう |
2002年9月7(土)−8日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 今回も札幌道劇です。ホントは栗橋大一劇場に森園えりかちゃんのデビュー1周年を祝い(兼埼玉制覇第3弾(^_^))に行きたかったんだけど、最近、私に憑依して悩ましい出来事を引き起こし続けているジンクスの神様への陽動作戦(分かんない人は前回の日記を読んでね)が継続中なので、あまり派手な活動は慎みました。今回は気楽にいきますね。 |
今回もルーチンな足かけ4日、実質2日の札幌滞在です。金曜夕方から釧路地方は大雨、このまま降り続けられたら夜行が遅れちゃうかもなあ、でも、土曜の昼までに札幌に着ければいい立場の私にとっては、運休にさえならなけりゃいいわけで、多少車中にいる時間が長くなる位のオチは日記に書くネタが出来るので歓迎\(^o^)/~だったのですが、午後10時に家を出る頃にはすっかり小降りに。なーんだ、つまんない。なので、何事もなく定時に釧路を出発して、定時に札幌に到着です。今回も道劇開場までの時間潰し第1弾はカプセルホテルのデイユースにするつもりだったので、ススキノに移動します。安眠前にまず腹ごしらえ、と「丼や」に寄ったのですが、ここって朝定食の時間帯には丼もののメニューが大幅に減っちゃうんですね。ここの定番メニューを削ってまで定食に力を注ぐというのは、人員・キッチンスペースの事情もあるんでしょうけど、なんか納得いかないな。ちと腑に落ちないままカプセルに向かいましたが、入り口に「満室」の表示が…。うーん、金曜夜だからこんな日もあるんだなあ。チェックアウトの10時まで待てばカプセルも空くのだろうけど、それまで待つくらいだったら、と再び札幌駅前に戻って行きつけのサウナに行くことにしました。地下鉄の往復で400円損しちゃった(苦笑)。でも、なんとかサウナでは仮眠スペースを確保出来たし、テレビの真ん前という騒がしさの割にはそれなりに休息できたからまあ愚痴は言わずにおきますか。でも、ここのトイレの流れの悪さは相変わらずだね。あれじゃ、詰まるのが怖くて使えないよ。11時にサウナを出て、この日3回目の地下鉄に乗って再びススキノへ。いつも通りにミスドで昼食兼時間潰しをして、12時半の少し前にホテルに向かいます。ススキノ西外れのこのホテルに泊まるのも3週連続、いつの間にかホテルのフロントの人にも面が割れていて、こちらから名乗らずともチェックインが済むようになってました。暫しの安息を楽しむ間もなく、道劇に出発。外の空気は既に秋めいていて、佇みながら風に身を任せている分には半袖シャツで過ごすにはやや肌寒いくらいです。ただ、重たい荷物を両肩に抱えてホテル、劇場、ススキノ近辺を歩き回るにはまだもう少し秋っぽさが足りず、劇場に着いた途端に汗が額に浮かぶのを感じてしまいますが。 今週の香盤の再掲だよ; 1.星野しずく +ポラ 今回はそれなりにちゃんとした感想を書こうかな; 星野しずく−調べてみたら3月頭以来の出演です。なんかそんな気がしないけどね。前回はサンバをメインにしたステージだったような記憶がありますが、今回もラテン調のステージです。この手の出し物に付随する情熱的と云う感じがしないのがやや物足りませんが、明るく楽しそうに演じていますからそれもいいんじゃない?今回印象に焼き付いたのは彼女のオナベッド、と云うよりは彼女の肢体かな。引き締まった身体を窺わせながら適度に付いたお肉が円やかな女性美を引き立たせます。どことなく素人っぽい彼女の持つ雰囲気と、無欠ではあるがアピール自体は控え目な肢体美と、それには一見そぐわないオナベッドの取り合わせ、結構気に入ってます。回によって変わるポラ着もHっぽくていいね。 柏木もえ−道劇に来るのは1月中以来になるんですね。今回の出し物はゴールドと黒のドレスで荘重な曲から始まるもの。これって3月結のシアター上野で観た出し物だね。出だしの重さが香盤2番目っぽくなくてちと辛いなあ。3曲目がダンスになるのですが、曲の軽快さに比べて彼女の振りの鈍いこと、動きの重いこと。この曲は以前、丘乃愛唯ちゃんがステージで使っていたものなので、つい愛唯ちゃんの動きを思い起こしながら目の前のもえちゃんを観てしまうのもあるのでしょうが、それでも彼女の動きに『鈍重』という形容をせずに済ますのは私には出来ませんでした、ゴメンナサイ。それでも、それなりに愛嬌のある娘ならそんなことには目をつぶって違うところを誉めてあげたいという気になってみるのですが、ステージの間、殆ど口をキリリと引き締めたままなので、真剣さは伝わってきますが、デビュー2年であの動きではねえ。せめて少しでも口元を緩めてくれればいいんだけど。ラストで見せたこぼれる歯、リラックスしてて(そこだけは)可愛かったんだから。 葉摘麻由花−5月中以来の出演です。なんとなく、ゲストの踊り子さんの中で彼女のステージを今年一番道劇で観ているような気がします。出し物はセクシーな女医さんをテーマにしたシチュエーションストリップ。出来としては良くもなく悪くもなくの水準作。ちょっと暗転が多いかな。オナベッドの激しさはいつもながらです。彼女のポラ、道劇でやるのは初めてじゃないかしら。トークのトーンが柔らかで黄金劇場所属っぽいなあ、なんて思ったりして(笑)。 アキラ−今週唯一の道劇専属さん、出演は7月結以来になりますね。今回はテンガロンハットにセパレートのデニムの上下でウェスタンスタイル。曲の構成はどちらかと言えばスタンダード、ダンスももう少し動きがあっていいようにも思うけれども、「それがどうした!」と云わんばかりの自信に満ちたステージなので、かえってそんな瑣末なことから書き始めてしまった自分を恥じ入ってしまうような堂々たるステージです。そう、それがアキラ君のステージスタイルなのですよね。意表を突くアクションへの客席の反応を楽しむかのようなイタズラな視線に、自己のスタイルを確立した余裕すら感じます。着実に成長してますね。嬉しくなります。彼女になら新時代の道劇を託せるかもしれないね。(そんな前途洋々たる彼女の踊り子生命を縮めてはいけないので;笑)ファン宣言しないで見守っていこう。 一愛 遥−5月結以来、2度目の道劇出演です。黄色のかわいいドレスに黄色い傘のお揃いでのステージ。ほんわかした彼女の容貌にほんわかとフィットしてます。そんな彼女も脱ぐと引き締まってなおかつ均整の取れたボディとのギャップが印象的ではあります。ただ、そのギャップの印象にベッドの印象が負けちゃって、あまりそっちの方は記憶に残ってないのですが。あれだけの綺麗な身体してるんだから、もう少しポーズは綺麗に決めて欲しかったです。 上杉えま−3月中以来です。初日とは出し物が変わっていました。うーん、初日の出し物は露出が少なかったので、劇場から出し物を変更するように要望でもあったのかもしれませんね。でも、それはそれでえまさんの魅力が発揮されてて好きだったんですが。で、変わった出し物は「えま版桜姫」とでも言えば道劇ファンにはわかりやすいかしら。和風に着飾ってお淑やかなえまさんを観るのは、2001年正月興行のTSミュージック以来で久し振りです。でも次のシーンでは一転着物を脱ぎ去り、袖(あるいは裾)に仕込んであった桜の花びらをステージ中に撒き散らしながら(後で応援の方が懸命に掃除してました。自分で撒いたわけでもないのに…(^_^;))アクティブなダンスを披露します。再び淑やかなシーンに続いて長い白紗を使ってのベッドへ。(ちょっと七海姉妹のステージを思い出しちゃった(涙)。)自身の脚線美を強調した演出が憎いね。そして、正面かぶりつきのお客さんに白紗の端を持ってもらってその紗の中をくぐってステージ奥に消えていく演出、格好良かったです。でもこれはステージ奥から光があった方がより効果的だったね。 フィナーレ−短縮ヴァージョン。毎回衣装を変えて出てくれるアキラ君のサービス精神に頭が下がります。 ☆リボン編は今回はあっさり目なので、最初に書いちゃいましょう; ・アキラ君(何の断りもなく「君」呼ばわりしてますけど、アキラ“ちゃん”と呼ぶのはなんとなく居座りが悪くって。男女差別だって糾弾されちゃうかな?)の4回のステージに投げさせてもらいました。今回は気楽に投げようと思いましたので、高く飛ばせて投げ慣れたカールリボンのみを使用しました。 ・早速自己採点です− 1回目:60点(低リボン−10点×2、中しだれ−10点、ポーズでニアミス−10点)まあ、出だしはこんなもんでしょう。 2回目:60点(低リボン−10点、中しだれ−10点×2、散らばり−10点)リリースポイントが一定せず、高く投げようとするとしだれリボンの傾向が出てきます。 3回目:80点(散らばり−10点、オープンで引っかけ−10点)目立った失投がなかっただけに、今回の引っかけは痛恨です。 4回目:60点(散らばり−10点、ポーズでニアミス−10点、上手の女性客にニアミスして−10点、追徴減点−10点)下手のスペースが手狭だったので、比較的空いてた上手から投げてみたのですが、そこにも目の前に女性のお客さんが居て1投避けきれずにニアミスしてしまいました。劇場にとって大事な女性客に不快な思いをさせちゃイケマセンので追徴減点しました。 ・最近、汗対策としてリボンを投げるときには吸湿性のよい格好をするようにしています。吸湿性のよい、と云うことになるとWカップ時に各種買い込んだサッカーのジャージが一番、という訳で、この日はコンサドーレの試合が京都であったのに因んでアウェイのジャージにしてみました。が、踊り子さんにとってはサッカーなんかあまり興味ないだろうし、それもマイナーなコンサドーレだし、で誰一人気付いてもらえず(それが目的じゃないからいいんですが)、胸の「白い恋人」のロゴだけは気になるようでそこだけ聞かれるのには困りました。しまいにはアキラ君に「白い恋人さん」って呼ばれるし(笑)。 ☆あっさりと書くその他の出来事; ・今週も6人の出演者全員ポラ。道劇のポラに一定の理解を示せるようになり、抵抗感がなくなってきた7月下旬から、お助けポラや挨拶ポラなどもあり、1日に撮るポラの枚数が以前よりも明らかに多くなってきています。その時には自分でも納得して撮っているつもりなのですが、いざ釧路に帰ってカバンからポラの束を出して見つめ直すと「何でこんなに撮っちゃったんだろうなあ」と後悔することも多々あります。いくら愛する道劇のためと云っても、入場料よりポラで使った金の方が多いんじゃ、道劇をポラ劇場化させるだけじゃ?と思い、この日は極力抑えることにしました。それでもお助けポラでつい撮ってしまい、入場料よりも安く抑えるには3枚ほどオーバーしてしまいました。意志が弱いよなあ。 ・ポラ劇場と云えば、もう道劇にはゲストでソロの踊り子さんは出演しないのかなあ。清野麗可さんとか、桃香さんとか、五木麗菜さんとか、麻美璃歌子さんとか、芹沢直美さんとか(オイオイッ!!)乗せてくれたら、もうポラ劇場なんて言葉、使わないんだけどなあ。 ・アキラ君のポラ、サービス精神豊富でこっちが特に要求しなくとも色々なポーズをして笑わせてくれるのですが、時々無茶をします。4回目も下手の螺旋階段のポールによじ登って手を滑らし危うく落っこちそうになってました。体が資本のお仕事なんだから、無茶しないで欲しいなあ。観てるこっちの寿命が縮まるよ。 2回目までは時間通りに進行してたんですが、3回目以降の進行が遅れ気味だったせいで、終演は12時まであと僅かという頃でした。うーん、土曜日で入りもよかったから仕方ないかな。夜食を買いに立ち寄った24時間スーパーでちょっとビックリして、ホテルに戻ります。4回目のアキラ君のステージがオープンカットになっちゃったから、巻かねばならないリボンは96本だけです。毎回このくらい楽だといいのにね(笑)。巻きに要したのはたったの55分、巻き速度に換算すると1本当たり34.4秒です。えーっと、新記録かもしれないけど過去のデータを洗い直すのも面倒だからその点にはこだわらないでおきましょう。2時台に寝られる土曜の夜なんていつ以来だろう。 |
8時のモーニングコールに先んじて目を覚ましました。心地よい目覚めです。取り立ててすることもないのですが、何もせずにベッドで愚図愚図するのも今となっては、日曜の貴重な安息タイムなのですから、無為とは云えません。2時間ほどの安息タイムも10時には終止符です。ホテルを出てススキノ中心部へ。朝食はどこにしようか悩みましたが、最近マクドが多いのでたまにはロッテリアで、と云う中途半端なマンネリ打破でお茶を濁してしまいました。そんなマンネリ打破もお次はミスドで、と云う究極のマンネリの前には陳腐なものですし。マンネリ万歳!でも、そのミスドで昨日会った上杉さんの応援の方とバッタリ出くわしたりすることもありますので、マンネリと云ってもそこかしこかに新たなる出来事があるものです。まあ、そんなこんなのマンネリ・非マンネリの後にいつも通りに道劇に向かいます。今日も開場10分前に到着したときは先客が4人で、いきなり淋しい予感。開演時に一応数を数えてみました。15を超えたところで「昨日よりはマシか…」と一安心して中断しました。レベルの低いところで比較するのも虚しいですしね。 ☆まずは色々感じたこと; ・開演時以降の入りですけど、順調に伸びていった方じゃないでしょうか。普段ならゴッソリ減る2回目のフィナーレ後も結構お客さんが残ってくれたのもあって、3回目もまずまずな入りで始められましたし。ただ、3回目のフィナーレ後にゴソッと居なくなっちゃって、4回目の開演は5人居たかどうか…(舞台袖にスタンバイしてた星野さんが「あれっ?」って苦笑いしてました)。でも、帰ったと思ってたお客さんもロビーで休憩してただけでしたね。開演後しばらく経って戻ってきて、それなりな入りになったので、安心して席を立てました。あの入りのままだったら、私席を立てなかったかもしれません。 ・昨日よりはポラ売れたので、1回目から10分ほどポラ押しです。まあ、今の道劇の現状だからポラが売れてのこのくらいの時間押しは仕方ない(一定時間で締め切ってましたし)のですが、ただ売れ方がねえ…。一人のポラオタクのためだけに遅れたような所があるからなあ。ポラを撮るのが唯一の目的です!なんてオーラを見るからに発散してる(渋谷百軒店の某劇場にウジャウジャ居そうな)ポラマニアではない、気の弱そうに怖ず怖ずと手を挙げるくせにしっかりエロポラ撮って、エロポラ目当てと思われないためか一応抑えで1枚顔のアップを撮って、それにサイン頼んで、それで終わりかと思ったら、一通りの希望者が居なくなった頃にまたポラ撮って、って云う一連の行動がなんともウザくって(`_'#)、イライラしっ放し。これだけ周囲をイライラさせてるんだけども、本人はあれでも気を遣ってるつもりなんだろうな。まあ、開場のずっと前からテケツの真ん前でじっと待つ執念深さとか、ステージの間中、かぶりつきでガムをクチャクチャ噛んでるような無神経さを兼ね備えるオタクだから、何言っても無駄だろうな。早くママの待ってる家に帰ってくれるのを待つしかないかな。 ・またお客さん叩きをしてしまった…。仮初めに反省(笑)。まあ、それでも基本的には、道劇のかぶりつき周辺に陣取る常連さんにはいい人が多いとは思ってるんですよ。毎週末、ほぼ同じ時間に来て、手拍子とかをしてくれることは少ないけれども、彼らなりに真面目にしっかりとそして静かにステージを観ていってくれてるんですから(中には色紙にサインを頼むのだけが目的でかぶりつきにどっかり陣取ったものの居眠りばかりしてる困った方とか、しきりに肩を震わせて自家発電に忙しいおつむの中が見てみたい方もいますけど、あくまでも少数)。道劇は彼らのおかげで保ってるのかもと思うこともあります。だから、私は彼らに安心して観てもらえるようにもう少しリボンを上手くならないと…(苦笑)。 ・3回目の途中から来たグループのお客さんがやや騒がしかった。まあ、初めて来るストリップ劇場に浮かれているだけの観光客だったし、実害がそれほどなかったので、野次るだけにしておきました。でも、彼らの訛りって東北、しかも私の郷里と同じなんだよなあ。同郷人としてあまり恥ずかしい振る舞いはして欲しくないけどね。でも、アニータごときに入れ込むようなうぶな県民性の所だから…。 ☆自虐モードに陥る前にリボン編に移りましょうね; ・この日もアキラ君の3回目までのステージに投げさせてもらいました。ただ、2回目以降がオープンカットとなり、用意したリボンが余ってしまい、その分を3回目の一愛さんに投げてしまいました。 ・自己採点です。まずはアキラ君の部− 1回目:80点(散らばり−10点、はぐれリボン−10点)昨日から散らばりが頻発するようになりました。カールリボンを投げるときの傾向です。 2回目:90点(低リボン−10点)連投時に焦ったせいか1投だけ低くなってしまいました。他はよかっただけに不覚。 3回目:80点(中しだれ−10点、小流れリボン−10点)ベッドラストに投げた1投、端の1本だけがリボンの末端を握り損ねたようで力無くステージ下手に飛んでいきました。流れリボンのような流麗さがないので「小流れ」です(笑)。 ・続いて、つい投げてしまった一愛さんの部− 3回目:80点(低リボン−10点、衝動投げ−10点)ポラの時の一愛さんの表情がなんとなく腑に落ちないような感じでしたね(苦笑)。 ・昨日の「白い恋人」ジャージがインパクトがあったのか、今日は幾人かの踊り子さんに「今日は『白い恋人』じゃないんですね」と言われました。ジャージの色が黄色かったので、アキラ君のポラには「黄色い恋人さん」と書いてあったりして(笑)。ホントは苦労して手に入れたエクアドルの代表ジャージなんだけど、説明してもそのレアさは分かってもらえないだろうな。 4回目のトップまで観て、今週の活動は終了です。ここしばらくロビーに長居してたばかりに夕食を食べる暇がなくって、キオスクのパンが続いてたから、たまには温かいご飯もの食べなくっちゃ。夕食は「かつや」です。が、注文してから出てくるまでにやや時間を喰ってしまい、せっかく出てきた出来たてホカホカのカツ丼も味わう暇もなく飲み込んでしまったのは残念だなあ。ここでじっくり味わうには、3回目のフィナーレで劇場を出ないといけないのかなあ。 |
次回は9月中の道劇です。3月ぶりに丘乃愛唯ちゃんのステージを道劇で観れます。ひなたちゃんも樹ちゃんもセレナちゃんもいるし、4人も道劇に揃うのは4週ぶりになるんだなあ。 |
2002年09月12日 03時26分58秒
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2002年9月1日(日) たまにはドームへ |
2002年9月1日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 夏は昨日で終わりました。今日からは楽しい秋が始まる、はずです。でも、昨今の私及び道劇を取り巻く状況を考えると、何の策も打たずに「今年の夏は非道かった。だから秋はいいことがあるに違いない」と妄信するわけにもいきません。なので、9月最初の道劇に詣でる前にこれからの安穏な秋を確かなものにするための策を講じてきました。ススキノの豊川稲荷で神頼み?いえ、もう当てにならない神仏には縋(すが)りません。頼りになるのは我が身だけ。いざ本文へ。 |
朝の7時に目が覚めました。昨夜はリボン巻きも順調に済んで、早めに就寝出来たからでしょう。とは云え、そんな朝っぱらに目を覚ましてもすることがありませんので、二度寝して8時過ぎに改めてベッドから這い出します。それでも、10時のチェックアウトまで大してすることもなく、テレビを見てお茶を啜りながらウダウダしてるだけなんですけどね。ホテルを出てススキノ中心部に向かいます。途中、道劇の前を通りかかります。既に劇場前の掲示は今日からの公演のものに貼り替えられています。…やっぱり、 さくらちゃん の名前はないんですね。先週の栗橋大一劇場を途中で降板したという話を聞いたとき、「またか!」と思ったんですよね。最近道劇常連さんの間で広まっている「JFカサイがファン宣言すると踊り子生命の危機」と云うジンクスを気にして(科学者の端くれとして、そんな非科学的な迷信は信じるべきではないのですが、こう実例が続くと…)、先々週手紙を渡すときも、内容をステージの感想だけに留めてファンレターにはしなかったんだけど、そういう詭弁はジンクスを司る神様には通用しなかったのかなあ。それとも、手紙を渡すこと自体がつのだじろうの「恐怖新聞」のように一通につき踊り子生命を100日(=10週)縮めてしまうのかも…。あぁーっ、劇場前にいても余計なことしか頭に浮かんでこない。自分を責めてもしょうがない、これは僕の性(サガ)だから。でも、せっかく夜なべした巻いたリボンだけど、今日投げようと云う気が失せちゃった。だってさくらちゃんに投げたくて巻いたようなものなんだもの(苦笑)。道劇専属ではこちらの常連さんの間でも評判のよいアキラ君が出演するけど、今日は常連さんが大勢来るはずだから、今日の所は彼らに任せて、私はいち観客でいようかな。それに、いち観客なんだから無理して開場時から劇場に行かなくてもいいよね。その前にちょっと行きたいところがあるから、そっちに寄ってから劇場に顔を出すことにしましょう。
朝食はミスドで、と思いススキノの店に向かう途中、私が日曜夜の定番にして決まって通っていたPOT&POT(6月までで閉店)の店舗があったところの前を通りかかると、空いたところに新しいお店がオープンしています。24時間営業の丼もののファーストフード、昨日オープンしたばかりみたい。この場所は思い入れがあるし、出来ればここをPOT&POTに次ぐ日曜夜の定番にしたいなあ。でも、いきなり夜に行ってみて注文したものの出てくるまでに待たされた挙げ句に夜行に乗り遅れた、なんてオチは御免だから、オープン記念で安くなってるし、どのくらいで注文品が出てくるかのテストも兼ねて、朝はここで食べてみようか?その選択は正解だったようです。オープン直後で、まだバイトさんもお店のノウハウを把握しきれてないようで、この時間帯のそれほどでもない入りで既にテンパっています。席に着いたもののなかなか注文を取りに来ないし、どの客が注文した品かを忘れて厨房と客の間を行ったり来たりするさまを見て、「まだ定番にするには時期尚早だな」と思いました。あ、味は絶品!ではないけれども、ファーストフードとしてはそこそこでしたよ(もう少し薄味でもよいと思うけど)。ただ、私の正面に座った客(箸の持ち方が日本人らしくなかったからアジアの観光客?)がいかにも不味いものを食べるかのような顔をしながら食べるので、こっちもあまり食べた気がしません。なので、10m離れたミスドで口直し兼かなり早めの昼食です(笑)。ミスドでの時間潰しも程々にして、地下鉄東豊線に乗って福住に向かいます。札幌ドームで開催される日本ハムファイターズVSオリックスブルーウェーブの試合を観戦するためです。日記フリークな方は覚えているかもしれませんが、8月中旬の遠征で途中東京ドームへファイターズグッズを買いに行ったのは実はこの日のためでした。「お前は千葉ロッテマリーンズファンだったはずだろう!」と云う罵声を浴びせられる前に弁明しときます。今でも一番好きなプロ野球チームはマリーンズです。でも、ファイターズも昔から好きだったんですよー。人気はないし、本拠地もジャイアンツの東京ドームを間借りさせてもらってる状態で何かにつけて不遇だし、ジャイアンツの某ワンマンオーナーが恫喝まがいに時々ぶち上げる1リーグ構想にはマリーンズと並んで除外されてるし、知ってる選手は?って聞かれて小笠原道大以外の選手を挙げる人は滅多にいないし、たまに注目されたかと思えば親会社の不祥事絡みだし、と私が惹かれる要素に満ちている(^_^;)マイナー球団が、再来年のシーズンからは札幌に本拠地を移すのですから、北海道民としても応援してもいいでしょう。複数の踊り子さんを並行して応援している方だって普通にいるのですから、ストリップ的には私の態度は指弾される謂われはないのだ、と嘯いておきます。ただ、ファイターズVSマリーンズの試合の時だけはちと困りそうですが。札幌ドームに来るのは昨年7月、マリーンズの試合を観に行ったとき以来です。その時は1度は釧路から札幌への到着直後、もう1度は遠征から戻った足で直行、と試合開始直前にドームに着いてろくにドームの様子を観察する余裕がありませんでしたから、今回は早めに行ってゆっくりと雰囲気を味わってきました。ドームの売店で職場へのお土産も買ったし(野球の試合を見てきたことを知ったパートのお姐さま方から「JFさん、まだそっちの方の趣味も忘れてなかったんだあ」と言われました;苦笑)、観客の入りもよかったし(主催者発表2万2千人)、いい席で観戦できたし、世界で一番美味い球場で呑むビールも堪能できたし、楽しかったです。後はこれでファイターズが勝ってくれたら、もう言うことはなかったんですが、延長12回まで粘ったものの2−2で引き分け、こっちが道劇行くのを遅らせてまで応援してあげたんだから、勝って欲しかったけどね。試合終了後、ファイターズの北海道オフィシャルファンクラブに入会してファン宣言完了です。最近ススキノの某劇場で猛威を振るっている或るジンクス、プロ野球界には利くのかしら?もし覿面(てきめん)に利いちゃって、球団が消滅しちゃったらゴメンナサイ。でも、これでジンクスの神様がファイターズへ影響力行使に躍起となって、某劇場(神様を欺きたいので敢えて名前は伏せておきましょう(^_^))方面への影響力を無力化出来れば当「観劇日記」の著者としては結構なことなんですが。 ファイターズファンモードはこれで終了。心は既に道劇ファンに切り替わってますので、一刻も早く道劇に向かわねば。駅へ向かう人の波を縫って福住駅へ。豊水すすきので降りて一路道劇へ。それでも道劇到着は午後6時。札幌ドームでお金を使い過ぎてしまい懐が寂しかったので、大入りスタンプカードで入場します。(お約束で)帽子にユニフォームにメガホン、と云ういかにも球場帰りのファイターズファンの格好で行ったので、従業員さんにもそれなりにウケてました。 今週の香盤です; 1.星野しずく +ポラ 初日だし、トップの星野さんとトリの上杉さんのステージ以外は1回しか観てないので、ステージの感想は次回まで先送り。一言だけ書いておきましょう; 星野しずく−今回もラテン 柏木もえ−ゴールド 葉摘麻由花−女医さん アキラ−カウガール 一愛 遥−…覚えてない(^_^;) 上杉えま−青→黒 …今回はとりわけいい加減だなあ(苦笑)。こんなんだったら、まるっきり書かないで次回にしっかりしたもの書いた方がマシかもね。 リボン編はありませんので、後はいち観客として雑然と感じたことを書いて、今回の日記は割とあっさりと終わります; ・入りがよかったなあと思ったのは2回目まで、それ以降は3回目にアジアの団体さんがゴソッと来てゴソッと帰った他はいつもの日曜でした。 ・3回目開演時がガラ空きだったので、久し振りに下手盆横最前列のかつて「指定席」と呼んでいた席で観劇しました。後ろの席から観るのとはやはり違うように見えるときもあります。ただ、あまりに近く見えることでかえって踊り子さんの総体的な美しさが見えなくなることもあるように感じました。少し見方が変わったみたい。 ・人の観劇態度、応援の姿勢にあれこれ云うのは本来は慎むべきなのでしょうが、かぶりつきで元気に手拍子してたお客さんが、ポラになると「オープンできますか?」なんて言い出す(しかも慇懃無礼な表現で)のを聞くと、少しガッカリするね。まあ、地元の人じゃなさそうだから、もう見ることもないと思えば、我慢できるレベルなんですけどね。 ・あ、そうそう。今週から、開場&開演時間が平日、休日に関係なく1時開場、1時半開演に一本化されました。やはり、平日の昼に来るようなお爺ちゃんメインのお客さんの便宜を考えたのでしょう。ここは平日昼間は入りも少ないし、ポラも出そうにないから経営的には厳しいのでしょうけれど、そうした時にしか来れないお客さんの事も考えているのは評価します。7月からの試行錯誤、そろそろこの辺でFIXして欲しいね。 ・ただ、そうなると1回の公演時間は2時間25分と以前に近くなったわけで、それで出演者6名となると、各の持ち時間に余裕が出来る反面、新人さんにはあまり長いステージは荷が重いかも知れないし、となると他の踊り子さんのステージを更に長めにして、と香盤担当者は苦労しそうですね。来週なんか、ソロの娘が多いし、新人さんもいるから大変そう。 4回目の星野さんのステージまで観て、ロビーで一休み。支配人さんと今週のステージについてお喋りに時間を喰ってしまい、今週も夕食を摂る暇を逃してしまいました。「かつや」にまた行きそびれちゃった(;_;)。なので、またキオスクのパンが夕食です。そして何故かまた混んでいる夜行で釧路に帰るのでした。今夜も眠りが浅いなあ、明日の仕事に響かなきゃいいけど。 |
次回も週末の道劇紀行です。いち観客も飽きたし、次回は投げようかな。 |
2002年09月05日 02時51分39秒
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2002年8月31日(土) 夏の終わりに… |
2002年8月31日(土) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 今日で8月も終わり、北海道の短い夏も終わり、ってことになるのかな。この夏、幾人かの好きな踊り子さんの引退の報に接して、悲嘆の淵にどっぷりと浸かったまま過ぎていったような感じで、心から楽しいとは云えない夏でした。去年の夏もありすちゃんの突然の引退があったし、夏という季節がだんだん嫌いになってきました。でも、夏の終わりにせめてうわべだけでも楽しい思いをしに道劇に行ってきました。 |
今回は往復夜行の週末お泊まりルーチンコースです。先週は「作家気分」体験の誘惑に負けて、夕方の特急に乗って金曜4回目トリだけ観に道劇に行ってしまいましたから、ルーチンと云っても8月第1週以来、およそ1ヶ月ぶりです。釧路駅前にツーリング族が寝袋にくるまって野宿してましたね。彼らがいるってことはまだ夏なんだなあ。個人的には、前置きに書いたようなわけでもう夏なんか終わって欲しいんだけど(苦笑)。夜行の車中はそこそこな混み具合、幸い私の隣は空席だったので、(他のお客さんには悪いけど)横になって眠れるので助かります。だって、リクライニングの角度の浅い特急の座席じゃ居眠りくらいしか出来ないんだもの。この夜行が急行だった頃は背もたれを思いっきり倒せる「ドリームカー」で安閑と休めたのになあ。酎ハイの力を借りてなんとか帯広くらいまでは寝入れて、それからしばらくはアルコール抜けの反動で目が冴えますが、変わり映えのしない車窓の風景に倦んできて真の眠気がやってきた頃に札幌に到着してしまいます。せっかくいい気持ちで眠りに落ちれる所だったのにー(-_-)。普段なら札幌到着後はサウナに直行、になるのですが、今回は少し趣向を変えてカプセルホテルで時間潰しをすることにしました。だって、最近普段行ってるサウナも早朝の時間帯は混んできて仮眠スペースを探すだけで一苦労だし、混んでる故かサービスの方も低下してきて、あまり気分よく過ごせないんだもの。今回お世話になるカプセルホテルは以前1度泊まったことがあるのだけれども、室数の割に浴場が狭くていつも混んでたし、ロッカーが狭いからリボンキットは到底入らないし、それに閉所恐怖症の傾向のある私にとっては、いくら個室で脚を伸ばして寝られて暗い中である程度は周囲の騒音と縁遠く過ごせるとは云っても、やはりあの狭い空間は苦手だし、とカプセルホテルを敬遠してきたのですが、今のサウナにも不満が出てきたし、一遍カプセルのデイユースの方も体験して、それほど苦痛でなければ乗り換えてみようかな、という気分になったので。地下鉄の始発でススキノに移動の後、リボンキット等をコインロッカーに預けて、(空腹だと眠りに落ちにくいので)ココイチで朝食を摂って準備万端、カプセルホテルに向かいます。久し振りのカプセルホテル、システムに多少戸惑いながらも徐々に記憶をたどって雰囲気に慣らします。まずは一風呂浴びて身を清めて、と浴場に行ったらやはり朝風呂目当ての人が多くて混んでました。脱衣場も熱気が籠もってムシムシするし、これだけは苦手だな。体も温まったし、これで布団にくるまれば後は勝手に目が閉じていくはず、とカプセルに引きこもってしばらく待ってみたのですが、眠れないねえ(困)。夜行でそれなりに寝ちゃったし、カプセルの圧迫感になんとなく神経を余計に使ってしまっているような感じ。ここはテレビは有料だし、カプセル内で飲食も出来ないのですることがありません。ロビーに出ればいいのだけれども、それじゃカプセルに戻りたくなくなりそうだし…。とにかく目を閉じて時間が経つのを待ちます、ってこれじゃサウナでやってるのと変わらないじゃん(笑)。でも、静寂の中、暗中でじっとしていればそれなりの効果はあるのでしょう。いつの間にか睡眠モードに入っていたようで、次に目を覚ましたのは10時過ぎ、宿泊客のチェックアウト後の掃除で騒がしくなった頃でした。清掃はそんなには時間がかからず、すぐに再び静寂に戻ったのですが、もう一度寝入るにはまた一苦労しそうだし、カプセル内に熱気が籠もって寝汗までかいてるし、もういいかという気分に支配されて11時にホテルを出ます。まあ、サウナで過ごすよりはちゃんと寝られたからその点ではいいのかな。でも、入浴環境に関しては?だし、総合的には…。どっちもどっちかな。でも、ちょっと早く出過ぎたかな。今宵のホテルに向かうにはまだ早いよね。じゃあ奥の手を出して他のところで時間潰しでもしてようか。やや時間潰しが過剰に過ぎて昼食を摂る暇を逃してしまい、慌ててススキノ外れのホテルに向かいます。今回も途中で道劇にリボンキットを託してもらいます。支配人さんが劇場の前にいるとつい厚意に甘えてしまいます。ホテルにチェックインして、一休みの後に劇場に到着したのは午後1時の5分前でした。 香盤を再掲します; 1.香月美卯 +ポラ ステージの感想は前回の日記に書いたので今回はなし。まあ追加で幾つか書きたいこともあるから、申し訳程度に書いて、リボン編楽日スペシャル(^^;)にいきましょう; ・今日もほぼ時間通りにステージが進行していきます。まあ、今週はポラの売れる娘とそうでない(^^;)娘がはっきり別れたのもあって、それほどポラ押しすることがなかったのもあるし、2回目以降は一定時間が過ぎると容赦なくポラを途中で打ち切るようになりましたからね。7月に「ポラ劇場」化したときには大いに先行きを憂いましたけど、徐々に舵を元の路線に戻しつつあるようで嬉しいです。そんな劇場のためだったら、節度ある(笑)ポラマニアになってあげてもいいな。 ・今週のステージを観てふと思ったのですが、ステージに対するお客さんの反応って劇場側はどうやってリサーチしているのかなあ。まさかポラの売り上げが唯一絶対の尺度じゃないでしょうし。帰り際に従業員さんに感想を話しかけてくるお客さんもいますけど、それだけじゃ標本に偏りがあるでしょうし。常連さんの意見もまた濃い方に偏ってるだろうからなあ。アンケートボックス、復活させて欲しいなあ。 ・ふと気付いたこと、その2。しかも今頃(^_^;)の巻。泉希ちゃんがお臍にピアスを付けてるのを今頃確認しました。トロイねえ。でも、なんとなく若松劇場で観た頃から彼女の胴体になんとなく不自然さは感じていたんですよ(と云い訳)。最初にお臍に何かぶら下がっているのに気付いたときは「新種の鈎頭虫か!?」と思いましたよ(スミマセン、その分野の人だけ笑ってください)。最近、お臍にピアスを付けてる踊り子さんも多いんだけど、お臍の微妙な窪みもまた女性の美しさの妙なるアクセントだと思っているだけに人工物で隠されるとなあ。特に泉希ちゃんのお臍の形、好きだったんだけどね。 ・そんな泉希ちゃん、元気でした。やっぱりホームに戻ってきた彼女のステージは他とは違うね。3回目にはステージをビデオ撮影していたせいか、メイクにも気合いが入っていたなあ。4回目には勢いでポラを300円にまでディスカウントしていたけど(西川口で観た白川理恵さんかと思った;笑)、それでも売れなかったね。 ☆よーし、じゃあリボン編楽日スペシャルだー; ・この日は泉希ちゃんの4回のステージ、セレナちゃんの1回目と4回目のステージ、及び友絵ちゃんの4回目のステージに投げさせてもらいました。日頃親しくしているリボンさんが忙しくて来られず「頑張ってね」と云われていたので、頑張ってみました。 ・じゃあ自己採点でその頑張り具合を検証してみましょう。まずは泉希ちゃんの部から− 1回目:90点(低リボン−10点)前回に比べれば上々の出来でスタートです。 2回目:70点(低リボン−10点、中しだれ−10点、お客さんにニアミス−10点) 3回目:70点(低リボン−10点×2、はぐれリボン−10点)ビデオで撮影してたせいか少し緊張しちゃった。 4回目:80点(低リボン−10点、オープンで引っかけ−10点)下手からだと泉希ちゃんが飛び出してくるタイミングが計りにくく、これまでは登場直後に投げるのは控えていたのですが、最後なのでやってみましたが、“お約束”通り引ききらない内に泉希ちゃんがリボンに飛び込む結果に。でも、彼女も分かっててリボンに飛び込んでるような気もしないではない(笑)。 ・続いてセレナちゃんの部− 1回目:90点(低リボン−10点)この日の収穫は、1ステージに1回は満足のいく軌跡のリボンが投げられたことかな。まあその程度じゃ、若葉マークはまだ身につけてないといけないんですが。 4回目:80点(低リボン−10点、散らばりリボン−10点) ・最後に友絵ちゃんの部− 4回目:90点(低リボン−10点)まあ、ベッドで3投、オープンで4投だけですし、動きの少ない娘なんでこのくらいの得点は取らないとね。 ・楽日なので、フィナーレにも下手側から毎回1投ずつ投げてみました。幕の閉まる中、上手側にいる泉希ちゃんやセレナちゃんがリボ審してるのが見えましたね(笑)。1回目は○、2回目は大きな○(我ながらこの日のベストリボンだと自負)、天ぷら気味に上がった3回目は△でした。それにしても、彼女らも何やってるんだか…。 泉希ちゃんがはしゃいだせいで予定より少し遅れて23:50に終演です。まあ、楽日だしこのくらいはいいよね。ここ最近、夕食抜きでホテルに直行というケースが続いていたのですが、昼食ヌキの今日はさすがに空腹を感じたので、ホテル近くの24時間スーパーで食料を買い込んでおきます。腹ごしらえを済ませてリボン巻き開始です。途中、睡魔に襲われることはなかったものの、258本を巻き終えるのは要したのは170分、1本当たり39.5秒です。辛うじて30秒台ですけど、前半までは感覚的にはもっと早かったと思うんだけどなあ。まあ、余計なことを考える内に夜が明けちゃうから、とっとと寝ておきましょう。明日から9月、別れの夏なんか、早く過ぎてしまえ! |
次回からは9月です。9月頭の初日です。またファン宣言してきました(笑)。 |
2002年09月04日 03時37分32秒
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2002年8月23(金)−25日(日) 作家気分 |
2002年8月23(金)−25日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 夏休みを終えて11日ぶりに我が家に戻ってみれば、締め切っていたせいで家中生温い空気に満ちているし(-_-;)、出発前に干した洗濯物は生乾きで納豆臭くなっているし(+_+)、何故かシャワーまで壊れているし(*.*)で、その復旧に手を着ける暇もない内に週末を迎えてしまいます。夏休み明けのルーチン再開は、藤繭ゑちゃんが出演している九条OSでも、森園えりかちゃんとアキラ君のいるショーアップ大宮でも、さくらちゃんが頑張っている栗橋大一でもなく、ELNAさんが落ち込んでいるであろうまさご座でもなく、やっぱり道劇です。今回は少し変則日程で行ってみました。 |
どういう訳か今回は8月23日(金)篇; から始まるのです(笑)。やはり今回の夏休みの最後を道劇で締めなかったせいでしょうか、職場に復帰したもののなんとなく物足りない気分です。また仕事もあれだけ休んだ割にはそれほど貯まってはおらず、差し迫ったもののない気楽さの反面、不在中にかなり住環境の悪化した我が家の復旧作業のことを考えると憂鬱になります。また旅行中のこの観劇日記も6日分を書いてアップせねばならないし…。自宅で日記書くと誘惑が多くて、時間かけてる割には、テレビ見ちゃったり、調べものと称してネットサーフィンしちゃったり、お菓子に手が伸びちゃったりして、あまりはかどらないんだよなあ。いっそのことどこかのホテルに缶詰になって、一切の誘惑から切り離された環境で一晩作家気分で書いたら、いい日記がしかも手際よくできるんじゃないか?そんな考えが一旦頭に浮かんでしまったらもうダメです。金曜の仕事を終えたら、6時台の特急で札幌向かえば、10時半には札幌に着きます。それからホテルに行って一晩缶詰で執筆活動に専念してみようかな。幸い、最近泊まっている夏の常宿も空いてるようだし、ホテルまでの道筋には泉希ちゃんのいる道劇もあるし(笑)。往復夜行特急で通うよりも交通費+追加の宿泊費で1万円ほど余計にかかっちゃうんだけど、「作家気分」+「道劇の泉希ちゃん」の誘惑の前には無力でした。(現実逃避だというのは分かっているんだけどね) 金曜日も5時を過ぎ、普段よりやたら小綺麗な格好で(おそらくは傍目からもウキウキしてるのがモロ分かりで)帰り支度をしている私をいぶかしむ同僚に「見合いだよ」と分かりやすい嘘をついて、駅に向かいます。車内は結構な混み具合、ここ最近の睡眠不足を補うべく、早めの夕食を駅弁で摂った後は、なるべく睡眠時間に充てられるように安静に過ごします。なにせ今晩は“缶詰で執筆活動”ですからね。今の内に寝ておかないと。札幌には時間通りに到着、なんとなく最近は日中の特急に乗ると予定が狂うことが多いような気がしたので、予定通りだとかえって奇妙に感じてしまいます(笑)。脇目もふらずにススキノへ。そして脇目もふらずにススキノの西外れにあるホテルへ、とはいかずに道劇に足が向いてしまいます(笑)。だって、札幌に来て道劇に寄らないなんて失礼でしょ?それに執筆活動の前に少しステージ観てインスピレーションを刺激しようかな、と思って。…はい、正直に言います。1通りのステージを観れなくてもいいから、泉希ちゃんに逢いたかったんです。もう少しで終演、と云う11時少し前に来た私を見た従業員さん、少し驚いてましたが、すぐに合点して「ああ、泉希ちゃんを観に来たんですね」と見抜かれてしまいます。 今週の香盤はこうなんですって; 1.香月美卯(こうづき・みう) +ポラ 一応リボン編を書きます。この日は最後の2人しか観てないからステージの感想は明日篇まで待っててね; ・と云っても、4回目の泉希ちゃんにしか投げてないのですが。自己採点すると− 4回目:60点(低リボン−10点×2、流れリボン−10点、お客さんに拾ってもらって−10点)常連さんが誰もいないからって訳じゃないけど、オープンでいきなり流しちゃいました(苦笑)。しかも、本舞台に残ったリボンを上手にいたお客さんが拾って、私に投げてきたのでビックリしちゃいました。お客さんにリボンぶつけられるとは思わなかった(笑)。 終演は23:45、時間通りだね。ホテルに向かいます。夕食は電車の中で摂ったし、さっき投げたリボンは60本だけだから巻くのは後回しでいいでしょう。さあ、作家気分になって執筆活動に入りましょう。タバコとお茶を傍らに没頭すること3時間強、西川口編完成です。内容は読者の判断に任せるとしても、効率よく書き上げられたのは確か。自宅だったら、このくらいのボリュームの文章、5時間はゆうにかかっただろうからね。そろそろ夜も明けるし、徹夜にはまだ早いけどリボン巻いて寝ますか。60本のリボン巻き、巻いて10日間ほど放置してあったせいか巻き癖がきつく、全て巻くのに50分もかかってしまいました。巻き速度は1本当たり50秒、遂に50秒台まで落ちましたか…。まあ、今日はオマケみたいなものだから、明日以降の本番でいいタイムが出ればいいわけで。もう5時か、外も明るくなったようだし、「ホテルに缶詰で徹夜で執筆」気分も味わったから、そろそろ寝ようか。 |
作家気分は昨日まで、でいちストリップファンに戻って8月24日(土)篇; 自宅で5時に寝たらまず目覚ましで起きることなんてないのに、ホテルだと8時のモーニングコール一発で目が覚めるんですよね。不思議だな。外が明るいからとか、普段の目覚ましの音と違うモーニングコールのアラームに敏感になってるからとか、の理由もあるのだろうけれども、やはり真相は早く起きて道劇に行きたいと云う心情の反映なのでしょうね。だから、釧路でいくら部屋の模様替えをしても、目覚まし時計を代えても、寝坊防止には役立たないんだろうな(苦笑)。前夜仕上げた日記をアップしてしまえば、道劇開場まですることはありません。ただ、昨夜のチェックインの際、ホテルの方から明日は部屋が変わることを言われているので、10時には一旦外に出ないといけないと思い、リボンキットを持ってフロントにキーを預けるついでに確認したところ、部屋替えはしないことになったらしい、と云うか夕べの従業員さんの早とちりだったみたい。それを知ってたらもっとゆっくりしてたのにー。でも、リボンキットまで持ってきたら今更「じゃまた部屋で休んでます」とも言えないし、で不本意ながら外に出てマクドで朝食です。まあ、昨日は午後6時以降、固形物は口にしてないからそれなりにお腹は空いてたんで、多少ホテルを出る時間が早まっただけなんですがね。その後いつも通りにミスドで早めの昼食を摂って、道劇に向かいます。 劇場到着は午後1時15分前、まだ場内の準備が出来てないようで、ロビーにお客さんがたむろしています。かすかに場内から音が漏れてきてたんで、今日からのロングヴァージョンの音のチェックをしてたのかもしれません。そうそう、言い遅れましたが、今週から平日と土日・祝日とで開場・開演時間が異なるようになりました。平日は7月から変更になった午後2時開場、2時半開演のままですが、土・日・祝日は8月中で採用していた午後1時開場、1時半開演となりました。出演者は変わりませんが、1香盤の時間が平日ヴァージョンの2時間10分から、休日ヴァージョンの2時間25分と長くなりますから、それぞれの持ち時間も2−3分(およそ1曲分)長くなります。やはり、休日の昼から来るお客さんのリクエストを容れてくれたのかしら。主に休日に劇場に来る私にとっては、開場までの時間潰しに苦労しなくて済むようになるから助かると言えば助かるんですが、踊り子さんにとっては、2つのヴァージョンの音源を用意しなくてはならないし、ステージ構成も2通りを使い分けねばならないし、投光さんだって2通りの照明を組み立てるのは大変だろうね。個人的には得するところが多いのですが、理想を言えば日によって時間が変わるというのはあまり好ましくはないのだけれども、ただ道劇には珍しく(^^;)お客さんの意向を汲んでのシステム変更なので、あまり責めないでおきましょう。 香盤は昨日篇の所を観てね。補遺の通りに観たり投げたりしながらラストまで。1回目こそやや時間が押しましたが、2回目以降はポラ押しもなく、ほぼ時間通りにステージが進行しました。休日ヴァージョンでの時間延長もそれなりには功を奏してるみたい。遠征で来たような方もいなかったし、ポラマニア系のお客さんも札幌には少ないですから、週末だからポラマニア集結でポラで時間押しという状況にはならずに済みました。それに、ここは渋谷道劇と違って、ステージを順調に進行させる方を優先してるのが嬉しいよね。ポラ押しして次の回のステージに影響が出るくらいなら、好きな娘のポラが時間切れで撮れなくたって私は文句は言いません。開演時のお客さんは20名足らずで、周知不足だからこんなものかな。ただ、2時頃から着々とお客さんが入ってきます。1回目のフィナーレの頃が一番盛況だったかな。夜はまあまあ来るんだけど、1回目フィナーレの頃には及ばなかった感じ。最近、土曜の夜だってのにお客さんが少ないのがイタイね。ステージそっちのけで騒がれるのはゴメンだけど、少しくらいはペチャクチャしててもいいから(但し後ろの席の方でステージに関する話題限定でね)、お客さん来てくれないかなあ。 ステージの感想を書いてみました; 香月美卯−初見です。「こうづき・みう」と読みます。「香月」と云えば「香月(かづき)七星」と云う(^o^)私にはちょっと読みにくいけどね。ELTの持田香織に似た娘です。それなりに踊れる娘だというのは見て取れるのですが、今回のステージではそのポテンシャルを使い切ってないような感じ。ベッドがひたすら平板でちと観てて辛かったです。でもネコ耳につられてポラを撮ってしまう(笑)。 純川セレナ−7月結以来の道劇出演です。その時よりは少しスリムになったね(^^)。彼女のソロを観るのは2度目、巫女さんの衣装で登場です。今回のステージもどちらかというと演技派志向のステージです。ただ、彼女のステージ、籠められたストーリーが複雑な反面、彼女の演技・演出がその未熟さもあってややオーバーなまでに熱演している割には独りよがりになってしまい、観ているこっちの方にまでその伝えたいところが届きません。今回のステージも、この巫女さんは鳥の精とか守り神とかなのかな?までは分かりましたが、それ以上は8回観ても途中から分からなくなってしまいました。この手のステージ、嫌いじゃない、いや好きな方だから観ても分からないと云うのは悔しいなあ。我が理解力の貧困さは棚に上げて、彼女にはもう少し分かりやすいテーマで平易に創ったステージから始めて、徐々に難易度を上げて欲しいなあ。今度のソロに期待はしてるんですから。あ、ベッドは彼女の体格の立派さもあって格好良かったなあ。ポーズが似合う娘だね。 森川友絵−先週渋谷道劇でデビューした新人さんです。道劇も以前は、ゴンドラで紹介→オープンに参加→チームショー→ソロと云う過程を経て一人前の踊り子さんに育てていったんですけど、今ではいきなりソロデビューですか。まあ、それが普通と言われればそうだし、ポラを売るのが至上命題の渋谷ではいちいち時間をかけて新人をじっくりと育てるなんて面倒なことはやってられないでしょうからね。でも、全くの素人同然の娘が徐々に上手くなっていくのを観られるのが以前の道劇流の楽しみでもあって、いきなり巧くもなく飛び抜けて下手でもない娘を出されてもあまり愛着は湧かないんですが…。おっと、渋谷道劇の新人育成システムに苦言を呈してる場合じゃないのだ、友絵ちゃんのステージを語らねば。うーん、その辺にいるおねえちゃんを踊り子にしたような感じの娘です。ポラの時の笑顔はそこそこ可愛いけど、素の笑顔はやはりその辺のおねえちゃんです。ダンスはそこそこ踊れてはいます。ただ、集中の故かステージの殆どの間、口をきっと結んでしまうと森田剛にも似ている表情はあまり観てても楽しくないですね。 安西絵奈−昨年9月頭以来だから、ほぼ1年ぶりの道劇出演です。その後は12月に新宿ニューアートで観たきりなのに、私のことを覚えてくれているのは何故だろう。記憶の中にあるイメージとはかなり異なっていて、キャリアの割には可愛らしかったなあ。背中の蝶の羽のタトゥーがなかったら、別人だと思ったかもしれません。先週の段階では出演予定されていた蝶野あかりさんの穴埋めで入ったから、という訳では全くないのでしょうが、なんとなく蝶野さんと似たような雰囲気の脱力系のステージです。いや、観てて気が抜けるんじゃなくって、力を抜いて観られるそんなステージのことですよ。彼女のようなスラリとしたプロポーションなら、ベッドで網タイツなんか着用しなくても充分美しく見えるのにね。 芳野カレン−2月結以来の道劇です。3月結にもシアター上野で観てるね。その後、しばし休養されたようで、復帰後の姿を観るのは初めてになります。少しやつれたかな?でも元々細身の方だからなあ。今回のステージはアイドルもの。但し、彼女がフリルの付いた赤いドレスを着てかわいらしく踊る姿、なんとなくしっくりきません。でも、私にとってはそれがいいんです。おそらくカレンさんなら、もっとシックな大人の雰囲気を強調したステージの方が似合うのかもしれません。美人ですものね。でも、敢えて「千と千尋」でミュージカル調を狙ってみたり、セーラー服で若作りしてみたり、と云うある種の冒険とミスマッチ感が彼女の魅力の1つで、それが一層彼女の美しさを際立たせると思っていますから。そんな彼女も今月でデビューして3年になるんですね。 泉希−道劇で泉希ちゃんに逢うのは7月頭の初日以来です。出し物はやっぱり若松劇場で観た赤いドレスのやつでした。昨日観たのはベッドを1曲分カットしてたけど、今日のロングヴァージョンはほぼ若松で観たのと同じじゃないかな。若松よりも狭い道劇のステージにやや踊りにくそうでしたが(泉希ちゃんもポラにそんなこと書いてたね。道劇も狭いと云われるようになったんだねえ(;_;))、元気でした。道劇で今回の出し物を観てやはり、一回り成長したなあと思いました。もうどこの劇場に出しても恥ずかしくない踊り子さんです。ポラも初めの頃にあった固さや、変な気負いがなくなっていたので、こちらも拘りなしに挨拶程度のポラは撮れるようになりました。 フィナーレ−泉希ちゃん、セレナちゃん、友絵ちゃんによる「お祭り忍者」でのチームフィナーレ。お約束でフィナーレの最後でリボンを投げてみました。巻き取ったリボンに絡まれる私を観て泉希ちゃんとセレナちゃんがウケてました。 ☆その他の出来事って、他になにかあったっけ?; ・場内に入って、なんとなく雰囲気がまた変わったような気がしました。最近感じていた支えるような感じがなくなって、以前のようにのびのびと観られるような。ゴンドラに設置したあったおまけの照明機材が撤去されたのと関連するのかしら?まあ、リボンを高く上げられない私にはそんなに関係ないですが。 ・7月頭の日記で叩いた(^^;)地元の泉希ちゃんファンの彼がまた来てました。泉希ちゃんのポラでモデルガンとか、ゴーグルとか色々小道具を持参して撮ってました。まあ、面の割れてる泉希ちゃんだと頼みやすいんでしょうけど、あまり周りのことや時間を無視してエスカレートさせるとまたここで叩いちゃうぞ(笑)。 ・えーっと、お客さんの入りは書いたし、開演時間変更に関する私見も書いたし、じゃああと書くことないじゃん(苦笑)。 ☆と云うことでリボン編です; ・この日、泉希ちゃんの4回のステージに投げさせてもらいました。また、投光さんに唆されて4回目はセレナちゃんと友絵ちゃんにも投げさせてもらいました。それでも用意したリボンが少し余ってしまったので、カレンさんのオープンでも投げてしまいました。昨日流れリボンまでやった若葉マークな私がゲストにまで投げていいんでしょうか(笑)? ・自己採点、まずは泉希ちゃんの部− 1回目:70点(低リボン−10点×2、下手客引っかけ−10点)久し振りにGラインを投げたせいか、先般的にリボンの軌道が低かったです。 2回目:70点(低リボン−10点×2、上手客席に飛び込みかけて−10点) 3回目:60点(低リボン−10点×2、下手客引っかけ−10点、オープンでの挑発リボンでニアミスして−10点)頭すれすれに飛んでいったリボンを観て泉希ちゃん、首を傾げてたなあ(汗)。 4回目:75点(低リボン−10点×2、リボ審△で−5点)今度の挑発リボンは無難に投げれたんですが、彼女の判定は“△”、昔なら○だったのに、基準が厳しくなってるよー(*o*)。 ・4回目に投げたその他の方々の部− セレナちゃん:70点(低リボン−10点×2、散らばりリボン−10点)まあ、初めて投げたにしては…。 友絵ちゃん:40点(低リボン−10点、激低リボン−20点、下手客直撃−20点、散らばり&中しだれ−10点)ポーズに合わせて投げようとして握ったリボンを落っことしてしまい、慌てて握り直したもののちゃんと確認しないままに投げたら指に引っかかった1本が斜め前方のお客さんの肩を直撃。こんな大失投はリボンを投げ始めた昨年7月結以来だなあ(^_^;)。 カレンさん:90点(低リボン−10点)まあ、オープンだけですからね。いきなりリボンが飛んできたときのカレンさんの表情、綺麗だったなあ。 23:40に終演、土曜なのにこんなに時間通りに終わっていいのかなあ(苦笑)、と思いながらホテルに戻ります。やはり、なんとなく食欲が湧かないので(夏バテ?)夕食なしでリボン巻きに入ります。今宵巻くべきは258本、半分巻いた頃から睡魔が襲いかかりだし、後半は半分眠りながら本能と惰性で巻いてました。そのせいで所要時間は195分、1本当たりでは45.3秒とまたしても平凡な記録に終わります。何だかんだで疲れてるんだろうなあ。明日のためにゆっくり休もうっと。 |
そろそろ書くのに疲れてきたなあ(苦笑)の8月25日(日)篇; 8時に目が覚めたら、ベッドに潜り込まないまま掛け布団の上に縮こまって寝てました。昨夜のリボン巻きの最中に取り憑かれた睡魔に負けてしまい、リボン巻き終了直後に何もかも投げ出して寝込んでしまったようです(巻き出す前に保険でモーニングコールセットしててよかった)。それでも、チェックアウトぎりぎりまで寝坊したときのためにリボンだけはしっかり荷造りしてあるあたりはプロ意識なのでしょうか?ただ、それほど暑くもない夜だったのに、冷房を切らずに寝てしまったせいで、風邪っぽい悪寒がします。お腹の具合も余りよくないなあ。それでも10時にはホテルを出なきゃいけないんですよね。旅人はツライっす。ホテルを出て、昨日よりはマシだけど、それでも夏ももうすぐ終わるのだなあと云う8月末の風に吹かれながらススキノ中心部に向かいます。体調も体調だし、バホラッとした(すいません、津軽弁のこの形容詞、標準語に当たるものを思い出せません)格好で歩いていたら、お腹に悪そうなので、適当に着込んで、風を避けて地下街ポールタウンに逃げ込みます。今日もマクドで朝食、お腹がイマイチの割には昨日の夕食抜きを取り戻すべく、セットメニューに単品追加しちゃいました(笑)。お腹がいっぱいになったら、再び睡魔に襲われて隣の中国人家族がけたたましくお喋りする中、居眠りしてました。普段はいくら疲れてても、こんな所じゃ寝られなかったんだけどなあ。昨日に続いて、昼食はミスドで。疲れているせいか、時間潰しの選択に頭を使う余裕がなく、マンネリな選択を甘受してしまいます。そろそろ道劇に向かおうかな、とミスドを出てススキノ交差点に差しかかると、道新の小旗を渡されます。北海道マラソンの走者を応援して欲しいんだって。道理で駅前通が交通規制されてると思った。まあ、まだ道劇開場には間があるし、時間潰しで見ていこうかな。でも、マラソンって興味ないんだけどね。案の定、先頭集団が一瞬で目の前を通り過ぎていけば、後は早くも遅れだした市民ランナーがポツポツ来るだけです。そんなの待ってるのもつまらないので、早々に道劇に向かいます。あまり有意義な時間潰しじゃなかったね。 この日感じたことをちょろっと書いて、その後にリボン編です; ・常連さんがあらかた揃った日曜だったのですが、開演時の入りは15名程度。淋しー!と思ったけど、ここって昔から日曜と云っても開演時ってそんなにお客さん入らないんだよね。その分、開演後徐々にお客さんが来てフィナーレの頃にはそれなりの入りになります。ただ、その「それなり」も2年前の札幌道劇の黄金期なら立ち見が出るくらいの入りを指してたんですが、今では7−8割くらいでも「それなり」って言わないといけないのが、今の現状なのかなあ。 ・時間も殆ど遅れなしに進行していくので、快適に観劇できました。休日モードの時間変更、まずは成功してるみたいね。もっとも、今週ポラがバカ売れと云うシチュエーションにはならなかったから、と云うのが最大の理由だから、今後のメンバー次第ではどうなることやら。それでも、(札幌)道劇らしい良心的な進行をしてくれるものと信じてますが。 ・今日もリボンを投げて汗だくになる予定なので、劇場ではシャツを1枚脱いでみたのですが、ロビーは冷房を入れてるのか切ってるのか分からないくらいにまで弱くしてるから(^^;)丁度いいんですが、冷房の利いてる場内では、ただ観ているだけではお腹がしくしくし出します。うーん、ステージに集中できない…。それでも何回かリボンを投げている内に治ったみたい。 ・いつの間にかリボン編へ。この日も3回目までの泉希ちゃんのステージ、及び3回目のセレナちゃん、友絵ちゃんのステージに投げさせてもらいました。3回目の泉希ちゃんに投げてこの日のリボン活動は終了!の筈だったのですが、私が3回目のステージのリボンを投げに行ってる間に常連さんが余計な(^_^;)気を利かして、巻ききれなかったリボンを全て巻いて置いて下さったので、ほぼ1ステージ分リボンが余ってしまいました。釧路に持って帰るには中途半端な量だし投げきっちゃえ!という訳で4回目のセレナちゃんのステージにも投げてしまいました。まあ、セレナちゃんに渡したいものがあったから丁度よかったんですが。 ・何故か、下手の客席に降りるステップ近くの椅子席にお爺さんがずっと座り込んでいて投げにくかったです。そこに座られると、私の得意なフォームが取りにくく、小さいフォームでの手投げになってしまうので、失投を誘発しやすくなるのですが(汗)。ホントはどいて欲しいんだけど、一観客の分際で他のお客さんの居場所まで指図出来ないしなあ。向こうが自主的に危険を察して(^^;)避難してくれるのを待つしかないか。でも、結局避難してくれませんでした(苦笑)。 ・自己採点、泉希ちゃんの部からいきま〜す− 1回目:40点(低リボン−10点×2、中しだれ−10点、ステージに手が引っかかり−10点、後方投げ(^_^;)−10点、下手のお客さんに引っかけて−10点)ほーら、いきなりの失投です。狭い中隣のお客さんを気にしながら振りかぶったら、ゴンドラ下のステージの角に手を引っかけてしまい、リボンが3本真後ろに飛んでいきました。後方から投げようと構えていた応援さんも驚いたらしいです(笑)。 2回目:60点(低リボン−10点×2、下手のお客さんに引っかけて−10点、はぐれリボン−10点)1回目よりは狭いスペースでの投げ方に慣れてはきました。 3回目:30点(低リボン−10点、小しだれ−10点、はぐれリボン−10点×2、オープンで泉希ちゃんに引っかけて−10点×2、無軌道投げ−10点)投げにくい条件で無軌道投げを敢行するとこんな悲惨な点数になるといういい見本です。オープンの最後、泉希ちゃんが「○×△、頑張れぇー」って言ってたなあ。また逆応援されちゃったのかも(笑)。 ・次いで、セレナちゃんの部&友絵ちゃんの部− セレナちゃん3回目:70点(低リボン−10点×2、投げ込み失敗−10点)コントロールを間違えてお客さんにかかっちゃった…。 セレナちゃん4回目:80点(低リボン−10点、上手のお客さんに引っかけて−10点) 友絵ちゃん3回目:80点(低リボン−10点×2)殆ど動きのない彼女のオープン、投げててなんかつまんない。 最後に色々バタバタすることがあって、興奮覚めやらぬ中、10時半に劇場を出ました。ホントは3回目で今日の観劇活動はおしまいにして、ゆっくり「かつや」で夕食摂るはずだったんだけど、今からじゃもう遅いよね。キオスクの菓子パンで済ましておくか…。帰りの夜行、何故か満席で寝づらかったけど、帯広で半分くらい降りちゃったんで、取りあえず2時間ほど横になれるかな。ア、なんとなくお腹がまたしくしくしてきた…。釧路まで大丈夫かしら。 |
次回はまた週末の道劇です。8月結の楽日と9月頭の初日になりますね。 |
2002年08月30日 01時12分21秒
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観劇日記ではないけれど |
「川を渡りたがっているカナヅチのサソリが、カエルの背中に乗せてくれと頼んだ。
カエルは言った。 『君を乗せたら、僕を刺すに違いない。』 サソリは答えた。 『僕が君を刺したら両方とも溺れてしまう』 カエルはしばらく考えて納得し、サソリを背中に乗せ、勇敢に川を渡り始めた。 だが半分まで来たところで強烈な痛みを感じ、自分がサソリに刺された事に気づいた。 徐々に沈み始めるサソリとカエル。 カエルは叫んだ。 『サソリ君、なぜ僕を刺したんだ。溺死すると分かっていながら』 サソリは答えた。 『仕方がないんだ。これは僕の性(サガ)だから』」 映画「クライング・ゲーム」の中で語られる寓話です。 “これは僕の性だから”という言葉になんか我が身を当てはめてみたくなりました。 「クライング・ゲーム」のビデオ、家のどこかにあるはずだから、探してさくらちゃんが使った曲を聴いてみようか。 |
2002年08月28日 19時8分37秒
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2002年8月20日(火) 夏休みの日記(IV)千葉県制覇 |
2002年8月20日(火) 船橋・本町 「若松劇場」 長かった夏休みも今日でいよいよおしまい、「長かった」なんて書いたけど、思い返せばあっという間だったよなあ。劇場もここまでで道劇と西川口の2ヶ所しか行ってないし。でも、これ以上仕事から離れて劇場三昧に興じていたら完全に勤労意欲を失っちゃうし、いざ出勤したら机の上がキレイになっていて花が飾られていた(^_^;)、なんて事態になってしまうので、勤め人としてはこのくらいがキリのいいところでしょう。せめて最後に悔いを残さない様にしようっと。という訳で、千葉県で唯一行っていない若松劇場に行ってきました。 |
前夜は千葉の弟夫婦の家に泊めてもらいました。私にとっては姪に当たる彼らの娘を中心に回っている家庭の様子を見ながら、少しだけ自分の今の生活に疑問を抱いたりしました。が、彼らの寝入った後で明日渡すべき泉希ちゃんへの手紙を書いてしまうあたり、当分傍目には幸せな家庭は無理そうです。朝、弟の出勤を見送って、姪と戯れながら時間を過ごします。ホントは若松劇場の開演は11時半だし、どうせ今日も劇場へ着くまでに紆余曲折があるのだから、早めに辞去したかったのですが、なんとなく言い出しかね、10時も過ぎて夫人が「そろそろ行くんじゃない?駅まで送りましょうか」と言い出すまでグズグズしてしまいました(と云うか夫人まで私の行き先と目的を知ってるという状況が…;苦笑)。厚意に甘えて駅まで送ってもらい、総武線で船橋まで向かいます。台風一過の快晴で日射しは強いながら、風もまた強いので蒸すこともなく、かいた汗がたちまち退いてゆく心地よい気候です。こんな天気なら今日は快適に過ごせそう。船橋までの車中、「げんさんの劇場案内」からプリントアウトした若松劇場の周辺地図とにらめっこ。道劇の常連さんから度々「若松への道は分かりにくい」と聞かされていたので持参してみたのですが、見てもさっぱり分かりません。目印になる建物とか書いてくれるといいんだけどなあ。こうなったら現場主義で歩き回るしかないかなあ。この天気なら昨日よりは汗をかかずに済むでしょうから、と半ばやけっぱちな覚悟を決めて船橋駅で降ります。改札を出てさあ劇場探し開始!と改札口の柱に駅周辺の地図(番地付き)が掲示されています。主要な店舗、建物や道の広さまで模式的に示されています。そうそう、私が見たかったのはこんな地図なんですよ。確かプリントアウトしたのに劇場の地番も書いてあったよね。ふむふむ、この番地なら道なりに京成線の線路を越えていって、JTBの所を右折してビジネスホテルのあたりから小路に入っていけば劇場のあるところに行けそう。よかった、これで無駄に歩き回らずに済みます。JR東日本さん、ありがとうですぅ。余計な荷物はコインロッカーに放り込んで、これまでの不安はどこへやら、自信満々な気分で劇場へと向かいます。ただ、座標としての劇場までの道は分かりましたが、実際どのくらい歩けばいいのかは未知なままですから、目印となるべき建物をキョロキョロしながら探して歩いているさまは典型的なお登りさん状態、「自信満々」には周りからは見えなかったでしょうね(笑)。そうやって歩いていくと、私の横をすり抜けていく男性があります。アレ?この人、どこかで見たことがある、どこかの劇場で。劇場開演前のこの時間帯にこんな所を歩いている、と云うことは彼も若松劇場に向かう最中なのじゃないかしら?じゃあ、彼の後を尾いていけば劇場まで行けるんじゃない。でも、人の後を尾けていって劇場に行けました、なんて安易な選択、私の小さなプライドが許さない、でも早くしないと彼の歩みに置いてかれちゃうよー、と判断に迷ったまま取りあえず彼と同じ道を歩いていくと、彼は途中の小径に入ってしまいます。うーん、きっとこの道を行けば若松劇場に行けるんだろうけど、こんな目印もない小径じゃ、次来たときには絶対忘れて、道に迷ってなんて失態を演じてしまいそう。よーし、やっぱり初心貫徹で自分で決めた目印を頼りに劇場まで行き着いてやろうと小径には入らずに大通りを進みます。目印となるべきビジネスホテルを見つけ、後はおそらくは1本奥の方にある小路へ続く小径を見つけるだけ。ソープランドへの道筋となる小路を見つけ、入っていくと劇場の看板が見えました。なんだ、(好条件に恵まれたものの)思ったよりも簡単に着けちゃったね。ちょっと拍子抜け、でも劇場探しでは昨日メチャクチャ苦労しちゃったから、アイコかな。 昔は大衆演劇の劇場だったらしい過去を思わせるようなやや古い造りの劇場の外観。ストリップに全く興味のない通りすがりの立場だったら、ここがストリップ劇場です、なんて言われても信じないだろうな。でも、周りは住宅街だし、劇場とその隣のパブ(?)、そしてもう一軒隣のソープランド、この辺だけやたら浮いた感じのする不思議な光景です。時計を見るともう11時半を過ぎています。残念、開演には間に合わなかったか。慌てて割引料金3500円を払って入場します。テケツ、モギリ、ロビーはなんとなく薄暗い雰囲気。その雰囲気を充分に確かめる間もなく場内に入ります。 こんな香盤でした; 1.草なぎ 恵 ソロ ステージは草なぎさんのステージの途中。少し目を慣らして上手盆横2列目の席に座ります。ふと後ろを見ると私をさっき追い越していった彼がタンバリンを叩いてました。彼についていけば、開演に間に合ったんでしょうね。 3回目の草なぎさんのステージまで観てました。初めての劇場ですので、ハード面、ソフト面での感想を一通り。場内に入って、その広さに目を見張りました。関東に浅草ロック座以外にこんな広い劇場があるとは思いませんでした。本舞台に花道に盆、と云うオーソドックスな構成は変わらないのですが、最近のダウンサイジングした道劇のステージに目が慣れた私にはただただ広かった、それしか形容が浮かびません。敢えて、在りし日の道劇を思い出しても本舞台の広さで辛うじて互角、盆の長さ広さでは負けちゃってますね。天井も高いし、リボンを投げやすそうだなあ。客席は花道横は本舞台を向いて、盆周りは盆を囲むようにベンチが配置されています。ベンチ自体はそれほどボロくはないような感じでした。ただ、盆正面奥の席になるほどベンチが長くなっており、その間に通路のような隙間がないので、両端にお客さんが座られると出入りが大変そうだなあとは思いました。下手の方の一部に中二階のような構造が設えてあります。あれは何に使うのかなあ?照明は配置はシンプルながら、機能は結構あるようでバリエーション豊かな照明効果を演出できるようです。細かいところを観れば色々違うのかもしれませんが、なんとなく道劇に似た雰囲気を持った親しみやすい劇場、と云う感じがしました。ロビーに香盤表のプリントが置いてあるところ、劇場の従業員さんがスタッフ用の制服を着ているところも道劇と共通点が多いしね。お客さんは場内が広いこともあって、人数としてはそこそこなんでしょうが閑散としてるように見えました。ポラもあまり出ず、時間通りにキチッキチッとステージが進行していきます。ステージ進行が遅れた場合は、ここでもダブルのステージをするのだそうですが、そういうのを観なくてよかったです。せっかく持ったこの劇場への好印象が台無しになっちゃいますもの。 ステージの感想を書きますが、今回は劇場の雰囲気と泉希ちゃんのステージを観るのがメインでしたから、あまり期待しないでね; 草なぎ 恵−かなり前にシアター上野で観て以来です。3回のステージを観ましたが、みんな違う出し物だったので、出し物の感想と云うよりは彼女の印象論になってしまいますが…。きつめの眼が印象的なステージの最中、そしてオープンの時の笑顔、イメージが全然違います。個人的には知奈樹ちゃんを×倍洗練させたようなクールな印象を強く与えるステージの時の彼女が好みです。なんとなく、正面を向いているときと後ろ姿とでもイメージが違って感じることもあるのですが、気のせいでしょう。 水沢ゆりか−2月頭に道劇で観て以来です。相変わらずポッチャリタイプですね。この前には気付かなかったけど、Paffyの吉村由美に似てるような気がしました。ステージはアイドル調だったんですが、インパクトは弱かったです。曲の繋ぎが雑だったのが気になるなあ。 桜井あみ−この劇場専属の新人さんです。ちょっと長身。山咲みみちゃんにデビューした頃の泉希ちゃんをミックスしたような感じです。Paffyの「アジアの純真」から始まるステージ、指人形を使ったり可愛い路線でいこうと奮闘してましたけど…。まあ、新人だから長い目で見てあげましょう。 香取しずか−昨年春に川崎ロックで観たような記憶があります。鼓笛隊風の青い衣裳でのダンスだったけど、後は覚えてませんm(_ _)m。 桜澤まみ−ロック座所属の踊り子さん。初見です。若松劇場はロック座とも交流があるから、道劇では観られないロックの踊り子さんのステージも観られるんですね。私好みの美少女タイプ、出だしは松浦亜弥の「Yeah!めっちゃホリディ」なのですが、歌詞をそのまんま振り付けにしたようなコミカルな振りが実に楽しい。本人も楽しそうに踊ってるからウケを狙ってるのでしょうが、奇を衒うだけでなく、ダンス自体も一定のレベルにあるようです。ベッドは一転して正統派のシリアスなベッドになります。表現の所々にこれまで観た踊り子さんのベッドで観たような所が垣間見られ、彼女の勉強の成果が窺えます。このメンバーの中では泉希ちゃんに次いでの一押しです。予定外のポラまで撮ってしまいました。 泉希−7月中の池袋ミカド以来、1ヶ月ぶりです。今回の出し物は新作でした。赤(小豆色?)のドレスから白のセパレートに早変わりしてアクティブに、そしてベッドは再び赤のシースルーでオナベッド&ポーズベッドと云う構成です。これまでよりは大人っぽさを強調した感じかな。また、振り付けがこれまでとガラッと変わっていました。白のセパレートになってからの腕の動き、これまでの道劇の踊り子さんのステージにはなかった動きなのですごく新鮮でした。ダンスの先生代えたのかしら?ダンスが新鮮だったせいか、ベッドもこれまでと構成自体は同じだったにも関わらず、なんとなく違って見えます。一回りスケールが大きくなったというか、一皮むけたというか、他の劇場に出演した成果が出てきたような感じです。このあたり、来週の道劇でより顕著に感じることが出来るのかもしれません。泉希ちゃん元気そうだったし、ポラものんびりムードだったので撮ってみました。 入江まこ−昨年11月の道劇以来です。以前彼女に感じた「庶民派ストリッパー」という表現を今回もしっかり感じてしまいました。サンバカーニバル風のダンスから始まって、浴衣(だと思うんだけど、どことなくデザインが浴衣っぽくない(^^))でのベッド、と云う構成のステージです。前半と後半に関連がない、と云うのに引っかかりを感じてしまい、それを引きずったままステージが終わってしまったような感じです。こういう時は、ダンスはダンス、ベッドはベッド、だと割り切って観られるようになりたいんですが…。 フィナーレ−パチンコオープン、泉希ちゃんが桜澤さんや入江さんと楽しそうにじゃれてるのを観て、なんとなく安心してしまいました。 そう言えば、この劇場ってリボンに関する規制が結構うるさいって聞いてたんだけど、誰か投げないのかなあ。今度誰かに投げたくなった時のために参考にしたいんだけど…。なんて思っていたら、3回目の草なぎさんのステージで投げてる方がいたので、2回目のフィナーレで帰るつもりがつい観てしまいました。フーン、本舞台にしか投げられないんだね。なんかつまんない。さあ、もういい加減帰らないと、晩飯摂って空港向かって、JASの千歳行き最終に乗らなきゃいけないんだから、とロビーに出ると道劇でも時々お会いする泉希ちゃんの応援の渋谷道劇の常連さんと顔を合わせます。思いがけない再会につい彼の話に聞き入ってしまい、6時半近くまで居残ってしまいました。慌てて船橋駅前の「てんや」で夕食をかきこんで、総武線快速→山手線→モノレールを乗り継いで羽田に急ぎます。チェックイン刻限になんとか間に合い、急ぎ足で搭乗口へ。搭乗口に着いた頃には既に搭乗が始まってました。せっかく、今日は大した汗もかかずに済んだのに、最後のバタバタで汗かいちゃった。千歳空港に到着、小腹が空いてきたんですが、空港内の売店は軒並み閉店済みで、仕方なく札幌まで出てミスドで買ったドーナツを手に夜行特急「まりも」に乗り込みました。疲れがドッと出てきました。明日はゆっくり静養したいなあ。でも明日から仕事なのですよね。 |
ようやく、夏休みの日記も大団円(なのか?)。次回からは通常の週末道劇観劇日記に戻ります。8月結の道劇、ホームに帰ってきた泉希ちゃんを応援してきま〜す。 |
2002年08月28日 04時45分32秒
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2002年8月19日(月) 夏休みの日記(III)啓示 |
2002年8月19日(月) 川口・西川口 「西川口テアトルミュージック」 夏休みも残り2日、とは云っても既に社会は盆明けモードで粛々と動き出している中、「ラストスパートだぜ!」なんて気合いを入れている自分に少しだけ後ろめたさを感じたりもします。でも、計画に縛られる癖のある私が立てた計画ですので、社会がどうであろうと遂行せねばならないのです。そんな反社会的な意志の下、1ヶ月ぶりの遠征に行ってきました。 |
ごく少数の日記フリークな方は既にお気付きかと思いますが、夏休み最初の日記で、私は今回の関東遠征を「船橋若松劇場に出演している泉希ちゃんとか、名古屋の銀映に出演する予定になっている綾月雪乃ちゃんとかを応援」するのを目的として挙げています。なのに、何故か遠征1日目に行ったのは西川口テアトルミュージック。言行不一致じゃん!と指弾される前に言い訳しといた方がいいかなあ。 ホントに最初は名古屋の銀映に雪乃ちゃんに逢いに行って、その後で若松劇場の泉希ちゃんに逢いに行くつもりだったんです。でもご存知の通り、雪乃ちゃんが突如引退してしまいましたので、いくら道劇大会とは云え、雪乃ちゃんのいない名古屋まで行くモチベーションは雲散霧消してしまいました。ただ、今回の遠征に要する航空券はかなり早めに申し込んでしまいましたから、日程を変えるのも面倒臭く、2日間は向こうに滞在しなければなりません。となると2日間をともに若松劇場の泉希ちゃんに捧げてしまうのが一番無難なのですが、あまり泉希ちゃんにのめり込むのは避けた方がいいかもなあ。なんたって「応援する踊り子さんに不幸をもたらす」ジンクスのある私だから(苦笑)。最近少し臆病になっているみたい。そういう理由もあるし、そんなこんなで少し滅入っている自分にとって気分転換になるような遠征にしよう、少し前までの劇場に行くのが心から楽しかった頃の自分を取り戻せる、そして札幌道劇でステージを観られる自分がとっても恵まれているのだと云うことを再認識させてくれるような遠征に。でもそんな遠征って、何?と考えていたら「そろそろ埼玉県の劇場制覇に本格的に取り組むべし」と云う神の啓示(^_^;)が…。そうか、今回若松劇場に行けば千葉県の劇場を制覇することになるし、となると南関東で残るは埼玉県だけ。埼玉はまだショーアップ大宮にしか行ったことないし、私の苦手な埼玉系の劇場が多いし、辺境・栗橋大一とか秘境・七峰座とか制覇するにはなかなかの難関も揃っているのだけれども、それだけに制覇したときの喜びも大きいはず。埼玉に残る昔ながらの劇場を巡ることで今の自分の環境をもう一度問い直してみるのはいいアイディアかもしれない。神様ありがとう!という訳で、1日を埼玉県制覇への2歩目に充てることにしました。早速、香盤情報サイトをチェックしてみます。どうせ行くならいいメンバーの揃った所にしたいもの。そういう視点で目を通していくと、ある劇場で目が止まります。西川口テアトルミュージック、最近名前を昔に戻した麻矢絵美里さんが出演してるじゃん、そういえば今週は誕生日週なんだよなあ。それに虹歩さん、まだ彼女のステージ観たことないんだよねえ。興味を持てそうだからここにしようか。 …と云うのが、言い訳です。それでは本文に戻ります。 |
モーニングコールと携帯のアラームのW攻撃で午前5時に目を覚まします。千歳空港の羽田行き第1便に間に合わすには6時前にはホテルをチェックアウトした方がいいでしょう。身仕度をしながらテレビで台風情報をチェックします。どうやら進路を南にとって本土上陸は避けられたみたい。でも、今日1日は関東地方は風雨が強いみたい。7月の遠征の時も台風の進路にやきもきした記憶があるなあ。どうして私の遠征と台風は縁があるんだろう?真夏の関東で傘差しながら歩くとムシムシして嫌なんだよなあ。それ以前に飛行機飛ぶのかなあ?ホテルをチェックアウト、近くのコンビニからリボンキットを自宅に発送してしまったので、少しだけ身軽。今回は千葉県劇場制覇と埼玉県制覇への足がかりを築くのをメインの目的にしましたのでリボンは投げません。今の時期、重いリボンキットを提げて見慣れぬ街を歩き回るだけで疲労しきってしまうので、避けたというのもありますけどね。新千歳空港までの車中、軽めの朝食を摂ったら睡魔に襲われてウトウトしながら過ごします。2時間しか寝てませんものね。こうやって細切れながら睡眠を補充しとかないと。今日は色々忙しいんですから。空港売店で差し入れ類を買い込んで出発です。機内では絵美里さんへのバースデイカードを簡単に認(したた)めて、残りは居眠りタイム。機内では専ら落語を聞くことにしているのですが、JASの落語放送って最近2ヶ月毎じゃないと番組を変えないんですね。今回の編成はイマイチだし、女流講談って苦手なんだよね。羽田到着、やはり雨です。機外に出たときのムッとする空気、うーん憂鬱だ…(-_-;)。京急線経由で後楽園に向かいます。真っ直ぐ西川口に向かってもいいのですが、ちょっと東京ドームで日本ハムファイターズグッズを買いたかったので(笑)。大手町での都営線から営団線への乗り換えでえらく歩かされ、もう汗だくです。ようやくのことで後楽園に着き、激しい雨の中ドームまで傘を飛ばされそうになりながら歩きます。びしょ濡れに近い状態でしたが、雨で濡れたのか汗で濡れたのかどっちだか分かりませんが。しかし、せっかく行ったのにファイターズグッズ大したものなかったね。品揃えがジャイアンツ以外の11球団の1つという扱いでしかありません。本拠地でこんな扱いじゃ、札幌ドームに移転して正解だと思います。買い物してる内に雨は傘の要らないくらいの小降りに。降ったり止んだり、変な天気。 南北線で王子まで移動して、京浜東北線に乗り換えます。西川口に着いたのは11時半。もう劇場は開演してるはずですが、今回の目当ての絵美里さんも虹歩さんも香盤の後半の方のはずだからそれほど急ぐ必要はないでしょう。まずコインロッカーに荷物を預けて、昼食を摂って、それから劇場を探しましょう。そうそう、今回の劇場選びは急に思い立ってのことだったので、西川口の劇場がどこにあるのかよく分からないまま来てしまったんですよね。まあ、行けばなんとかなるんじゃない位の軽い気分で来てみたのですが、本当に分かるかしら。過去にはマドンナだって、道劇だって、洞爺OSだって、殆ど手がかりなしに見つけてきた自信があるし、それなりに「劇場のある街」に関する嗅覚は身に付いてきたという自負もあります。西川口には東口と西口があります。まずは多くの乗客が出入りする東口に出てみます。…なんかこっち側には劇場がありそうな気がしないなあ。原芳市さんはその著書の中で「劇場のある街にはある共通の雰囲気があるものだ」といった旨を書いていますが、私のこれまでの経験で感じた雰囲気とこの東口の雰囲気はなんとなく違うような気がして、直感で「こっちじゃない、きっと西口だろう」と決めつけてしまいます。東口の松屋で昼食を摂って、再び駅舎を通って西口に出ます。どことなくくすんだ駅前の光景、いきなり目に飛び込む風俗街、淫雑さの漂う街並み、やっぱりストリップ劇場があるのはこんな街でしょう、と自分の判断を自画自賛しながら劇場を探し出します。……が、見つかりません。なんとなく以前見た劇場周辺の地図で駅舎を背にして右側にあったという朧気な記憶を頼りに街を彷徨しますが、風俗店ばかりで一向に劇場らしい看板も建物も見えません。客引きさんに声をかけられるばかりです。さっきまで満ちていた自信が段々しぼんできます。もう一遍、さっきの風俗街を探そうかなあ。でも客引きさんに怪しまれそうだし…。ああ、こうなるんだったらちゃんと前もって調べておくんだったなあ。雨は止んだけれども、蒸し暑いし、シャツは汗や雨でぐっしょり濡れてるし、これ以上無駄足は踏みたくないなあ。えーい、降参して一から出直しだ!と近くにあったモスバーガーに飛び込んで、ノートパソコンからネットに接続して調べてみることにしました。14400bpsという今時そんな低速でネットやる奴なんかいねえよと云う遅さにイライラしながらなんとか調べていくと、…テアトルミュージックって東口にあったんだ(^_^;)…。すっかり自信喪失、原芳市さんの嘘つき!と八つ当たりしながら再度東口へ。西川口に到着してからかれこれ 1時間半になろうとする午後1時少し前にようやく劇場に到着です。 駅前の繁華街から少し離れた一角に劇場はありました。が、それほど大きくない看板に「テアトル」と書いてあるだけ。けばけばしいネオンもないし、劇場前に出演者の写真が飾ってもいません。逆に建物の前には鉢植えが乱雑に置かれていたりして、劇場と云うよりは常連さんメインでやってるスナックという方がしっくりくる外観です。見ただけでは営業してるのか判然としないので、入り口を覗き込むと大きな犬と目が合ってしまいました。おとなしそうなラブラドルレトリーバー(だと思う)、これが噂に聞く劇場のアイドル犬なのですね。犬を従業員さんに避けてもらって早朝料金2500円を支払って入場、割引料金とは云え安いよねえ(あ、そうか、ここはオプション料金収入の方が重要なんだ)。狭い通路を抜けて場内に入ります。お盆休み明けだし、平日の月曜だし、この時間帯だし、そんなに混んでるというシチュエーションはあるまいと思っていたのですが、眼前に聳えるいきなりの立ち見客に唖然とします。しかも、その立ち見客の合間から見えるステージ上で踊っているのは絵美里さん、アッチャー、また間に合わなかったかあ。以前も絵美里さんを観に船橋のニュー大宝に行こうとして迷い、ようやく着いたときには絵美里さんのポラだったと云う出来事を思い出しました。初めて行く劇場と絵美里さんの取り合わせにはつくづく縁がないのだなあ(苦笑)。平静を取り戻そうと努めつつ、場内の雰囲気に目を慣らします。 香盤はこんな感じだったと思います; 1.浅草陣太師匠 場内の様子を一通り説明します。ステージ客席合わせた広さはシアター上野の2倍くらいです。本舞台は左右で奥行きが違い、下手側にやや広くなっています。やや狭めの花道に広い盆という構成。客席に比べてやたらステージの床がキレイだなあと云う印象を持ちました。客席は正面盆に3列脇に2列ほどのベンチが置かれています。結構ボロっちいです。背もたれがないので、長時間観るのは辛いかもしれません。壁際には1段高くなったベンチが置かれていて、後ろのお客さんにもステージがよく見えるようになっています。照明はバリエーションは少ないながら、この規模の劇場にしてはいい方じゃないでしょうか。客層はお爺ちゃん中心のかぶりつき周辺から後ろに行くに従って年齢層が若くなってるのが面白かったです。初めて行く劇場で、他のお客さんのことをあれこれ言うのはどうかと思うのであまり書きません。タンバリンを叩いているときは普通なのに手拍子になると途端にリズム音痴になる方とか、かぶりつきで爆竹(?)を応援のつもりで鳴らす方とか、虹歩さんのポラでステージに上がって延々と喋り続ける変な方とか、書いてみたいんですがねえ。 1通り観ただけですので、あまり大したことは書けませんが; 浅草陣太師匠−言わずもがなですが踊り子さんじゃありません(笑)。フィナーレから次の回のトップの踊り子さんの登場までの時間を繋ぐベテランの芸人さんです。橘屋圓蔵師匠に似てるような風貌です。浴衣姿で盆に座り、落語で云うとさわりに当たるような世間話、次週の出演者の紹介と見どころ、などを話して、最後に小咄で締める、と云う話芸です。小咄の出来は今ひとつだなあと思いましたが、全体的にはほのぼのした感じの喋りで楽しめました。昔は道劇でもこんな時間があったんだよなあ。やはりストリップにはこんな息抜きタイムが必要だよなあ。今度、コント目当てでシアター上野行っちゃおうかなあ(^^)。 白川理恵−初見です。それなりにベテランのお姐さんです。実際の年齢の割にはすごく若々しく見えます。きっと、口元が健康的だからなのでしょう。演歌に浴衣姿で1曲舞って、ベッドはポーズであっさりと。そしてタッチショーです。手拍子のリズムがバラバラで聞いてられなかった(-_-)。ポラ、途中から300円にディスカウントしてもあまり売れなかったね。 橋口美奈−久し振りにステージを拝見しました。いつ見ても年齢不詳な若々しい肢体です。いつも通りのフワフワしたダンスでした。彼女のそうした雰囲気、天板に参加した爺ちゃんがガツガツするほど際立ちますね。 麻矢絵美里−3月頭以来にステージを観ます。初めて観る出し物、と云うのだけは覚えているのですが、なにせ1回目は間に合わなかったという後悔の念と場内の雰囲気に慣れるのに精一杯で彼女のステージをじっくり観ようと云う心境ではなかったので、ちゃんとステージを観れたのは2回目だけ。なので、ろくな記憶は残ってないのです。ゴメンナサイ。でも、ここ最近の絵美里さんのステージの中では一番格好良かったなあというのと、この出し物道劇でやるんだったら是非リボン投げてみたいなあと思った、これだけは確かですから、結構いいステージだったのでしょう。ああ、ちゃんとした感想が書けない自分が悔しいなあ。でも、バースデイカード渡せたからいいや。 虹歩−意外にも初見です。今や札幌ニューカジノのトップの彼女ですが、道劇には出演しないし、何故か私の遠征スケジュールとは縁遠く今までステージを観ることがなかったのですよね。写真では何度もお顔を観ているのですが、生で観たときの第一印象は「亜利沙さんにメイクが似てる」でした(笑)。楊貴妃をイメージさせるチャイナもののステージだったのですが、なんとなく私の心に響くものがなくて「キレイだねえ、ブリッジうまいねえ」くらいの感想しか持てませんでした。まあ、典型的な初見の踊り子さんの感想ですね。今度彼女のステージを観られる機会があるかどうか分からないのに、ポラを撮ろうという気分になれませんでした。 フィナーレ−と云うか、ビール販売コーナーだったというのが実体でした。ピンクサービスで儲けてるんだから、みんな売り切るまで粘らなくてもいいのに…。 | 外国人ダンサー総ざらえ−タッチショーにもピンクにも参加出来なかったので(笑)、4人の外国人ダンサーさん達は最後にまとめて。Vさん綺麗でした。Kさん、Vさんとの違いがよく分からないままステージが終わってしまいました(笑)。この2人、ポラまでやるんですね。Mさん、前にどこかで逢ったような気がします。Nさん、ウチの職場に以前いたKさんに似た方でした。これまでに観てきた埼玉系劇場の外国人ダンサーというのは、大抵年齢が高かったり、若くても体のラインが崩れていたりと云うケースが多かったのですが、今回の4人はみんな美形でプロポーションも美しかったのでビックリしました。これじゃ、みんな個室に行きたくなるよなあ(笑)。 ステージを一通り観たし、今晩は千葉の弟夫婦の所に厄介になるので、あまり遅くならない内に失礼した方がいいでしょう。絵美里さんのステージ、もっと観たいんだけどね。雨が気になって外の様子を見るような素振りをしていると、従業員さんが「雨、上がりましたよ」と声をかけてくれました。なんとなく、いい気分。久し振りの埼玉系劇場というのと、ずっと立ちっ放しだったことで場内の雰囲気に慣れきれませんでしたが、そんなに悪い劇場じゃないような印象を持って、劇場を後に出来たのは収穫でした。埼玉県劇場制覇に向けて幸先よいスタート、と云うことになるのかな。 |
次回でいよいよ夏休み最終日、若松劇場に泉希ちゃんを観に行きます。 |
2002年08月24日 08時58分28秒
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2002年8月17(土)−18日(日) 夏休みの日記(II) |
2002年8月17(土)−18日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 実家に帰省中、親にたっぷり油を絞られてきました、なんてことはなく、普段通りにの〜んびりと過ごしてきました。まあ、親譲りの言い出したら聞かない性格は向こうも承知でしょうから、説教するのは逆効果だと察してくれたのでしょう。ただ、折に触れてチクチクと愚痴られる方が精神的には堪えました。そんな総体的には平和な日々を終えて、札幌に戻ってきました。夏休みの日記、後半戦スタートです。 |
夏休みから8日目の8月17日(土)篇; 実家を朝出発し、各停列車で青森へ、特急に乗り換えて函館、次いで札幌行き特急スーパー北斗、と云うルートでの旅が始まります。費用の面から云えば、前夜の夜行急行に乗った方が安く上がるし、土曜の道劇を開演から観られるのですが、一応実家にもう一晩泊まってあげるという姿勢を見せて、親孝行>>道劇という体面を繕ってしまいました。それでも真っ直ぐ釧路に帰らないことはしっかり見透かされていたようです(笑)。午前9時に実家を出発です。函館までの特急はいつもながらガラガラで自由席の座席に寝そべりながら手紙を書けるほどだったのですが、丁度Uターンのピークに当たってもいたので、函館から乗った特急は満席、指定席という概念の分かってないらしい老夫婦に自分の席を明け渡すよう説明したりで結構気を遣います。そんなこんなで午後4時に札幌到着、駅から少し離れたホテルにチェックイン、前もってホテル気付で送っておいたリボンキットを手に、早速道劇に向かいます。劇場に着いたのは4時半を少し回った頃でした。 今週の香盤を再掲します; 1.仁科ちあき +ポラ 前回の宿題、ステージの感想です。夏休みの宿題ですから、内容はともかくやったことが大事なので、中味は薄いですが; 仁科ちあき−デビューしたての昨年10月頭以来の道劇出演です。個人的には今年2月に渋谷道劇で、3月に川崎ロックで観ているので、なんとなく彼女にも面が割れているようです。初日に観たときの出し物は、松浦亜弥のナンバーから始まるアイドル調の出し物で、彼女のロリータっぽい持ち味を活かしたなかなかの佳作だという感想を持っていたのですが、いつの間にか出し物が代わっていて、去年道劇で初めて観たときの出し物になっていました。なんでかなあ?フィナーレの時にちょっと元気がなさそうだったから、体調の加減か何かであまり動きの激しい出し物は出来なかったのかもしれません。でも、代えた出し物も彼女のキャラに沿ったものだし、見慣れた分安心して観られるし、ロリロリな彼女の顔と芸術的なまでに美しいそのプロポーションの対照が、天使を連想させるような非現実感を持って印象に焼き付けられるし、やはり好きなのであります。 夏樹るか−初見の新人さんです。スレンダーな肢体、あどけない笑顔にチャーミングなエクボが印象に残ります。ダンスはまだまだ新人さん、と云うレベルなのですが、スタイルがいいだけ見栄えがしてそれほどまずくは感じません。真顔に見られる野性的な眼差しがちょっとそそります。そういう魅力をもっと磨いてくれればより魅力的な踊り子さんになれるのではないかなあ、と云う期待を抱かせてくれる娘でした。 観月 瞳−こちらもTSミュージック所属の新人さん。沖縄出身、だからという訳ではないでしょうが日本人離れした容貌です。芸名の由来でもあるらしい大きな瞳が印象的。アンジェラ・ランズベリーに似てるのかなあ、などと思いましたが、誉め言葉ではないでしょうから議事録から削除しておいて下さい。こちらも典型的な新人のステージ、動きが少なくやたらとステージをチョコチョコ歩き回っているという感じです。前の夏樹さんのステージとも共通しますが、新人さんのステージというのはダンスの技術的な巧拙以上に、ベッドに一番そのキャリアがでますね。教えられたままに演じるベッドというのは平々凡々に過ぎてゆく、と云う感じで観ててつまらない。ある程度経験を積んでいくと、メリハリをつけられるようになるのでしょうけれども、そこまでいくにはある一定の経験とそれに見合った技術を要して、それにもまた個人差があって…。彼女はどのくらいでそういうレベルに達せられるのかなあ。 さくら−先週に続いての道劇出演です。今回のソロはこれまでと一転して黒のタキシード(小柄な彼女に合うサイズがなかったのかややだぶつき気味(^^;))に黒の下着でシリアス調。オープニングは映画「クライング・ゲーム」のテーマ(byボーイ・ジョージ)です。この映画、脚本がよく出来てて、100回観たくなるくらい大好きな映画なんだよなあ。それにこの曲もステージの雰囲気によく合ってます。でも、こんな10年前のややマイナーな映画からの曲なんかよく見つけたなあ。彼女もこの映画好きなのかもね。ステージのテーマは「結婚の約束までした愛する人を失った男の悲しみ」と云ったところでしょうか。椅子にかけられたウェディングドレスを抱きかかえて悲しむ彼女の演技、ダンス主体のステージでは時として目に障る彼女の真剣さから来る表情の硬さがこういうシーンではしっくりきます。ステージはそれから、ピアノ曲を背景にしてのオナベッド、そして再び「クライング・ゲーム」でのエンディングとなります。曲が放つイメージ、そしてメッセージ性がまだ充分とは云えない彼女の表現力を補うのかもしれませんが、これまでと違う静かなトーンでの彼女の一面を際立たせてくれる佳いステージでした。かなり好みによる主観が入ってますけど、構成、選曲の勝利でしょう。さくらちゃんって、こういうステージが創れて、また演じられる娘だったんですね。この手のステージにはかなり弱いところがある私なので、本格的にファンになっちゃいそう。 小原みずき−3月頭以来の出演です。白いコートに白いテンガロンハットで颯爽と登場です。前半のダンスを洋楽で、後半のベッドを宇多田ヒカルのナンバーで構成したステージです。Jポップ中心でステージを構成する彼女にしては中途半端な構成ですが、宇多田の曲で彼女のダンスのリズムに合うのがないからなのかも知れません。やっぱり、今週のメンバーの中ではずば抜けて上手いダンサーです。大胆で躍動的な彼女のダンス、観ていて気持ちよくなります。それでいて、かぶりつきのお客さんに不意に帽子をかぶせる茶目っ気も忘れないあたりに、彼女なりの余裕のようなものを感じます。ベッドのポーズの格好良く決まること。ポラも明るく、観客の視点に合わせた話題で上手くノセていきます。先週の某嬢に見せてあげたいなあ(笑)。ただ、最近やや太り気味なのが気になるなあ。 山咲みみ−5月結以来です。今回の出し物は2年前にやった「雪女」のリメイクです。オリジナルから前半を変えています。オリジナルのステージの記憶はかなり朧になってしまってはいますが、それでもみみちゃんの表現力は上達したなあ、と云うのだけは分かりました。オナベッドの演技などに幾つかエロティシズムを昂進させようと云う工夫を感じました。また今回目に付いたのが、彼女の健康的な色気。顔をふっと天を仰いで目を閉じたときの彼女から発せられる健康的な官能とも形容すべき色気。ドキッとして魅せられちゃいます。デビュー3周年を迎えた彼女、これからも彼女のステージを観ていきたいなあ。 フィナーレ−道劇専属がさくらちゃんしかいないので、短縮ヴァージョン。今週はしょうがないけど、来週はあるのかなあ。 ☆リボン編に行く前にその他編を少し書かせてください; ・お客さんの入りについては先述したし、この時期このくらいの入り程度で愚痴ってられないのでいいんですが、一見さんが主体だったので、ポラが出ないのには弱りました。ステージ上に立ちつくす踊り子さんを見かねて応援さん、数少ない常連さんがお助けポラをしてしまうのですが、それが次のステージも、その次もと続くとさすがに厳しいです。最近は、劇場に行く前にはある程度の数の500円玉を用意しておくのですが、この日はそれを使い切ってもまだ足りず、最後はややヤケっぱち気味。結局この日1日(というか2回半)で撮ったのが12枚。自己新記録です(苦笑)。 ・また来ました、Yさん(笑)。また桑園からの寄り道ですか?これで7月結から3週連続になります。そのうち2回は私のスタンプカードで入場したんであまり道劇の収入には寄与してませんけどね。3回目の夏樹さんからトリのみみちゃんまで観ていきましたが、いつもはポラの最中に向こうから伝えてくるYさん流のステージ評が今回はありません。なんか辛そう。面食いのYさんには今週の香盤は合わなかったかなあ。それでもみみちゃんあたりなら気に入ってもらえると思うのだけれども…。フィナーレ後にこっちから聞いてみたところ「今回、主力がいないよね。阪神の打線じゃん」と痛いところを突かれてしまいました。(もう一つ「パリーグみたい」という評もあったのですが、パリーグファンの私には得心できないのでこれは却下です)一般客は思ったことを素直に言えるなあ。ある面羨ましい。なので、Yさん的には今回は5者凡退、でもトップの仁科さんを見てもらえれば一矢は報いられたはず、と信じたいけど…。 ・さくらちゃんに実家で買った差し入れを添えた手紙を渡しました。今回のステージの感想を伝えておきたくて。「クライング・ゲーム」が私の好きな映画なこととか、構成や選曲がよく出来てることとか、さくらちゃんの真剣な表情が新人らしくて好きなこととか…。あ、でもこれはファンレターじゃないですからね。最近、夕空あおばちゃんとか綾月雪乃ちゃんとか、私がファン宣言した踊り子さんが相次いで引退しちゃって、「JFカサイがファン宣言すると踊り子生命の危機」というジンクスに自分でも恐怖を感じだしているって云うのに、敢えて再び誰かをジンクスの犠牲者にしてしまうかもしれない行動は取れませんもの。特にさくらちゃんにはこれからも伸びて欲しいですもの。だから、さくらちゃんへ渡した手紙も内容を吟味して「応援してます」とか「頑張ってください」とかファンがよく使うような表現は避けました(笑)。それにこの日記の香盤表にも以前ファン宣言した方々に使うような下線とかとかの修飾は さくらちゃん にはしてませんでしょ。これで一安心、私はファンじゃないし、応援してないんだから、頑張って欲しいなあ。
☆ファンじゃない娘にも投げる節操のないリボン編; ・この日は2回目以降のさくらちゃんのステージに投げさせてもらいました。ファンじゃないのに何故投げるのか?それは…人の心の難しいところです(笑)。 ・鋭い突っ込みが来る前に自己採点に行ってしまいましょう− 2回目:80点(低リボン−10点、タイミング遅れ−10点)うーん、オープンカットで2投しかしてないのにこの成績とは、帰省ボケでまだ腕が鈍ってるかな? 3回目:失投なし やっと彼女のオープンで投げることが出来ました。 4回目:70点(天ぷらリボン−10点、散らばりリボン−10点、噴水失敗−10点)今回もオープン有り、久し振りに噴水リボンが出来たんですが、思いっきりさくらちゃんにかかってしまいました(^^;)。 お客さんの少なさとポラが毎回あっさり終わってしまうのとの相乗効果で3回目以降は時間通りにステージが進行して、終演は11:40です。地下鉄の最終どころかコンビニに寄っても12時を少し回った頃にホテルに戻れてしまいました。時間が押すのも考え物だけど、こうまで早いのも少し淋しいね。でも、その分リボン巻きも早く始められるから…。138本のリボン巻きに要したのが110分。1本当たりでは47.8秒、ってこれはまた近来稀にみる低調な記録。巻き癖を取りながら巻くのに手こずったせいなんだけど、前はこんなには手間取らなかったんだけどなあ。やっぱり、まだ体が帰省モードから戻ってないのかしら? |
夏休みも9日目、8月18日(日)篇; 何だかんだで床に就いたのが3時半。それでもここ最近の札幌のホテルでの平均よりは早く寝れた方。なので8時に目がパッチリと覚めます。ま、早く目が覚めたからといって特にすることもないんだけどね。今晩もここに泊まるのだから、別にゆったり居てもいいのでしょうけれども、なんとなく外の空気を吸いたい気分だし、朝食も食べたいし、で10時にホテルを出ます。まずはススキノに出て、リボンキットをコインロッカーに預けて、ロッテリアで朝食です。それから、しばしブラブラしたりした後にミスドで早めの昼食、取り立てて変わったこともせず、それから道劇に向かいます。1時15分前に劇場に着いたのですが、場内の準備がまだ済んでなかったのか、入れたのはロビーまで、場内には入れるようになったのは本来の開場時間になってからでした。 どちらかというと何事も起こらない平穏な1日の中、敢えて感じたことを列記していくと; ・この日も開演時の入りは20人足らずで淋しかったのですが、それから徐々に増えだして、フィナーレの頃には7割くらいの入りにはなってました。開演時間変更がまだ浸透してないのもあるだろうし(だってロビーの香盤表の時間が昔のままなんだもの)、一般のお客さんは時間に関係なく来るし、仕方ないのかな。でもそれだけ入ったお客さんも1通り観たら徐々に帰りだし、2回目後半からは昨日の再現のように淋しい入りのままで推移しました。それなりに常連さんは揃っていたので、場内の面子がやたら濃かった(^_^;)のが面白かった。 ・昨日はお助けポラで撮りまくらざるを得なかったので、今日はフツーのポラマニアの方や常連さんに任せて倹約したかったのですが、1回目はそれで済みましたが、2回目からはそうもいかず、また結構な枚数お助けポラしてしまいました。ポラマニア、色紙マニアと見なしている常連さんもそこそこいたんだけど、売れないときは売れないんだものなあ。マニアだったら選り好みせずに全員のポラ撮って欲しいよね(笑)。 ・“マニア”で思い出した。いつもかぶりつきに座るポラマニア系のお客さんが来ていたのですが、お股オープンのポラにサインをしてくれるかどうか聞いてからポラを撮ってました。全員に(笑)。以前に誰かから断られたのかしら?普通の人はそれで「じゃあエロポラにサイン頼むのはやめよう」という方向で学習するんですが、じゃあ全員に聞いてみようってのが、おつむの程度が…。それでも、学習能力があるからましな方なのかなあ。もっとひどいのもいるんだし。 ・1回目こそ10分ほど時間が押しましたが、2回目にトリのみみちゃん以外のオープンをカットすることでほぼ遅れを解消、じゃあ3回目はオープンがあるのかな?と思っていたんですが、3回目も2回目と同様にトリ以外の5人のステージ全てオープンカット、ポラも売れてないのにオープンカットされると今ひとつ釈然としないなあ。でも、フィナーレを迎えてみると丁度時間通りだから、劇場側の判断は正しいんですけどね。 ☆もう書くことがないのでリボン編に移ります; ・今日もさくらちゃんの4回のステージに投げさせてもらいました、ファンじゃないけど。って次からはいちいち断りませんからね。 ・2回目、3回目のさくらちゃんのステージがオープンカットになってしまい、リボン消費計画が大きく狂ってしまったので、余剰リボンを投げきるために3回目のみみちゃんのステージにも投げさせてもらいました。それでもかなりのリボンが余ってしまいました。これ、全部4回目のさくらちゃんのステージで投げきれるのかなあ。 ・自己採点です。まずはさくらちゃんの部− 1回目:90点(低リボン−10点)上々でした。 2回目:90点(低リボン−10点) 3回目:80点(低リボン−10点、座り投げ失敗−10点)ラストの1投を投げるタイミングを逸し、慌ててしゃがんだまま投げようとしたのですが、私の大がかりなフォームでは座り投げは無理なようです。 4回目:60点(低リボン−10点、散らばりリボン−10点、無軌道投げ−10点)12投あるリボンを投げきることを念頭に無軌道投げしてしまったせいで、各の精度がイマイチでした、反省。 ・次いでみみちゃんの部− 3回目:90点(低リボン−10点)なんか、最近は失投した!と思ってもそれほど減点できないんだよなあ。客席に飛び込んだり、流れたりの致命的な失投がないからなあ。あ、別に失投を狙ってるなんてことはないんですよ。ただ、せっかく自己採点してるのに点数が似たり寄ったりが多いんで、読者としては物足りなかな、と思って。 ・今週、フィナーレにも1投投げているのですが、小原さんのポラの時、「リボン投げるんですねえ、初めて知りました」と言われてしまいました。今週フィナーレで投げるの3日目なのに今頃気付いたのかなあ(笑)?もう少し上手くなったら、嫌でも気付くように小原さんのステージにも投げさせてもらいたいなあ。 今日も時間通り11:45に終演です。昨日と同じく、コンビニ寄ってホテルに帰ってリボン巻きです。巻くのは今日も138本、所要時間は、アレ?今日は85分しかかかってないや。と云うことは巻き速度は1本当たり37.0秒、昨日あれだけもたついたのにいきなり10秒も短縮できちゃうんだ。やはり何回か投げて巻いてを繰り返すことで縒りが取れて巻きやすくなるんですね。それに早く巻けてよかったです。明日は5時には起きて朝一の便で関東に向かわなくちゃいけないんだもの。3時前に寝られれば、2時間は睡眠をとれますもの。真夏の関東、体調を整えておくに越したことはありません。 |
次回はいよいよ、夏休み終盤の目玉、1月ぶりの関東遠征です。 |
2002年08月23日 04時53分01秒
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2002年8月10(土)−11日(日) 夏休みの日記(I) |
2002年8月10(土)−11日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 8月も半ば、日本(の平地)でおそらく一番冷涼な釧路に住んでいるとは云え、それなりに暑いし、お盆なので夏休みを取りました。やっぱり、たまには休暇を取って気分をリフレッシュしないとね〜、なんて私が言うと苦い顔をする方が幾人かいそうですが(笑)、この時期には自分だけの意志ではどうにもならない務めもあるので許してくれるでしょう。でも時期に関わりない私の意志次第でどうにでもなる務めも外せないし、で膨らませていったら、結構な大型連休になってしまったので、苦い顔だけで済むかどうか(笑)。そんな私の夏休みの日記の第1弾です。 |
今年の夏休み、こんな日程にしてみました。 8月10(土)−11日(日) 道劇 12(月)−16日(金) 帰省 17(土)−18日(日) 道劇 19(月)−20日(火) 関東遠征 職場規定の夏季休暇に、7月に溜め込んだ代休の消化を加えていって週末をうまく挟み込んでいったら、11日間の長期休暇になってしまいました。これじゃ、いくら自分でいくらでも裁量の利く仕事とは云っても、上司が休暇届に判を押すときに苦い顔をしたらしいと云う秘書嬢の話も宜(むべ)なるかなです。でも、週末の道劇はしばらくは外せないし、お盆前後の時期は総領の務めがあるし、それ以外にも日頃の生活態度について親が色々お説教したいらしいし(汗)、で実家にいなければならないし、船橋若松劇場に出演している泉希ちゃんとか、名古屋の銀映に出演する予定になっている綾月雪乃ちゃんとかを応援しに遠征にも行きたいけど、繁忙期料金になっているこの時期、お金を払ってまで遠征するのは勿体ないので、そろそろ貯まってきたマイレージで行こうかと思ったら19日からじゃないと航空券は予約できないし、等の事情を勘案したら、こうせざるを得ないのですよね。でも、後半4日間、少しハード過ぎるかしら? |
8月中の楽日から始まる夏休み、の8月10日(日)篇; 今回は夜行を使う必要はないので、出発は朝一の札幌行きの特急です。釧路に再び戻ってくるのは11日後、そんなにも長期の場合は普段の遠征で使っている釧路駅の駐車場が使えないので、路線バスで駅まで行こうとしばらく前に乗ったことのある6時50分頃の始発に間に合うように家を出たのですが、バス停に着いて時刻表を見ると、いつの間にか始発バスの時間が後ろにずらされていて始発は7時過ぎまでありません。うーん、それじゃあ特急に間に合うかどうか微妙なところ、くしろバスも(道劇同様)経営が苦しいのだなあ、等と同情する余裕もなく慌ててタクシーを呼んでしまいました。予定外の出費、初っぱなからちょっと厳しい…。特急車内では何もせずに、かと云って寝るわけでもなくただ漫然とボーッとしながら過ごします。夢野ひなたちゃんか知奈樹ちゃんに手紙でも書ければいい時間潰しにもなったんでしょうけど、なんかやる気が起きなくて…。最近少し夏バテ気味(釧路−札幌の往復の気温差で少し体調を崩し気味のような気がします)でだるかったせいなのかもしれません。11時半過ぎに札幌到着後は地下街のロッテリアで時間潰し。今宵の宿は前回と同じホテル。前回の経験であそこはチェックインの時間を知らせておけばかなり早めにチェックインさせてもらえることが分かったので、時間潰しにそんなにあくせくしなくても済むのは助かります。テキトーに時間を潰して、もう飽きた!という頃にススキノに向かいホテルにチェックイン、まだ午後1時です。道劇開場までの間、ホテルまでの道中でかいた汗を退かせたり、下着を替えたり、ベッドに横たわって体を伸ばしたり出来るのは嬉しー(^o^)!しかし、そんなにも暑くもないはずなのに、ホテルに行くだけでこの汗。これからの11日間の着替えとか諸々の小品が旅行カバン1個に詰め切らず、両手両肩に荷物を抱えてのいかにも旅行者という格好とは云え、いきなりシャツまで滲み通るほどの大汗をかいてしまいました。これでも、ホテルまでの道中、道劇の前を通りかかったら支配人さんがいて、厚意に甘えてリボンキットを預かってもらったので、少しはましな方だったのですが。明日朝同じ格好で再びホテルを出るのはイヤだなあ。しばらく使わないものは実家に発送しちゃおうかな。 香盤を再掲; 1.西野さゆき ソロ ステージの感想は前回地味に書いてしまったので、今回はなしにしたいのですが、まあチョコチョコと気がついたことだけ書いて、リボン編にいきましょう; ・お客さんの入りの割にはポラが売れてしまって、1回目にいきなり10分の遅れ。2回目以降、オープンカットで対応したものの、2回目フィナーレで15分遅れ、3回目フィナーレでも20分遅れとますます深刻に。今晩は歩いて帰れるホテルに泊まってたから悠長に構えてましたけど、今晩の夜行で帰らなきゃならない立場だったら、愚痴ってたでしょうね。でもこの日は樹ちゃんのポラタイムも心ばかりは短くなってたし、自分自身何だかんだで結構ポラ撮っちゃったから、あまりそういうことは言いにくい心情ではありますが、終演が12時20分と云うのは、さすがに一言言いたいのですが…、(以下自粛)。 ・7月結の日記に登場した(^_^)職場の知り合いのYさんがまた劇場に来ました。札幌開催のレースをわざわざ観に来たついでに西野さゆきちゃん目当てで寄ったそうです。って、日頃私の札幌通いをからかってるくせに同類じゃん(笑)。3回目のステージを1通り観ての彼の判定、前回好評だった(?)らしいYさん流を今回も踏襲です。 8番 佐倉 投手ゴロ(^_^;) 9番 千早 レフトフライ(^_^;;) 1番 知奈 三振ゲッツー(;_;) …あ、アウトカウントが4つに(苦笑) 2番 綾瀬 センター前ヒット 3番 夢野 ライト前ヒット ・そんな、Yさんの一番の楽しみはやっぱり、私がリボンを投げる姿を観ることだったようです。樹ちゃんとひなたちゃんに投げてる間、笑いをかみ殺したような顔をしてました。一般客の分際でステージ上の踊り子そっちのけでリボンを観るなんてちょこざいな…(笑)。 ・今回は結構儲けたらしく、通常料金を払って入場したYさんですが、帰り際に「来週また来る」と云ってまた10個のスタンプが押されたスタンプカードを押収されてしまいました。ついでに「綾瀬さんのポラ撮っといて」と頼まれてしまいましたが、そんなのは自分で撮ってくれー(笑)! ・Yさんネタはこの辺で、次回をお楽しみに(笑)。前回の観劇で今週のステージにある程度慣れてしまったのもあって、個々のステージで目についた粗さとか欠点とか、今回はそれほど気になりませんでした。ある程度ステージを観ていくと、そういう所には目をつぶって、いいところを探して観ていこうという意識が働くのでしょうね。あと、その粗さの中からなんとかして原石の輝き、あるいは塗りたくられた装いの下に隠れた素材の魅力とかを見つけようと腐心する自分を自虐的に楽しんじゃおうという気持ちもあったりします。今週の樹ちゃんのステージなんか、そういうのにはもってこいです。この日は以前よりはメークがシンプルだったせいか、時に私の胸がキュンとしたりする彼女の表情が素直に楽しめたような気がします。ただ、メークが薄いと肌の荒れがもにつくんだよなあ。また差し入れにビタミン剤でも贈って、暗に指摘してあげなきゃならないのかな? ・その樹ちゃんのポラトーク、相変わらずだったのですが、時々「“押し売り”はしないようにしないとね」とか「そろそろ終わらないと“しつこい”って言われちゃうから…」とか「次はポラやるかどうか分からないから」と云ったセリフが入るようになりました。なんか、私がここで前回批判したのと符合する内容なんですけど…(^^;)。直接あるいは間接的に私の指摘が彼女に伝わっているような感じ…。日記読者だったりして(苦笑)。ビミョーな気持ち。 ・その樹ちゃん、明日(11日)が誕生日だと言うことで2回目のフィナーレ時にお祝いイベントがありました。盛り上がり的には今ひとつでしたけど、まあ明日からの名古屋で渋谷道劇付きのファンが本格的に祝ってくれるでしょう。筆を取ったらうわべだけの祝意に止まらず、つい今週のステージやポラのこととか辛辣な意見とか書いてしまいそうでバースデイカードを書くのを止めてしまった私には偉そうなこと言えませんが。 ・今週最後となる3回目のフィナーレはやっぱり仮装大会になってしまいました。ひなたちゃんはアントニオ猪木だし(^o^)、樹ちゃんは特攻服だし(^_^;)、さくらちゃんは猿だし(^^)、さゆきちゃんはオバQ(段ボール製、ロボコンにも見える(^O^))だし、コンセプトのないところがいかにも個性派揃いの道劇って感じです。 ・4回目の樹ちゃんのステージをさゆきちゃんとさくらちゃんが見学していました。ポラも撮っていましたが、その際にスラッとした体型の女性が加わっていて、そのシルエットが綾月雪乃ちゃんにそっくりだったので、「まさか!?」と思わずビビってしまいました。後で聞いたら樹ちゃんのダンスの先生だったそうです。そうですよね、こんな所に居るはずないですものね…。無駄にビビって損しちゃいました(苦笑)。 ・そろそろ書かないと話が繋がらないかな。先週までロビーに飾られていた雪乃ちゃんの写真の印刷された提灯(渋谷道劇オープンの頃に製作されたもの)がなくなっていました。場内入口への階段にあったステージの写真の入ったパネルも撤去されていました。更に、ロビーのテーブルに置いてある香盤表の入っている缶ケースに貼られていた道劇チームのシール(常連さんが作ってくれた物)もご丁寧にも雪乃ちゃんのだけ剥がされていました。と云うことは…なんですよね(涙)。 ☆涙をこらえてリボン編に移りましょう。この日はひなたちゃんと樹ちゃんの各4回のステージ、計8ステージに投げさせてもらいました。4回目はさくらちゃんにも投げさせてもらうつもりだったのですが、先に投げていた方がいたので断念。まあ、さくらちゃんには来週思う存分投げさせてもらいましょう。その分2人のステージに無軌道に投げさせてもらいました。 ・では自己採点に移りましょう。まずは香盤順で樹ちゃんの部− 1回目:70点(低リボン−10点×2、ポーズ引っかけ−10点)リボンが引っかかっても表情ひとつ変えないクールな彼女が好きなのさ。 2回目:90点(低リボン−10点) 3回目:80点(やや低リボン−10点、下手のお客さんに引っかけて−10点)お客さんの座高が高くって…(^^;) 4回目:50点(やや低リボン−10点×2、下手のお客さんに引っかけて−10点、天ぷらリボン−10点、無軌道投げ−10点)下手4列目後方から投げたにしてはこれでも上出来、と評価せざるを得ないのが悲しいなあ。 ・次いでひなたちゃんの部− 1回目:70点(低リボン−10点、小しだれ−10点×2)投げたリボンの回収に手間取ってふとステージの方を観たら、ひなたちゃんがしゃがんで私の方を見て笑ってました。いたずらっ娘なんだから…(笑)。 2回目:80点(やや低リボン−10点×2) 3回目:80点(やや低リボン−10点、小しだれ−10点)でも、しだれた方がリボン的には軌跡がキレイに見えるんだよなあ(苦笑) 4回目:70点(やや低リボン−10点、無軌道投げ−10点、オープンラストで投げたリボンが彼女らを直撃しかけて−10点)特攻服の樹ちゃんが乱入した割には上出来、ってそんな基準で採点していいのだろうか(笑)。 終演です。この日も結局は汗だく。吸湿性の高いコンサドーレのジャージ着ててよかった。結構疲れていたようで普段なら夜食&ドリンク類を買いに寄る24時間スーパーへ行く気力が湧かず、真っ直ぐホテルに帰ってしまいます。まあ、今日は朝食、昼食ともにしっかり食べたから、たまには夕食ヌキでもいいよね、そんなにお腹も空いてないし。ホテルのロビーにある自販機で買ったドリンクを夕食代わりに飲んで、普段ならさあ明日のためのリボン巻き開始!といくのですが、明日は午後10時の夜行で実家に帰る予定、どうせ遅くて3回目までしかステージを観られないし、投げられてもさくらちゃんのステージくらいだし、袋に詰まったリボンキットを提げて実家に帰ったら、いきなりお説教タイムになっちゃいそうだから、明日はリボンオフにしてリボンは明朝実家に送ってしまおうかな、と云うつもりでした。ただ、そう考えると何か物足りない、夜が異常に長く感じられ出します。さくらちゃん頑張ってるし、私も少しだけ頑張って明日も投げさせてもらおうかな?と云う気持ちが急に勃興してきて、方針変更!で明日投げる分だけ巻いて、残りは予定通りに実家に送って、明日もリボン持参で道劇に行くことにしました。さくらちゃんのステージ2回分だから、33投分も巻けば十分でしょう。で、198本を125分かけて巻き上げました。巻き速度は1本当たり37.9秒、夕食ヌキで眠気に襲われなかったせいかなかなかの好タイム。リボンを巻いたという達成感を抱きつつ、しかも夜もまだ明けてないこんな時間帯に床に就けるなんて充実した夜を過ごせた気分です。明日はなにかいいことありそう(^^)。 |
夏休み2日目の8月11日(日)篇; 空きっ腹だったせいか、モーニングコールをセットした午前8時の前に目が覚めてしまいます。取り立ててすることもないのに、こんな早い時間に目を覚ましてもしょうがないのですが、メールチェックをしたり、昨夜巻き残したリボンをしばらくは使わない衣類等とともに実家に先駆けて送っておいたり、今後のためにここのホテルの予約を前もって取っておいたりしていたら、何とはなしに時間が過ごせました。予定通り、10時にホテルを出ます。今週に限り道劇はお盆特別興行と称していつもより開演を1時間早めて午後1時開場、1時半開演です。だから、潰すべき時間は3時間弱、先週時間潰しに苦労させられただけにかなり気が楽です。旅行カバンをコインロッカーに放り込んだら、まずはマクドで朝食です。昨日食べ損ねた夕食の分を取り返そうと余計に1品追加したのですが、朝っぱらからの大食いはもう年齢的にきつくなってきたのか、後半からややしんどくなってきて、最後は流し込むようにしないとお腹に収まりませんでした。それでも時間は潰せたから結果オーライかな。少しススキノ周辺をブラブラして間を置いてから昼食を摂りにミスドへ。今度は食には重点を置かずに、専らコーヒーをお代わりして時間を費やすことにしました。でもさすがに3杯が限度ですね(笑)。そんなこんなで時間を費やして、少し早いけれども開場の15分前に劇場に向かいます。 今週の香盤です; 1.仁科ちあき +ポラ 初日だけでステージを云々するのは信条に反するので、詳細な感想は(夏休みらしく)次回までの宿題と云うことにして(と云うか、書くのに疲れたというのが本音かな)、一言だけ; 仁科ちあき−松浦亜弥でアイドルもの。可愛いロリータフェイスに理想的なプロポーションの取り合わせが彼女らしい。 夏樹ルカ−新人さん、まだ野性的な個性を活かしきってない感じ。 観月 瞳−こちらも新人さん、子役から脱皮しきれてない女優、と云った第一印象。 さくら−先週とは一転、シリアス調の静かなステージ。「Crying Game」の使い方が私好み。 小原みずき−彼女らしいダンス、ダンス、ダンスのステージ。時折見せる茶目っ気に余裕すら感じます。 山咲みみ−2年前の「雪女」のリメイク。いい色気を出せる踊り子さんになったのを改めて感じます。 ☆その他の出来事、次いでリボン編; ・前述した通り、今週限定で普段より1時間開場、開演が遅れて、午後1時半開演となります。個々のステージも今回はオール20分になり、1回の公演時間も少しだけ延びて2時間25分になりました。感覚的には6月結のオールゲスト、オールポラの時と同じような感じです。公演時間改正の理由は表向き「お盆特別興行のため」と云うことになってますけど、実際はオールポラの利点を活かすために、ポラのための時間の切りしろを長めにしやすいからじゃないのかなあ。もちろん帰省で昼間に暇を持て余した人たちが劇場に向かうことも頭にあるとは思いますが。開演時間が早まったのは個人的には嬉しいけれども、今週だけと云うんじゃなあ。あまりコロコロと時間を変えるのは戦略的にはどうかと思います。 ・初日1回目、開演時の入りは20人足らずとかなり淋しかったです。2時を回ってからそこそこお客さんが来だしたんで、まだ一般のお客さんには開演時間変更が浸透してなかったんじゃないかなあ。 ・この日一番のポラ売り上手は小原さんでした。前の晩に引ったくりにあったことを話のネタにうまくお客さんをノセていくのは上手いなあと思いました。樹ちゃんにはこういう話術も勉強して欲しいなあ。 ・この日も時間は遅れ気味で、1回目にいきなり25分押し、2回目にやや改善して20分押しでした。まあ、初日だから時間進行が上手くいかないのは仕方ないんですが…。 ☆そろそろリボン編にいきましょうか。2回目と3回目のさくらちゃんのステージに投げさせてもらいました。ただ、今回のさくらちゃんのステージはオナベッド主体で投げるところが少ないです。せっかく前の晩に33投分用意したんだけど、このままじゃ大量にリボンが余っちゃう。なので、2回目の山咲みみちゃんのステージにも投げてしまいました(それでも用意した半分しか投げられなかった(;_;))。みみちゃんのステージに投げるのは初体験です。 ・では自己採点。まずは本命のさくらちゃんの部− 2回目:失投なし だって2投しか投げてませんもの(笑) 3回目:90点(低リボン−10点)ポラのラストで強引に1投投げて計3投しました。彼女のステージ、メチャ好みなんだけど、リボン的には物足りないなあ(笑)。 ・次いで飛び入り投げしたみみちゃんの部− 2回目:80点(やや低リボン−10点×2)私がリボンを投げてることに気付いた彼女の顔、ちょっとビックリしてた。快感でした(^o^)。 無理すれば3回目のフィナーレまでは劇場に居られそうだったけれども、さくらちゃんのステージを3回観られたし、次の週末も観に来れるのだから、楽しみは後に取っておきましょう、と云うことで3回目のさくらちゃんのステージまでで劇場を後にしました。リボンを持って実家に帰るのもかったるかったので、コンビニから発送してしまって身軽になって、「かつや」で夕食、そして夜行で実家に向かいました。お説教、そんなに厳しくありませんように…。 |
次回は実家での勤めを終えての夏休み道劇篇の後半です。 |
2002年08月21日 21時50分55秒
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2002年8月3(土)−4日(日) 地味 |
2002年8月3(土)−4日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 海上で過ごすことが多く、思うように劇場に通えなかった7月を乗り切って8月になりました。8月は陸上の人(時に空中の人;笑)で過ごせる予定なので、定期的に道劇に通えるはずです。そんな訳で8月第1週の週末を道劇に捧げてきました。 |
週末1日目、8月3日(土)篇; 今回は往復夜行&札幌お泊まりコース、いつものやつです。なんですが、7月は変則日程が続いたので、こんなルーチンなスケジュールを採るのは6月結以来なのですよね。およそ1ヶ月ぶりの金曜夜の夜行特急、車内のあの雰囲気を体が忘れかけているだけに混んでて寝付けなかったら嫌だなあ、と云う危惧が的中してしまい、結構混んでいます。やっぱり夏休みですものね。私の隣の席にも若者が。彼らなりに気を遣って大人しくしてるようなのですが、近くの仲間とのヒソヒソ話とか、ヘッドフォンから漏れる音とか、これから少しでも寝ておきたいこっちにとっては結構気になります。それでも酎ハイ2缶を空けて感覚を麻痺させた効があったのか、断続的にではありながらもうつらうつらと3時間は意識朦朧と出来たのかしら。それほどのヤラレ感もなく札幌に到着、サウナに直行です。さあ、ここからが正念場です。だって、7月から開演時間が1時間半遅れて以降、開演までの時間をサウナで過ごすのは初めてです。フツーに考えれば今までよりも1時間半長くここで粘らねばなりません。まあ、ここは居ようと思えば居たいだけ居させてくれる所なのですが、脚を伸ばして横になれるとは云え、雑魚寝でそんなに気持ちよくない眠りを強いられるのもツライよなあ。しかも、隣の音が気になったと愚痴りつつも夜行でそれなりに寝てしまったので、睡魔も9時頃にはすっかり私から祓われてしまったので、後は根性で寝るしかありません。でも、私ってやっぱり根性なしでした。横になって目を閉じ続けるのに耐えかねて11時にはサウナを飛び出してしまいます。結局いつもより1時間しか長居出来ませんでした(次回こそ…、ってしょうもないことにリベンジを誓うなよ;苦笑)。お昼前にしては外は心地よい気温と風(あくまでも釧路人としての感覚ですから、地元の人にとっては涼しい部類だったのかもしれません)だったので、ブラブラしながらススキノへ向かいます。いくらブラブラ歩いたって駅前からススキノまでなんて30分もあれば着いてしまいます。まだ2時間半ほど時間を潰さねばならないのだが…。結局いつもに倣ってミスドへ(^_^;)。空いているとは云え、綾月雪乃ちゃん似(*^_^*)のバイトの娘のいるここであからさまな居座りを決め込むのも心苦しかったので、多めに注文する代わりにその分長居させてもらおうという姑息な作戦にでます。ドーナツだけで朝昼兼ねた食事を摂る、なんかツインピークスのクーパー捜査官みたい(^_^)、なんて呑気なことを考えながら時の経つのを待ちましたが、やはり時間は刻一刻としか過ぎてくれません。こんなに時間潰しに困るんだったら、タイムマシン開発を研究テーマにしとくんだったな…(笑)。結局、ここも1時間半粘るのがやっとで、午後1時には出てしまいます。あーん、もうどこにも行くところがないよー(;_;)。仕方ないからちょっと早いけど、今晩の宿に行ってそれから先は、…その時に考えましょう。ススキノ西外れにある夏の常宿としているホテルに向かいます。公式には午後3時からチェックインと云うことなので荷物だけ預かってもらえれば、位の気持ちで行ったのですが、既に部屋の準備が出来ているとのことでチェックインさせてもらいました。おかげで30分ほどベッドの上で体を休められました。やっぱり、サウナで横になるよりもずっと休まります。この値段でこのサービス、独り占めにしておきたいからリンクを張るのは辞めておこうかな(笑)? ウーン、道劇に来るまでにこんなに苦労するとは予想外だった…。でもその分道劇で楽しい時間を過ごせれば、で道劇に向かいました。今月はファン感謝月間と云うことで、6月以降日曜日に時々やっていたスタンプカードを提示すれば終日3000円で入場可、と云うのを1ヶ月継続しています。常連さん、リピーターを優遇してくれるのは嬉しいね。出来れば、割り引いてもらった分数多く道劇に通ってあげたい気分。 こんな香盤でした; 1.西野さゆき ソロ 全体としては今週は「地味」な香盤なので、感想も地味に; 西野さゆき−6月中の「アニメストリップ」以来ですが、ソロステージとなると5月結のデビュー以来になります。デビューソロはポーズが危なっかしくて観てられなかった…と云う意識がまだ色濃く残っていたのですが、昔取った杵柄、で見違えるくらい上手くなっていました。ウェイトレスの衣裳から始まるアイドル調のステージ、もはや危なっかしさは微塵もありません。笑みの中に微かに窺える緊張感が彼女の魅力のスパイスかな。ストリップでのスタンダードにちょっとだけ意表を突くナンバーを加えた曲の構成がちょっとお気に入り。 さくら−1ヶ月ぶりの道劇出演。今回のステージはインド風舞姫。動きがやや直線的で、しなやかさがもう少し欲しいなという感じはしましたけど、彼女のキャリアを考えれば上々の出来でしょう。ポーズ、特にブリッジは観てるこっちも冷や汗ものだけどね(^^;)。それに彼女の真剣な表情を観てたら、暖かい視点から見守ってあげたくなるような気分になってしまいます。そんな気分、6月中にも抱いたことがあるなあ(苦笑)。 ちはや−2月結以来の出演です。4月頭の大和ミュージックでも観ましたね。彼女のステージのパターンというのは過去2回の観劇でつかめた様な気がするので、キャリアの割には技術的に…なんてことは気にならなくなってしまうのですが、そうなると今回のようなスタンダードな流れのステージ、薄幸そうな彼女の持つ雰囲気しか印象に残りません。「ポラ撮ってあげようかなぁ」なんて気にさせられてしまうのですが、そこそこ売れてたのでそんなには撮らずにすみました(笑)。 知奈 樹−6月頭以来だから2ヶ月ぶりになるんですね。そんなには久しぶり感はしないんだけど。今回の出し物は樹ちゃんファンは必見です!彼女初(?)のアイドルものです。白いフリルのドレスに白いパラソル、振り付けも可愛く決めているのですが、…これが見事に似合わないんだ(笑)。だってメイクがいつものハードロックダンスの時と同じかそれ以上にゴテゴテ書き込んでるんだもの。アイドルものならそれらしいメイクがあるでしょうに、方向が180°ずれてます。樹ちゃんにファン宣言した私が言うのは本来は憚(はばか)るべきなのでしょうが、正直に言うとコワイです。ベッドになっていつもの樹ちゃんのオナベッド、そして樹ちゃんらしいハードなテンポのナンバーでのポーズベッドになってホッとしました。いつもは彼女のハードロック一辺倒に首を傾げていますが、今回のよりはマシですもの。誕生日(正しくは11日だけど)だから道劇では今週限定だよ、なんて言ってましたが、再演だけは勘弁して下さい!樹ちゃんもそろそろ道劇以外の劇場へも出演しては、と云う話が来ていて、「外回りをするにはアイドルものが無難」と云う原則に従ってみたのでしょうが、樹ちゃんの場合は例外だったようです。これからもハードロック路線でお願いします。ただ、何回も観ていると、次第に怖いもの見たさで彼女のステージを観るのが楽しみになっていくのに気付いたりして(苦笑)。ポラです。彼女が道劇でポラをやるのは初めてです。個人的には7月中のショーアップ大宮で彼女のポラトークを聞いて「ちょっと苦手だな」との印象を持ったのですが、今回は更にエスカレートしてました。「姦(かしま)しい」と云う言葉がまさにぴったりな彼女の独壇場です。不機嫌顔での近寄りがたい雰囲気の中に覗く未成熟な色気、それが彼女の魅力だと思っていたのですが、ポラトークでそんな幻想がガラガラと崩れていきます。彼女はソロで行くべきだったのはないかなあ。そんな私の戸惑う中、彼女の素のキャラなのでしょう、とにかく喋ります。ただ、その内容がひたすら濃いストリップファン向けの濃〜い話題ばかり、しかも一方通行なので、それなりに濃〜いストリップファンだと思っている私でも3分聞いたらげんなりしてきます。私でさえこうなのだから、一般のお客さんには拷問でしょう。濃〜〜い渋谷道劇のお客さんにウケたからと云って、客層の異なる他の劇場で通じるわけではないのですが…。しかもしつこいくらいに粘ります。今回のようなステージをやったらポラは出ない、これが道劇の定説なのですが、その定説を打破する使命を帯びているが如くに執拗にポラを勧めます。世間ではそういう行為を“押し売り”と云うのですよ…。道劇でポラを売りたかったら、もっと普遍的なポラトークを会得するか、お客さんが自然に「撮ってあげたい」と思うようなポラ営業キャラを確立してもらわないと。さもなくば、次の出番の綾瀬さんのポラが長引くのが分かっているのだから、無駄にステージ進行を遅らせずに退く勇気を持って欲しい。 綾瀬ナナ−道劇出演は3月中以来ですね。デビュー5周年になるのだそうです(慶祝!)。今回の出し物、サンバカーニバルの衣裳から始まるのですが、1曲目は静かに、2曲目から衣裳に合ったラテンのテンポのダンスになりますが、体の動きは多いものの指先の動きがバラバラでなんとなく雑に見えてしまいます。5年ものキャリアのある踊り子さんにそういう所が目につくと気になってしまいます。ベッドはこれまでの道劇でのステージに比べるとあっさりとした構成です。黒い紗越しに見える裸身はエロティックでしたが。トータルで観ると少し物足りなかったかな。そのせいもあったし、結構売れてたし、前の娘が無駄に時間を遅らせてしまって(-_-;)進行の遅れを気にしてしまったのもあって、ポラ撮り損ねちゃった。 夢野ひなた−7月中以来、2週ぶりです。シャム(かな?)の音楽から始まるエスニック調のステージです。但し、拵えはアロハカラーの腰巻きにハイビスカスとトロピカルですが(笑)。シャムの民俗舞踊の振りを取り入れたり、と云った工夫はみられますが、中途半端でやや消化不良。前回のステージに観られた新展開の構成がよかっただけに、ちょっと今回のステージはまだ試行錯誤の途上、という感じが強かったです。路線としては悪くないと思うので、もう少し練り込んだ上で、いつかリメイクしてくれるといいんだけどなあ。 フィナーレ−「ピース」でのチームフィナーレ、Wカップが終わって1ヶ月も経つと、サッカーのジャージを着てのフィナーレもインパクトがないね。どうせだったら、Jリーグ最下位独走中(^_^;)のコンサドーレのジャージで統一するとかしてくれたら、札幌らしくていいんだけどね。 さあ、あと書くことと云ったらリボン編か; ・いつも通りに2回目以降、リボンを投げさせてもらいました。投げたのはひなたちゃんと樹ちゃんです。ひなたちゃんはともかく、樹ちゃんはさっきステージを酷評したくせに投げてるのは自分でもなんとなく矛盾してるなあと思うんですが(苦笑)、なんだかんだ言っても彼女にはそれなりの期待はまだしてますし、何たってファンですから。 ・ただ、他の道劇チームの娘のステージも悪くはないので、3回目のリボン巻きを頑張って、あと1ステージ分のリボンを確保して、4回目のさくらちゃんの投げさせてもらいました。それでも、見込みが甘くって、途中でリボンが如実に足りなくなってしまい、1回に投げる本数を減らして対応しましたが、それでも最後は足りなくなってしまいました。そんな状況だったのでさゆきちゃんまでは無理でした。ゴメンでした。 ・最近いい加減&甘くなっている自己採点をしてみます。まずは樹ちゃんの部− 2回目:90点(低リボン−10点)ほーら、いきなり大甘(笑) 3回目:80点(低リボン−10点、お客さんが避難して−10点)そんなに大袈裟に避難しなくとも引っかからないのに(悲)。 4回目:80点(オープンで引っかけて−10点、ポライラ投げで−10点)だってこの回の彼女のポラが無駄に長くって…。リボンが荒れてしまいました。 ・次いでひなたちゃんの部− 2回目:70点(低リボン−10点、握り損ねて−10点、投げるタイミングを逸して−10点)リボン的には今回のステージ、タイミングが掴みにくいです。 3回目:80点(低リボン−10点、お客さんがまた避難して−10点)ウーン、一般客の分際でちょこざいなことを…(^_^;)。 4回目:90点(リボン不足−10点) ・最後にさくらちゃんの部− 4回目:90点(投げそびれ−10点)ステージを十分把握せずに投げるとこうなります。 ☆ちょっとその他編も; ・この日、いわゆる応援系、常連系と目される客が私ぐらいだったこともあって、やたら他のお客さんに声をかけられました。時々見かけるポラ好きなお客さんに「この娘って前来たことありましたっけ?」と尋ねられたのはいいんだけど、リボンを誉められたのはこそばゆかったなあ。もっと上手い人がいるんだけど、今日は私だけだからなあ。 ・4回目、ふと客席を見遣るとやたら女性のお客さんが多かったです。30〜40%位はいたんじゃないかしら。でも楽しんでもらえたのかなあ。ポラの様子なんか観てたら思いきり退いちゃいそうだけど。だから、渋谷道劇が放棄した「女性にも楽しんでもらえるストリップ」まだ札幌で健在、なんて我田引水な感想は書きません。 12時に終演。明日もこんな調子だと淋しいなあ、なんて思いながらホテルへ。いつも通り、夜食を摂ってリボン巻き開始です。252本に要した時間は2時間40分、巻き速度に換算すると1本当たり38.1秒です。久しぶりに30秒台が出ましたね。嬉しい。まだ4時前だし本格的に外が明るくなる前に寝ておきましょう。窓の外の眩しさに目が覚めてしまうまで。 |
週末2日目、8月4日(日)篇; 案の定、モーニングコールをセットした午前8時半より前の8時前に眩しさに目が覚めてしまいます。それでもおよそ4時間は寝られたんだから、眠気も感じず爽快な朝です。昨夜買い置いたお茶をちびちび飲みながら時間を過ごして10時にチェックアウト。さて、時間潰し第2ラウンド開始です。昨日はあっけなくTKO負けを喫しちゃったからなあ。今日は判定くらいには持っていかないと。まずはマクドで朝食、スポーツ紙を見ながらソーセージエッグマフィンセットをパクついていたら、気がついたらみんな食べちゃってました。マズイ、まだ30分しか経ってないのに…。教訓:時間潰しが目的の時には“ながら”をしてはイケマセン。食べるときは食べる。新聞を読むときはひたすら読む。ボーッとするときは脇目を振らずにボーッとする。そうしないと時間が潰せません。仕方ないので、わずかに残ったドリンクを啜(すす)って時間をやり過ごしましたが、11時までで限界。しょうがない、奥の手を出すか…で1時間あまり空費して、空いた小腹をミスドで満たしていたら午後1時半。少し早いけどゴングを鳴らしてもらいましょう。で道劇に向かいます。 あとはいつも通りに雑記&リボン編; ・昨日とは打って変わって、今日は週末に来る常連さん達が大方来ていてロビーが賑やかでした。お客さん全体の入りも1回目は上々。でも2回目から3回目前半にかけてはいつも通りの淋しさでした。開演時間を遅らせた分、これまでなら2回目前半までは居られたお客さんが、5時頃を目途に帰っちゃうんでしょうね。 ・昨日はそれほど感じませんでしたが、この日の時間進行は遅れ気味でした。1回目フィナーレが15分遅れ。2回目はオープンカットで対応したものの20分遅れで更に遅れ気味となります。3回目はオープンカットは綾瀬さんだけで25分遅れとますますひどくなります。ポラがバカ売れして、途中で打ち切ったけど遅れちゃったって云うのなら、酌量の余地はあるけど、遅れの相当部分は樹ちゃんの押し売りトークショーの影響だからなあ。心証はよくないよね。4回目の開演は午後10時、これじゃ終演まで居たら、地下鉄の最終に間に合うか微妙だね。お客さんにそんな心配させちゃマズイんじゃない? ・ネットで叩けるところは叩いちゃったので(笑)、リボン編に移りましょう。この日も3回目までの樹ちゃんとひなたちゃんのステージに投げさせてもらい、3回目のさくらちゃんにも投げさせてもらいました。オープンカット等でリボンが余ったら4回目のさゆきちゃんにも、と皮算用していたのですが、所詮は皮算用で実際は3回目までで投げきってしまったので、またしてもさゆきちゃんにはゴメンでした。 ・この日1回目、お客さんの入りがよく私がリボン投げに陣取る下手ステップそばのスペースにもお客さんが座っています。そこに座られると私の投げるところは4列目後方のスペースしかないのですが、そこから投げる時の成績は芳しくないからなあ。お客さんに引っかけたなんて書くと、また若葉マーク卒業が遠のくし…。じゃあ安全第一で投げる本数を減らしておきましょう。6本だからコントロールに難が出るんであって、4本くらいだったら見映えはともかく軌道はキレイに飛ばせる実績はありますから。 ・では自己採点、樹ちゃんからいきましょう− 1回目:70点(中しだれ−10点×2、低リボン−10点)ここでのしだれはお客さんの頭を越して高く投げるのを最優先にした故なので、折り込み済みなのですが、一応お約束なので減点。 2回目:失投なし いやあ、やっぱりカールリボンの方が投げやすいなあ。 3回目:70点(低リボン−10点×2、天ぷらリボン−10点)とにかく高く上がっただけのリボンを“天ぷら”と命名しました。 ・久しぶりにやっちゃったひなたちゃんの部− 1回目:70点(中しだれ−10点、散らばりリボン−10点×2)まあ、人的被害が皆無だったから、ネットで叩かれることはないでしょう(笑)。 2回目:60点(上手からのリボンと絡まって−10点×2、オープンで上手客席を直撃して−20点)あんな客席(無人)直撃リボン、久しぶりにやっちゃった(^_^;)。ひなたちゃんも「やっぱりやったね!」って顔で妙に嬉しそうだったなあ。飛び込んだリボンをひなたちゃんに奪われそうになるし、次に投げたリボンは彼女にリボ審されちゃうしで、もう散々(笑)。 3回目:70点(低リボン−10点、投げそびれ−10点、上手客席飛び込み−10点) ・最後にさくらちゃんの部− 3回目:60点(低リボン−10点×2、投げそびれ−10点、大しだれ−10点)ウーン、まだ彼女のステージのタイミングが掴めていない。 先週に比べるとくたくたと云うほどではない適度な疲れです。ロビーに冷房が入ったことでそんなには大汗をかかずに済んだことが効いてるみたい。4回目のステージを観るのは諦め、ロビーでしばらく休憩してから劇場を出ます。今日は有るリボン(約340本)を全て投げ尽くして、リボンキットの袋がパンパンに膨れあがっているのに加えて、来たときよりも荷物が増えてしまったので、夕食を摂りに寄り道するのは諦めて札幌駅に直行です。帰りの夜行もそこそこ混んでました。若い女性がやたら多かったから、アイドルのコンサートでもあったのかな?幸い、隣の席が空いてたので、缶ビール片手にキオスクで買った菓子パンを囓りながら、横になっていたら寝入ってしまい、目が覚めたら釧路直前でした。体の節々が痛い。昨日までの無理が一遍に出て来ちゃったみたい。今日の仕事が大変だなあ。 |
次回も道劇です。8月10日の楽日、樹ちゃんのアイドル姿を見納めに行ってきます(嘘、とまでは云いきれないんだよなあ)。 |
2002年08月09日 03時18分42秒
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2002年7月24(水)−25日(木) 進境 |
2002年7月24(水)−25日(木) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 今年の7月結は、昨年に続いて小樽発札幌道劇行の旅です。理由は…あまり詳しく書くとまたさる筋から反省させられてしまうので(苦笑)、去年と同じってことで興味ある方だけ去年の同時期の日記を参照して一人で納得して下さい。ってことで説明責任完了!で本文です。 |
小樽発1日目の7月24日(水)篇; この日の日記は小樽港から始まります。なんで港なんかで…と思った方は振り出しに戻って予習してきて下さい(笑)。港内ですべきことを午前9時には済ませてしまえば、後はフリータイムです。早速道劇へ!と意気込みたいところなのですが、外は雨です、しかも気温もそこそこ高いので釧路人には耐え難いくらいの蒸し暑さです。それに小樽−札幌間なんか快速電車で40分足らずなのだから、そんなに慌てて出ても札幌で時間潰しに汲々とするだけなのは先月結の小樽滞在で思い知ったので、まあまあと自身をなだめながら空調の利いた船内で鋭気を養います。11時少し前に出発です。この雨で閑散とした小樽運河を横目にしながら小樽駅に向かいます。生憎、傘の持ち合わせがなく、船内に放置されていたビニル傘を借りて出ましたが、片手に重いリボンキットを提げ、もう一方の肩には書類カバンをかけながら小さめのビニル傘で雨風をしのぐというのはとても疲れます。更に跳ね上がった水たまりの泥水でズボンが濡れないようにと気を使いながら歩くので、小樽駅に着く頃にはすっかり汗だく、あぁー、ベタベタして気持ち悪い(x_x)。それでも駅に着いてしまえば、しばらくは傘に煩わされることからも解放されますので少しだけ楽。空調の入った車内に早速閉じこもって汗を退かせながら出発を待ちます。この雨のせいかそれほど混まないまま小樽駅を出発です。手稲駅でドッとお客さんが乗り込んできて目を覚ますまで、ウトウトしながら車内での束の間の安息を得ます。札幌駅到着は正午を少し回った頃、まだ道劇開場にはたっぷり時間があるので、来月の帰省(兼遠征(^_^;))の際の切符を確保しておこうと駅前のJTBに寄ります。ここは以前来たときにも1時間近く待たされたことがあるので、そのくらいの待ち時間は覚悟していたのですが、今回はまだ新人さんらしい方が私の担当になっていまい、なかなか用件が進みません。こんなんだったら私の方で資料作った方が早く済んだなあと後悔しながら、子供に説明するように時刻表を指さしながら説明してたら結局1時間半かかりました。おかげで昼食ヌキで道劇直行する羽目になってしまいました。もうあそこ行かない! 雨の中、再び蒸されながら雨粒と汗にびっしょり濡れながら開場10分前に道劇に到着です。これから更に汗をかかなきゃならないってのに、先が思いやられます。予告もなく平日に私が現れたので、従業員さんが驚いてました(^_^)。でも、しばらく私が行ってなかった内にまた2人の古くからの従業員さんが辞めてたんですね。経営のスリム化の一環とは云え一層淋しいね。 今週の香盤です; 1. 補遺の通りに投げたり観たりしながら、4回目のえりかちゃんのステージまで居ました。小樽行きの電車の最終は23:45、無理すれば4回目の青井りんごちゃんのステージまでは居られたかと思うんですが、どうせトリの繭ゑちゃんまではいられないのだから、4日目トップのえりかちゃんを応援し(リボンを投げ)て、燃え尽きちゃった方がキリがいいでしょう(一番のオキニじゃない娘の応援で燃え尽きるなよ…;苦笑)。平日だからお客さんは入りがどうのこうの書くまでもないよなあ、と思っていたのですが、1回目開演時こそ20人程度でしたが、それからも断続的にお客さんがやってきて1回目フィナーレの頃にはゆったりモードで7−8割の入りにまで膨らんでいました。この程度の入りだったら下手な週末の1回目なんかより入ってますよね。仕事途中(^_^;)のサラリーマンらしい方の姿が結構多かったです。ポラもこの時間帯にしてはバカ売れで1回目で10分押しになってしまいました(こんな日にポライラ(ポラでイライラ)させられるとは…(-_-#))。その遅れを取り戻そうとしたのか、2回目は+ポラの娘全員オープンカットして対応したのですが、1回目にはあれほどいたお客さんがゴッソリ帰ってしまい10名未満に。おかげで逆に5分ほど早く終わっちゃった(笑)。2回目から3回目の前半までは結構厳しかったなあ。それ以後、ボチボチお客さんが来てましたけど。1回目が異例、2回目以降がフツーの平日のお客さんの入りだったんでしょうね。 少々船酔いしながら書くのであまりねちっこくはないステージの感想; 森園えりか−5月中以来の道劇出演です。実は今週のメンバーで一番楽しみだったのが彼女だったりします(笑)。イヤ、別に乗り換えようなんて意図はなくて(焦)、ここ最近の進境がもっとも著しい彼女が今度はどれだけの成長を我々の前に披露してくれるのかしら、なんて期待感を抱かせてくれるのです。ただ過剰な期待感は、それが満たされないときの反動も大きいですから、やや感情を自制しながら観たのですが、期待通り、否、期待以上の素晴らしい出来でした(最近、こんなに素直に期待に応えてくれる娘に逢ってないなあ)。構成はいつも通りの正統派ストリップです。青のドレス、青の下着、そして裸身を包む青の薄衣、ステージを照らす照明の中では落ち着いたトーンの衣裳が彼女には合います。ダンスはダイナミズムよりはテンポを重視した振り、引き締まった筋肉質の彼女の肢体の美しく凛々しいこと。ベッドは今まで時々感じることのあった表情の硬さとか険しさが消え失せていて、優しさを表現できるようになっています。今度道劇に来るときは更に上手くなってるんだろうなあ。その時がホントに楽しみです。 純川セレナ−デビューして10ヶ月、ようやくの初ソロです。後からデビューした娘のソロデビューで後塵を拝し続けてきて、このまま「チームショー&企画もの専門」に甘んじてしまうんじゃないかと危惧してましたが…長かったなあ。ポラに頂いたコメントによると、初ソロの出し物は「ハードボイルドシティ」、分かりやすく云うと「女殺し屋」がテーマです。ターゲットを倒すも自らも傷つき、いたわってくれる人もない孤独な殺し屋は自らを愛するしか…と云うシチュエーションストリップ(「ニキータ」か「アサシン」から材を採ったんでしょうか?)。殺し屋らしく黒で統一した衣裳、雨のシーンで暗転の次には髪を濡らして登場、と初ソロにしては凝った構成です。どうもセレナちゃんは演技派ステージの志向が強いようです。ただ、ベッドはその演技が少し空回り気味。あと、演技派を目指すならやはりもう少し体は絞って頂かないと…。お腹の弛みは気になっちゃうし、タイトなパンツがピチピチ過ぎて動いている間に下にずり落ちて半ケツ状態になっちゃうのはちょっと…。ただ、ポラのコメントを読む限りやる気はあるようなので今後の成長を期待しておきます。ポラの際に投光さんに「もう撤収してもいいですかー?」といちいち聞くのはお約束にしても、あまり頂けないね。 アキラ−道劇専属の踊り子さんです。聞き慣れない名前なので新人かな?と思ったら、先週は「ひかる」名義で出演していた元・里瀬ひかるちゃんでした。また改名ですか(笑)?道劇でも人気が出てきてるんだから、そろそろ名前を固定して欲しい気持ちもあるんだけど、『アキラ』って云うのもなあ。大友克洋のアニメとか、松あきら参院議員とか、清水アキラとか変な連想しか出来ないんですが…。彼女も黒でまとめた衣裳です。技術的には拙いんですが、それがどうしたとでも云わんばかりの大胆な振りをするので、かえって気持ちいいダンスです。黒の衣裳で彼女の身体が引き締まって見えます。格好いいです。先週に続けての好印象のソロ、ちょっとお気に入り。オープン曲は、先週ヨーコさんが使っていた彼女のテーマとも云うべきナンバーじゃないですか!オープンでの乱入の功績を評価されて、ヨーコさんから頂いたんでしょうか(笑)? 山口玲奈−5月中以来の出演。ゲストにしては短いインターバルです。さて、今回もミッチー(及川光博)オンパレードなステージです(^_^;)。ただ、さすがに2ヶ月経っただけの道劇再登板では大胆な新作、と云うのは出来なかったようで、これまでに使ったことのあるミッチー・ナンバーを使って再構築したような感じのステージです。ダンスやステージ構成には一定の実績のある娘だし、自他共に認めるミッチーファンだけあって、ステージの場面場面に合った適材適所な選曲をしているので、違和感は感じないのですが、そろそろ…。 青井りんご−3月結以来です。“進境著しい”と云う言葉を使いたくなる踊り子さんがもう一人いましたね。チャイナ風のドレスでのダンス、曲の「Shangli-La(電気グルーヴ)」と微妙に合っててなかなかいいです。それ以上にいいのがベッド、体得した官能的な仕草を取り入れた動きが、ステージの彼女の魅力を増幅する効果を果たしています。腰をグラインドする動きの艶めかしいこと。ちょっと反応しそうになりました。ベッドの選曲が私の好みにあっててメチャ好み。 藤 繭ゑ−6月頭以来になるのですね。たかが4週とは云え、繭ゑさんのステージを観られないとちょっとした知的飢餓状態になってしまいます。なんて言いながら、繭ゑちゃんの世界の外殻を撫でてその形状を確かめるだけで、中に飛び込むことなく満足しているだけのような気がしますが。今回の出し物は「侍」です。道劇での新作は5月の「MAYUWE」以来、“藤繭ゑらしい”作品という条件で更に絞り込めば4月の「人形愛」以来になるのでしょうか。“藤繭ゑらしい”と云う形容を使ってはみましたが、今回の「侍」はやや直球勝負、といった趣。もっと踏み込めば打者(観客)に打たせる球を投げるバッティングピッチャー、のような比較的平易な構成のステージだなあ、と云う印象を持ちました。だって、いつもは1回観ただけでは「?????!」な印象だけしか持てず、回数を重ねてみることによって徐々に「?」の数が減って「!」が増えてくるのに、今回は初めて観ただけで「??!!!!」位の理解度を達してしまいましたもの。もう少し知的格闘をさせて欲しい、と云う意味では少し物足りないものの、最近の道劇の方針変更が彼女の製作環境に与える影響を考えればこのくらいに抑えねばならないのかもしれないなあ等と他人の フィナーレ−久しぶりに観るパターンの道劇チームフィナーレ。記憶では渋谷道劇がオープンしてからは初めてじゃないかしら。この曲でのフィナーレにはまだ慣れていないのか、えりかちゃんがエンディングまでにステージに戻れないことが多かったりします(^_^)。アキラちゃんがやたらしっかりと手を握ってくるのに少しドギマギしてしまいました(笑)。 1日の最後はリボン編で(笑)…; ・この日は2回目以降のえりかちゃんのステージに投げさせてもらいました。リボン不要な繭ゑさん以外では道劇チームの娘で投げたことのあるのはえりかちゃんと先週初投げしたアキラちゃん(なんか幼稚園児を呼んでるみたいで違和感あるなあ、この呼び方(^_^;))がいるのですが、場内の冷房は弱いし、ロビーはこの蒸し暑さにも関わらず冷房を入れていないので(+_+;)、えりかちゃんのステージに投げた後で汗がドッと体中から噴き出してきます。持参したハンカチがぐっしょり濡れるほどだし、背中や脇の下には汗ジミが出来てるしで他の娘にも投げてあげようと云う気にはなれませんでした。 ・そんなこと云いながらも、しっかり3回目には青井りんごちゃんに投げてしまったりしています。だって、りんごちゃんのステージいいんだもの。それに3回目にムシムシするロビーで巻いたリボンが少しだけ余って、あまりポーズの多くない娘のステージ1つだけなら投げられるくらいだったのでその条件に見合うりんごちゃんに白羽の矢を立ててしまいました。 ・では自己採点です。早速えりかちゃんの部− 2回目:70点(低リボン−10点×2、中しだれ−10点)今週もいたって軌道は低め、体が覚えつつあったリボンリリースのタイミングまで忘れかけているのか、リリースの際に指が引っかかるのが気になります。 3回目:80点(低リボン−10点、中しだれ−10点)前回の反省を元に注意しながら投げてやや改善の兆候。 4回目:30点(低リボン−10点、ポーズでえりかちゃんに引っかけて−20点、ポーズでニアミス−10点、オープンでニアミス−10点×2、上手客席飛び込み−10点)疲労が顕著にリボンに出てしまい散々な出来。えりかちゃんの脇の下に引っかけたのがまだ十分に鞣されてないGラインだけに、海より深く反省。 ・次いでりんごちゃんの部− 3回目:60点(はぐれリボン−10点、ニアミス−10点、下手のお客さんに引っかけて10点、オープンで上手のお客さんを狙って投げて−10点)だって、オープンでりんごちゃんを呼び寄せて何するかと思ったらチップをお股に差し込もうとするんだもの。そんな下品な客にはこっちも多少は手荒な歓迎をしてもいいでしょう? いつの間にか雨の上がった中、劇場を出ますがヘトヘトです。昼食ヌキでお腹が減っているので「かつや」で少しリッチな夕食です。が、ここではあまり手の込んだものを頼むと出来上がりも遅くなると云うのを学びました。「まりも」で帰るときには気をつけようっと。満腹で店を出ると更に疲労感に襲われます。今日はカプセルでもいいから札幌のホテルに泊まることにするべきだったなあ。今から電車で小樽に帰るのはしんどいよ…。それでもなんとか札幌駅までたどり着きますが、乗りたかった午後10時台の快速最終は出発した後で、30分後の普通電車を待つ羽目に。疲労困憊した体で待つ30分はツライ…。だったら道劇でアキラちゃんのステージまで観てればよかったなあ(愚痴)。それでも電車で座れたし、手稲より先はガラガラだったし、で脚を伸ばしてグッタリ出来たのでなんとか小樽まで保ちました。港に戻ったのは日付も変わった0時半、普段の札幌遠征でラストまでいて途中コンビニに寄ってホテルに帰る時間とほぼ同じ。つまりそれだけ移動に時間を費やしてるってことね。疲れるわけです。普段ならこれからシャワーを浴びてリボン巻き!といくのですが、体が言うことを聞きません。ここはチェックアウトとか気にせずにいられるのだから、明日早起きして巻くことにして、今は体力を回復するのが最優先です。おやすみなさい。 |
小樽発2日目、7月25日(木)篇; 目覚まし時計に5時半に起こされます。目覚めは快適、疲労はすっかり癒えたようです。早速リボン巻きに取りかからねばなりません。昨日投げたまま袋に詰まったリボンは252本、巻くのに要したのは190分ですから巻き速度は1本当たり45.2秒、時間に追われないと記録も低調だなあ。それでも9時前には巻き終えられたし、身仕度をして昨日と同じ11時前に小樽港を出発です。今日は天気は上々、日射しの強さも適度な風に吹かれればそれほど暑くはありません。ただ、建物の中に入り風がなくなると、途端に汗が噴き出してしまうのには困りました。薄手の生地のシャツを着ていたのもあって、既に汗ジミが…(T_T;)。こういう時には自分の汗っかきな体質を呪いたくなります。小樽駅近くでかま栄の蒲鉾を購入します。えりかちゃんへのファンレターに添えるつもり。せっかく小樽に来ているのだから、小樽っぽい差し入れでもしてみようかなと思って。でも、最近サウナで小樽の広報番組を見ることが多くそのスポンサーになってるので「それなりに有名なところなんだ」という刷り込みで選んでしまいましたが、正しかったんでしょうか?ついでに札幌駅構内の売店で沖縄ものの菓子も衝動買いしてしまいます。なぜか沖縄ものにはとことん弱い私(笑)。こちらは繭ゑちゃんにでも差し入れてみようかしら。 ススキノのロッテリアで遅めの朝食も兼ねた昼食がてらファンレターの執筆です。えりかちゃんの方は感じたまま書けばいいんでスラスラと済みましたが、繭ゑちゃんの方は筆が滞りがち。最近の道劇の様変わりとか、来月の関西の劇場出演のこととか、書く話題には困らないものの、札幌道劇が唯一の道劇だった平和な時代を知っている踊り子とそのファンにとっては愉快な話題ではないし、かと云って正直に彼女の所属劇場を罵倒するわけにもいかないし。結局、当たり障りない表現で当たり障りなく励ましてお茶を濁してしまいました。ようやく書き終えた頃、携帯に電話が入ります。私に携帯なんか珍しい、と思って出ると小樽で一緒のYさんから。「今札幌いるんだけど、道劇連れてってよ」とのこと。船内で散々道劇の話をさせられたから、少し興味を持ったのかな?じゃあ、リピーターになる可能性有りだから連れて行ってあげようか。私が道劇でどんなコトしてるのかも見てもらえるし(笑)。早速ニッカの看板下で待ち合わせ(と云うかYさんが電話したのがそこだった)、Yさんの昼食に吉牛につき合ってから道劇に向かいます。Yさんの分は私の大入りスタンプカードで立て替えます(と云うかタダで入れろ、とYさんに強要された;苦笑)。 雑記ネタ、そしてリボン編へ、と云う流れ; ・お客さんの入り、平日らしい標準的な入りでした。淋しいけれども時間がサクサクッと進むので、苛つくことなしに過ごすことが出来るのですから、お助けポラを8枚も撮る羽目になったとか愚痴を言ってはイケマセン。一般企業の給料日だったせいか、4回目からは結構入りがよかったです。 ・1回目のステージを見たYさんの感想(野球ファンなので野球風に)− 2番 純川 併殺打(^_^;) 3番 元里瀬 レフト前ヒット 4番 山口 四球(^_^;) 5番 青井 ライト前適時打 6番 藤 内野安打(適時打) ・ようやく、ロビーに冷房が入っていました。弱いけれどもないよりはマシ。涼しいー! ・えりかちゃん、繭ゑちゃんに差し入れを添えたファンレター渡せました。返事も頂きました。繭ゑちゃんからは昨年暮れ以来だから久しぶりだなあ。ちょっと内容に心配になっちゃうところがあったけど…。 ・えりかちゃんも8月から遂にポラ始めちゃうんですねえ。ステージだけで勝負できる貴重な人材だったんだけど…。「ステージだけ」じゃ仕事が取れないこの現状ってやっぱり不条理だよ。 ・そろそろリボン編、今日も基本はえりかちゃんで4回のステージに投げさせてもらいました。昨日は4回目でえりかちゃんに引っかけてしまったので、今日は更に慎重に投げました。 ・2回目のリボン巻きを頑張って、3回目には出来るだけ多くの娘のステージに投げてあげようと思い、セレナちゃんとアキラちゃんとりんごちゃんに投げさせていただきました。りんごちゃんには昨日も投げさせてもらったし、アキラちゃんには昨日から投げたかったという希望があったから問題ないのですが、セレナちゃんには1回目に撮ったポラに「リボン頑張ってね。たまには私も応援してね」と書いてあったので、つい投げてしまいましたが、まだ投げてない娘からリボン応援されてもなあ。なんだか彼女の作戦に乗せられてしまったような感じ。複雑な気分。 ・複雑な気分はさておき、自己採点にいきましょう。まずはえりかちゃんの部− 1回目:80点(低リボン−10点、小しだれ−10点)Yさんにはウケたのでやや甘めに採点してしまいました。 2回目:70点(低リボン−10点、散らばりリボン−10点、中しだれ−10点)ちょっとしだれリボンの兆候が顕著になってきました。フォームが崩れつつあるみたい。直さなくっちゃ。 3回目:70点(低リボン−10点、激低リボン−10点、中しだれ−10点)また指に引っかけちゃった。 4回目:70点(低リボン−10点、激低リボン−10点、下手客引っかけ−10点)引っかけたお客さんに睨まれてしまいました。 ・次いで3回目に投げた3名の自己採点− セレナちゃん:失投なし まあオープンだけだからこんなものでしょう。 アキラちゃん:80点(低リボン−10点、オープンニアミス−10点)オープンで客席まで駆けてゆく彼女にはリボンは不要なのかもね。 りんごちゃん:80点(低リボン−10点、小しだれ−10点) 4回目のえりかちゃんのステージを応援し終えたものの、この日はまだ燃え尽きずに済んだので、もうしばらくステージを観ることにします。アキラちゃんの元気溢れるオープンを観て、今日の観劇は終了。汗だくにはなったものの昨日よりは体力を残して劇場を後に出来ました。ココイチが今日の夕食、元気がある日はいいけれども昨日みたいに疲れ切った日にはいちいちライスの量や辛さまで細かく指定するここのシステムはちと苦手かな?昨日と同じ最終の1つ前の午後11時台の電車で小樽に帰ります。さすがに少し疲れが出てきます。リボンは帰港までに巻ければいいから今日はこのままにしておきましょう。明日からまた海上の人か…。 |
7月はこれでおしまい。ちょっとあっけないね。次回からは8月です。8月は頑張るよー!で第1陣は8月3(土)−4日(日)の道劇です。 |
2002年07月30日 19時54分00秒
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2002年7月15日(月) 出稽古 |
2002年7月15日(月) ニュー道劇に一定に理解を示した次の日は、7月遠征の本番、大宮篇とミカド篇のダブルヘッダーです。初めての道劇以外でのリボン投げ、卒なく出来たのでしょうか? |
なんか、大宮に雪乃ちゃん、そしてミカドに泉希ちゃんの応援にリボンを投げにいくのが当然の様な書き方をしてますけど、本当にいいんでしょうか。道劇ではまあそこそこ落ち度ない程度では投げれるようになっては来ましたが、まだ若葉マーク卒業の許可はリボ審委員各位の方々(つまり常連さん達)からももらってないし、道劇では若葉マークを付けて投げている身なのにね。でも、客席飛び込みとか、流れリボンとかの致命的な失投からは解放されてきているし、それなりに自分でも「そろそろ道劇以外での出稽古もしてもいいんじゃないかな」という自信も芽生えつつあるので、そろそろ他の劇場でリボンデビューして自身の腕前を確かめに行ってもいいんじゃないかな、と云う誘惑に敢えて負けてみました。まあ、行くのは平日だし、そんなに劇場も混まないはずだから、不幸にも犠牲者が出ても謝って済む程度の最小限に済ませられるだろうし、目撃者も少ないだろうから「雪乃ちゃん(または泉希ちゃん)の応援の札幌からの遠征さんにリボンの超下手なのがいる」なんて噂にもなりませんでしょうし、なんて気持ちもありました。 雪乃ちゃんの出ているショーアップ大宮と泉希ちゃん出演中の池袋ミカド、どちらに先に行こうかと少し悩みましたが、香盤情報によると、泉希ちゃんは4番目、雪乃ちゃんは丘乃愛唯ちゃんとのチームでトリ、そしてミカドの方が大宮よりも早く開演して、早く終演する、と云うのを考慮すると、ミカドの方に先に行って、泉希ちゃんのステージを2回観てから大宮に行けば2人とも2回ステージを観られるし、どうせ今晩のホテルは大宮に取ってあるのだから(安いホテルが取れずに保険でやや高めのホテルをキープしておいたつもりが本命の安い宿を探すの忘れてた)、と云う理由でミカドの方を先に行くことにしました。 |
と云う訳で最初は 2002年7月15日(月) 池袋・東池袋 「池袋ミカド劇場」 から始まります。 札幌のホテルでリボンを巻き終わったのが、午前3時、なんやかやで床に就いたのが3時半でしたから、午前5時に目を覚ますまでに寝られたのは1時間あったかなかったかという程度でしょう。それでも1時間寝られたからなのか、それとも初めての出稽古を前に興奮(^^;)していたからのか、そんなには眠気を感じずにホテルを出ます。夜を徹して巻き上げた札幌用リボンキットはホテル近くのコンビニから職場宛てに宅配便で送ってしまいます。札幌から千歳発羽田行きの第1便に乗るまでは特段の変異なし。ただ、空港ロビーで見た天気予報によると台風が明日の朝には関東直撃するみたいなのが翌朝の飛行機で釧路に帰る予定の我が身には少し気掛かりなところ、という程度かな。機内では雪乃ちゃんと泉希ちゃんへの割とあっさりめのファンレターを書いて時間を過ごします。羽田空港到着後、空港内の郵便局で局留で送ってあったミカド(兼大宮)用のリボンキットを受け取ります。これまで札幌で1年間使ってきたリボンを摩耗した両端を裁ち落として両劇場用に短くしたもの、幾多の踊り子さんの汗と涙と血潮(^_^;)の滲んでいるリボンだけに初の出稽古には適任だと信じて抜擢したのですが、期待に応えてくれるかしら。 京急線&山手線経由で池袋へ。途中、つい習慣で渋谷とか新宿で電車を降りたくなりますが我慢ガマン。池袋に行くのは昨年6月に渋谷道劇オープンを観に行くついでに阿修羅さんの引退興行を観に行ったとき以来2度目。およそ1年ぶりなので、どちらの出口から出ればよかったのかすっかり忘却(それは忘れ去ることなり)の彼方に、で結構迷いました。辛うじてビックカメラの方だったなあ、というあやふやな記憶を頼りにして東口に出てみたらドンピシャリ!で見覚えのある光景に出逢えました。そこから先は目をつぶっても行けるくらいの感覚ですんなりとミカド劇場まで行けました。時間は11時ちょっと前、開場してるようには見えたけど、開演は12時でまだまだ先、1時間待つのもなあ、でもリボン投げのためのポジションを取りあえずキープしておかなくっちゃ、という訳で差し当たっての飲み物を買い込んでから劇場に入ります。場内には既に10人程度のお客さんが暗い中座っています。1年ぶりに来て改めて狭いなあ、と思いました。形ばかりの盆とか、客席とステージ&盆の間の空間が殆どないとか、リボン投げには難しい劇場だなあ、という印象がまず頭に浮かんできます。初めて来たときはそんなこと思いもしなかったんだけどなあ。やっぱり、リボンを始めちゃうとまずそういう所から劇場の構造を見てしまうんですね。それでもリボンキットを持ってきてしまった以上、何もせずに帰るわけにはいかないので下手最前列端の席を確保します。トイレ入り口というのが気になるけど、まあ後ろに障害物を気にせず投げられそうです。早速リボンを準備してもいいけど、開演までにはまだまだなのでまずは一休み、場内は適度な冷房が利いていて涼しいー!(その分トイレはムッと暑いけど)体が場内の涼しさにも慣れた頃から時間を持て余し始め、まだ早いなと思いながらリボンの準備を始めます。案の定、あっという間に準備は終わってしまい、再び暇を持て余す羽目になるのですが。平日の昼だし、堅気の応援の人は来ないだろうなとは思いつつも、リボン投げには絶好のポジションを取っているので、後から来た人に何か言われはしまいかと少しビクビクしながら開演を待ちます。結局リボンを投げる人は私だけで何も言われませんでした。 場内掲示による今週の香盤です; 1.蝶野あかり +ポラ 感想を簡潔に; 蝶野あかり−先週の道劇に続いて。出し物は当然(^_^;)これまでと同じやつでした。変わったところと云えば…ボロボロだった羽扇子の特に痛みが目立っていた孔雀の羽の部分を取り払われていて一見しただけではボロさを目立たないようにしてあったことかな(笑)。これで彼女のこの出し物を観るのは4週目、もうこの出し物以外の彼女を想像しにくくなっていたのもあるし、劇場が変わったのもあったし、でそんなには「またかよ!」感は感じませんでした。でも、相変わらず曲とポーズのタイミングが独立してるんだよなあ(苦笑)。 森優希奈−5月中の渋谷OS以来です。今回の出し物はチャイナもの。そんなには下手には見えないんだけど、所々で照れ笑いみたいな表情をするのと、振り付けに自身がないのか下を向いてるのが多いのが気になりました。笑顔が彼女の魅力の最たるものなんだし、もっと自信を持って踊ってもいいんじゃないかな。ポラあまり売れません。彼女の所属劇場なんだから、もっと常連さんが撮ってあげてもいいのにねえ。 外国人ダンサーM−以前に渋谷OSで観たことあるような気がします。煙草を吸う振りをして逃げたかったのですが、最前列の端にいたせいで真っ先にタッチさせられてしまいました(笑)。至近距離でライト付きの拡大鏡でお股見せられてもどこがいいんだかさっぱり分かんない。 泉希−先週の初日以来、14日ぶりです(笑)。出し物は昨年11月に道劇でやったアイドルものの出し物を少し長めにアレンジしたものです。まあ泉希ちゃんのイメージに沿った出し物だから、外回りするときにはこんなところに落ち着くのでしょうね。ここの劇場に乗ってから5日目というのもあって、こちらの心配も杞憂だったみたいで元気でした。狭いステージをフルに使っての元気なダンス、札幌でも観られたお客さんをいじるパフォーマンス、そして前半オナベッド後半ポーズベッドというテキパキとした流れ。安心して観ていられました。ただ、オリジナルよりも1曲分長くしているの分、泉希ちゃんの動きが澱(よど)んでいるように観え、流れが少し滞っているように感じられるところはあったかな。渋谷道劇ではあった(らしい)ポラポーズの制限、ここの客層の要求に応えてかなくなっていました。道劇では撮る気になれなかった彼女のポラですが、泉希ちゃんが元気そうだったし、劇場側の彼女への評価に少しでも役立てばと思い撮ってしまいました。 夢野早紀−4月結の道劇以来です。前半のダンスパートはルパン三世のナンバーで(12月中のELNAさんのステージを思い出した)、後半のベッドは羽を背中にバレエをベースにして。彼女の鍛え上げた肉体を駆使してのベッドショー、ポーズが綺麗に決まって綺麗だった。 園田しほり−彼女のステージを観るのは昨年9月の道劇以来じゃないかしら。1回しか観てないんで、今まで観た彼女のステージと違って正統派アイドルっぽくて可愛かった、位の印象しか御座いません。 さて、リボン編も書かなきゃイケナイのでしょうね: ・この日は2回しか泉希ちゃんのステージを観られないのだし、きっと今までのステージの再演だろうし、彼女にはこれまで数多(あまた)のリボンを投げたのもあって、彼女のポーズの流れはおおよそ掴める自身があったのもあって、1回目から投げてみました。劇場の天井が低かったり、客席とステージの間が狭くてリボンを投げるスペースがないのが気になるけど、まあ何とかなると信じてみましょう。 ・1回目、難を避けて本舞台に向けて第1投を投げてみます。いきなり天井の配線に引っかけてしまいます。別に引っかかっただけで問題はなかったのですが、これでビビってしまいそれ以降あまり高く投げれなくなってしまいました。それがその後の失投の遠因に…。 ・高く投げれなくなってしまったのと、ついつい背後のトイレ入り口の幕を気にしてしまうのとで、道劇で出来たような腰の捻りを使ってのダイナミックなフォームが出来なくなって手投げになってしまい、リボンの軌道が低めに集まってしまいます。お客さんの頭上すれすれに飛んでいくリボン、そして時にはお客さんに引っかけたり、上手の客席に飛び込んでいったり、しまいには我が手を離れて流れリボンとなって飛んでいったりの散々な出来。数値化したくないですが、自戒も込めて敢えて自己採点すれば、1回目60点、2回目40点、と云ったところです。 ・初めて投げる劇場というのを割り引いても、やはりまだ出稽古には時期尚早だったのかなあ。もう少し道劇で修行を積むべきでした。少なくとも道劇の4列目後方から投げて無難に投げれるようになるまでは出稽古は自重しておきましょう。これ以上、道劇の応援の評判を下げてもなんですし。 2回目の泉希ちゃんのステージに投げ終え、あまりの出来に消沈しながら劇場を去ります。泉希ちゃんの厚意に甘えてサインを頼んだポラを受け取ろうとしたら、テケツの従業員さんに「まだ出来てないんだよ!」とぞんざいにあしらわれてしまい、夢野さんのステージまで観て再度違う従業員さんに尋ねてみたらとっくに出来てました(テケツのオッサン、ちゃんと調べてから物言えよ!)。埼京線を大宮に向かいます。車中、他の乗客の目を気にしながらこっそりポラを観たら手紙が添えてありました。この日一番のポラの売れ行きで忙しい中、わざわざ認めて頂いてホントに有り難いです。これからも泉希ちゃんを応援してゆきたいなあと思いながら、第2の劇場に向かいました。 |
という訳で次は 2002年7月15日(火) さいたま・宮町 「ショーアップ大宮」 なのです。 ショーアップ大宮に行くのも昨年9月に相葉まよさんを観に行って以来だから、結構久しぶりです。なので、池袋と同様に駅のどっちの出口から行けばいいのかに迷ってしまいましたが「大宮ソニックシティじゃない方」というなんだかよく分からない記憶を元になんとか目途をつけられたので、まずは荷物を置きに「大宮ソニックシティのある方」にあるホテルに向かいます。例によってそこそこ迷った末にようやくホテルにたどり着き、ビッシリかいた汗をひとしきり退かせてから、5時半にホテルを出て再び「ソニックシティのない方」の大宮駅前に向かいます。一旦出口が分かった後は目をつぶっても、の感覚で劇場には行けるんですがね。 通常料金4500円を払って入場。以前来たときとロビーの様子が一変していて驚きました。テケツやモギリの従業員さんが明るくて親切そうなのは以前と同じでしたが、ロビーが改装されていてカウンターが設置されています。またカウンターのそばにはパソコンが設置されていて、ここの会員になると自由に使えるようです(さすが自前のサイトを立ち上げただけはありますね)。カウンターではホットコーヒーなどが買えるようですが、自販機で売っているソフトドリンク類も街中と同じ値段だし、一見のお客さんにはすごく親しみやすくなった感じがします。札幌道劇が最近打ち捨てたファンサービスをこういうところで体感すると少し悔しいけどね。また以前は踊り子さんが担当していた個室サービスも、それ専門のお姐さんが待機しているようになったんですね。ただ、それじゃその辺のヘルスと変わらないような気はしますが。たまたま来ていた渋谷道劇の常連さんと一くさりお喋りした後に場内に入ります。 今週の香盤です; <第1部> 感想をチョコチョコッと; 北原ゆい−初見です。仁科ちあきちゃんをちょっとふっくらとさせたような感じ。ばったもんのミニスカポリスといった感じの衣裳からのステージ、ちょい好み(^o^)。ポラで握手したとき、(私の体がクーラーの風で冷え切っていたのもあって)すごく温かだったのが印象に残りました。 優香−昨年6月に道劇に出演したのを観て以来。その時は無難にまとめていて「実家のM子叔母さんの若い頃に似ているお姐さん」位の印象しかなかったのですが、ミリタリールックからバスローブ姿でのベッドが「女兵士の一時の平和」をイメージさせるもので、予想外によかった。スレンダーな肢体のお姐さんなので兵士の衣裳が格好良かった。 水野リカ−2月結にDX歌舞伎町で観て以来です。ごく普通のステージだったのですが、なんとなくノリ切れないまま終わってしまったようで、またしても「観た後で何も残らないステージ」という第一印象と同じ感じを抱いてしまいました。この娘のようなタイプって苦手なんでしょうね。 知奈 樹−樹ちゃんと云えば、何をやってもハードロックダンスになってしまう、という負のイメージを最近抱きつつあるのですが、今回は違いました。今回はラテンです。「やれば出来るんじゃない!」ただ、振り付けにはまだこれまでのハードロックダンスなところが残ってるんですけどね。樹ちゃんも他の劇場に乗るためには、もっとステージの幅を広げなきゃいけないんだから、色々なジャンルにチャレンジして欲しいよね。あと、ベッドはもっと工夫して欲しいね。ポラです。彼女のポラは初めて観るのですが、よく喋ります。なんか沈黙が生じるのを怖がっているみたい。そのせいか、喋る内容が自分のことばかりで一方的で、ちょっと私にとっては苦手なタイプかな。そう言いながら撮ってしまいましたが。撮ったポラを後で観て、私が(ステージには不満なところがありながらも)樹ちゃんに惹かれるのは彼女の眼にあるんだなあと云うのが改めて分かりました。 「八百屋お七」−愛唯ちゃんと雪乃ちゃんのチームによる清水ひとみさんプロデュース作品です。ストーリーはオリジナルのお七(愛唯ちゃん)と吉三郎(雪乃ちゃん)の悲恋に沿っているので今更紹介するのは避けましょう。愛唯ちゃんのお七、好演しています。吉三郎との馴れ初めから恋に落ちてゆく様子、逢えない吉三郎を想ってのオナベッド、そして狂気に取り憑かれてゆくさま、最近の演技派・丘乃愛唯の集大成と云うべき「情念の女」を熱演しています。演技派・愛唯にはちょっと引くことの多い私でもこの演技には納得です。一方の雪乃ちゃんも吉三郎役を感情を極力抑える演技で、お七を虜にするゾッとするような中性的な魅力を引き出しています。ただ、雪乃ちゃんの男装姿はどうしても宝塚的ななよなよっとした伊達男になってしまい、男性の視点で観れば「何でこんな優男に惚れるの?」って思ってしまうのが難かなあ。仮に夕空あおばちゃんが演じたらそういう感じは抱かなかったのかもしれません。雪乃ちゃんのベッド、またしても天狗です。何でだよー(-_-#)!今回は男役なんだから、天狗ベッドは明らかにミスチョイスでしょうに…。でも、雪乃ちゃんのベッドではこれまでで一番艶っぽかったのも事実。そういう艶技を普通のベッドでも魅せてくれると彼女も更に一皮むけるんだけどなあ。 と、ここまで個々の演技を評してきましたが、脚本としては練り込みが不足しているのが明白で、出来はかなり落ちると評せざるを得ません。演出でのストーリーの説明不足をナレーション(清水さん本人による)で補足しようとするせいか、やたらとナレーションが入るのがうざったく感じてきます。「八百屋お七」の話はそれなりに有名なんだからナレーションを極力排して、2人の演技だけで表現できるようにしないと…。せっかくの2人の好演が台無しじゃん。それに、やはり大宮のステージでは“火に包まれる江戸の街”を表現するのには無理があったか、ちっともそういう風には見えなかったのは残念。 フィナーレ−遂にここでも集合ポラやるようになっちゃったんですねえ。まあ、売れ行きはイマイチだったからイライラしたりせずに済んだからいいんですが。でも、(生涯最大の野望である)雪乃ちゃんとのツーショットポラ撮りたかったなあ(笑)。 ☆では、リボン編を、ってあるのか?; ・思わせぶりな前置きから始めて申し訳ありませんが、リボン編はありません。だって、前のミカドでのリボンが散々な出来だったんですもの。すっかり自信喪失してしまい、どうせ雪乃ちゃんは愛唯ちゃんとのチームで清水さん作の情念もののステージでリボンなんか投げるところないんだろうし、なんて言い訳を拵えてしまい、大宮でリボンを投げるというモチベーションを逸してしまい、ホテルに置いてきてしまいました。 ・でも、大宮の場内に入って、ステージを見たら少しだけ後悔しました。ミカドと違って広々としたステージ、天井も高いし、お客さんはいないし(^_^;)、道劇チームには誰も投げてなかったし、初めての出稽古にはこっちの方が相応しかったかもね。ただ、クーラーの風がかなり強かったから、私の持参したカールリボンでは風に流されてとんでもないところに飛んでいったかもしれませんね。 ・リボン編はないので、その他のことをテキトーに書いておきましょう。3回目の水野リカさんのステージの最中、後ろの方でウサギの着ぐるみを来てタンバリンを叩いている女性がいました。よく観たら北原ゆいさんでした(^o^)。 ・雪乃ちゃんに差し入れと手紙を渡しました。4回目の樹ちゃんのポラの最中に愛唯ちゃんと雪乃ちゃんが乱入して来たのですが、雪乃ちゃんの手には私がさっき差し入れた釧路銘菓がありました。よかった、ちゃんと差し入れ食べてくれてるんだ。私の差し入れが雪乃ちゃんの血となり肉となり皮下脂肪となってくれるなんてこの上ない幸せです。 ・4回目の道劇チームフィナーレ、誰か一人多いなと思ったら中嶋沙羅さんでした。楽屋に遊びに来たのかしら。なぜか安来節の格好してました(笑)。 ・同じく4回目のフィナーレに雪乃ちゃんから手紙を頂きました。彼女を本格的に応援するようになって1年弱、これまで一度も手紙などもらったことがなかったので「彼女はそんなの書かない娘なんだ」と思っていたので、ビックリ。ちょっとビビリました。ビビリ過ぎてその夜は開封できませんでした(苦笑)。ようやくのことで開封したら、写真が同封してありました。 終演は10時40分、冷え切った体を再び少しだけ涼しくなったけれどもまだ蒸し暑さの残る大宮の空気に委ねます。松屋で夕食、ホテルに戻って、リボンを巻こうか、いや明日は釧路に帰るだけだし、このリボンキットも今度はいつ出番があるか分からないし、旅を疲れを取る方を先決にしようか。巻かずに床に就きます。ただ、台風の行方が気になって深夜の台風情報を見てしまいます。やはり明朝の飛行機離陸時に丁度台風が東京に来そう。となると最悪明日は帰れないのかも。でもいいか、そしたら常連さんに大ウケの『JFカサイ・オチ列伝』にまた新たなるオチが加わるのだし、この日記にも書くネタが増えるし、「台風で帰れなくなったからまた来ちゃった」なんて言い訳でまた大宮に行けるし。そんなことを考えていたらいつの間にか眠りに落ちてしまい、5時のアラームで起こされます。辛うじて埼玉地方はまだ風雨の影響はないみたい。リボンキットをホテルから発送して、ホテルをチェックアウト。少し早めに羽田空港に向かいます。万が一、欠航なんてことになったときの対策を速めに取っておきたかったのですが、定刻通りに飛行機は離陸、途中乱気流に巻き込まれることもなく、釧路に着いてしまいました(台風が予想よりも南寄りの進路を取ったためらしい)。…オチがないなんてつまんない!!予定通り、免許の更新を済まして職場に復帰、さあ今度道劇に行けるのはいつになるのかしら。 |
次回は7月結(下旬)の道劇です。予定は未定、でいつのなるのかは分かりませんが、1999年12月結以来の記録を途絶えさせるわけにはいきませんので、11日間の内いつかは行くつもりです。 |
2002年07月30日 19時48分33秒
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2002年7月14日(日) 釧路空港から道劇へ |
2002年7月14日(日) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 7月からのニュー道劇に失望してからおよそ2週間、道劇には行きませんでした。照明の規模縮小とか人員削減とかの経費節減策で劇場が淋しくなったのは仕方ないとしても、観客無視のステージ進行はねぇ…。と云う理由ではなく(そう思ったのも確かにあるけど)、例によって1週間ほど海上で過ごさねばならなくなっただけなんですけどね。陸に戻ったら、さあ道劇です! |
予定では、陸に戻れるのは早くて11日(木)、遅くて14日(日)ということでしたし、翌週金曜の19日からは再び12日間ほど海上の人にさせられてしまうので、7月中の道劇を観に行けるのはこの日曜をおいて他にはありません。でも、最悪釧路帰還が日曜までずれ込む危険もあるので、そうなった場合のことも考えれば、日曜の午後一の特急で札幌に急いで行って、道劇を2回ほど観て、夜行で釧路に戻ろうか。あるいは翌日に休暇を取って月曜まで札幌に居続けしようか、などという計画を立てていたのですが…。 よりによって私が一番忙しいこの時期に、いよいよ道劇専属の踊り子さんの他の劇場への出演が本格的に始まってしまいます(7月頭に既に里瀬ひかるちゃんが大和ミュージックに出演してはいますが)。今週は泉希ちゃんが池袋ミカド劇場に、そして綾月雪乃ちゃんは丘乃愛唯ちゃん、知奈樹ちゃんとともにショーアップ大宮に出演するとのこと。先に「よほどのことがない限り渋谷道劇には行かない」宣言をしてしまった私にとって、渋谷に行かなくても道劇の娘のステージが観られるのは嬉しい話ではありますが、こんな忙しいときに重ねなくとも…(苦笑)。それでも、これを逃したらまたしばらくは雪乃ちゃんに逢う機会はなさそうだし、あの泉希ちゃんが初めての劇場でちゃんとステージを勤められるのか心配だし、多少無理をしてでも行っておかねばなりますまい。ただ時間が…。海上の人となるのは19日からだけど、その前日から既に出発モードの忙しさでバタバタしちゃうだろうし、さすがに前日夜まで連絡が取れないシチュエーションに我が身を置いたら職場の評価が更にガタ落ちしちゃうだろうから、遠征できる期間は14日午後〜17日までの3日半だけかあ。だからといって3日半全て休むわけにもいかないから、1館に丸1日費やすわけにはいかないなあ。そんなこんなでストリップへの情熱と道劇チームへの愛情と現在の仕事への義務感を程良い塩梅で考慮してこんな遠征スケジュールにしてみました; 7月14日(日)午後の飛行機で千歳→札幌へ。道劇。札幌泊。 15日(月)朝一の飛行機で東京へ。ショーアップ大宮→池袋ミカド(あるいはその逆)。大宮泊。 16日(火)朝一の飛行機で釧路へ。運転免許試験場経由で午後から出勤。 月曜日は海上で過ごした際の代休で難なく休めるし、火曜は「免許の更新で午前中は休みます」ということにして(アリバイも兼ねてホントに更新してくるんですよ)半日の休暇を取れたので、かなりの駆け足でほぼ48時間での札幌−池袋−さいたまというちょっとローカルな3都市めぐりの旅になってしまいました。今回の遠征の特徴は、少しでも長くステージを観ていたいと云うことで、普段の感覚で云えば飛行機の濫用とも云うべき利用。特急でも4時間あれば行ける釧路−札幌間を1時間未満で済むとは云え飛行機を使うわ、料金割引率の悪い羽田−釧路便を使って釧路に帰るわで、いくらボーナス支給直後で少しだけ通帳残高が黒字だからって、通常料金では絶対採用しないルートなんですが、JASのバースデイ割引で各便とも1万円でチケットが購入できるという幸運に恵まれました。だから好きさ、日本エアシステムさん! |
そんな計画を立てて一安心して海上に連行されますが、台風接近、しかも予定コースでは北海道直撃と云うことで予定よりかなり早く10日に釧路に戻ってしまいます。ウーン、そんなに早く釧路に帰れるなんて想定してなかったから、全然することがないぞい。でも、台風の影響で札幌方面への電車はストップしてるから道劇にも行けないし、雑務で土曜も午前中までは釧路にいなきゃならないしで、遠征を前倒しすることも出来ません。それに前倒しなんかしたら、キャンセル料金+正規料金で恐ろしく割の悪い遠征になっちゃいますし、つまらないけど日曜まで釧路で大人しくしてましょ。 日曜です。天気も上々。空港に向かいます。ここ最近、空港に向かうと云えば、JRに乗って新千歳空港!というパターンばかりなので、自家用車で釧路空港に向かうというのはすごく新鮮。我が家からは50分ばかりかかるし、ちょっとしたドライブ感覚といったところ。ちょっと空港付近だけは霧が多いけど、このくらいの霧なら離陸には問題ないでしょう。予約していた便は午後1時台の便でしたが、11時台の便に変更してもらいます。搭乗したのはJAS系列のHAC(北海道エアシステム)、ワーイ!プロペラ機なんて乗るのは何年ぶりだろう。40名足らずの席の空間、一人だけのCA(キャビン・アテンダント)さん、操縦席のパイロットの顔の見えるのがなんとなく安心できる感覚。離陸して水平飛行になったと思ったらあっという間に高度を下げてしまう機内誌を読むのにちょうどいい50分ばかりの旅。いかにも「飛行機に乗った」体験を出来た感じで楽しかった。乗客が少ないから、乗るのも降りるのもすぐ終わるし、預けた手荷物だってすぐ出てくるし。快速に乗って札幌へ。釧路はいい天気だったんだけど札幌は小雨降りですねえ。札幌駅近くのホテルに荷物を預けて道劇に向かうも、道劇到着は午後2時を少し回ったところ。時間的には全く無駄なく来れたと云うことになるのだろうけれども、昼食も摂ってないんだよう(;_;)。 今週の香盤ですよー; 1.花咲実優 ソロ ステージの感想を(ボロのでない程度に)サラッと; 花咲実優−道劇では初めてのソロステージです。勝手に『実優の1日』と名付けてしまいましょう。平松恵理の曲をバックに、起床して、シャワーを浴びて、今日の下着を選んで(お客さんに選んでもらうのですがなぜか黒の水玉に人気が;笑)赤のドレスでおめかししてお出かけ。帰宅後、ケータイに電話、どうも失恋したみたい。逢いたい彼氏を想ってのオナベッド、という構成でのショートストーリーな構成です。ちょっと無難に納めようとして冒険性がない内容なのが残念。それでも、彼女の愛くるしい瞳を潤ませてのオナベッドには弱いので、それなりにドキドキして観てしまいます。 琴葉 鈴−彼女は初のソロステージ。清楚でクールな感じの彼女には期待していたのですが、少し裏切られたかな。尼僧姿に竹ぼうきを持って、って6月中の「アニメストリップ」のキャラと拵えが同じじゃん。彼女の持っている雰囲気と竹ぼうきを持ってダンスする尼僧というキャラと音楽がフィットしてなくてちょっとツライ。オナベッドもまだまだ「清水ひとみさんに教えられた通りにやってます」というレベルから抜け出していないのが見るからに出ていて、ちょっと厳しめに観てしまいました。あと、メイクも以前よりかなりケバくなった感じがしました。以前の涼しげな感じの目元が好きだったんだけどなあ。実優ちゃんとの衣裳ポラ、そういう劇場増収のためというのが見え見えのはあまり好きじゃないんだけど、にも関わらずそんなには売れてないし、やっぱり実優ちゃんも鈴ちゃんも好きだし(照笑)、劇場側も時間が押してるときは衣裳ポラ自体をばっさりカットするような誠意ある対応をしてくれるので、撮ってみました。実優ちゃんは表情豊かになったね。 ひかる−里瀬ひかるちゃんです。香盤表では名前だけになっているのですが、改名したのかしら?(里瀬を「りせ」と読んでもらえないから?ってそんなこと言ったら難読名揃いの道劇の娘はみんな改名しなくちゃならないですね(^_^;))でも、「ひかる」と云えばミカド所属のHIKARUさんもいるし、「ひかる」なんて娘はススキノには何十人もいそうだから、紛らわしくなっちゃいそう。ソロをやるようになって3週目、道劇では初めてのソロなのですが、拙さを補ってあまりある堂々としたステージでした。ダンスの際のちょっと生意気そうな表情と笑顔のギャップ、そして客席に視線をやる際のいたずらっぽさを秘めた表情とのコントラストが彼女の魅力かな?彼女のポラは自分も楽しもうというのが伝わってきて明るくていいね。先週の言を忘れて、つい撮ってしまいました(^_^;)。これからの彼女の成長、ちょっと気に留めておこう。 百合野みわ−初見です。スタイルのいい娘です。ニキビの痕が目立つけど、童顔なのでそれほど違和感は感じなかったね。デビューして3−4ヶ月になるはずですが、さっきのひかるちゃんの堂々としたステージとつい比べてしまうせいか、下手さが際立ってしまいます。ステップ中心の動きの小さい振り、まだ体が固いのに無理やりくっつけたせいで窮屈さを感じるばかりのポーズ、せっかくの8等身の理想的な肢体を活かせてなかったなあ。 ELNA−4月頭以来、3ヶ月ぶりの道劇出演です。今回のステージはシスターから始まります。軽快に2曲ダンスした後、真珠の首飾り(様のもの)をお股に挿入してのオナベッド、5月に渋谷道劇で観た「ELNA版黒天使」のステージでも使ってたね。月丘雪乃さんの「DOLL」を連想させるし、十字架のシルエットの元での神に仕える身のシスターの背徳的行為が淫靡な感じがして私好み。ただ、ラストで拳銃で自殺してしまうのは色々解釈できるけど、やや難解な感じがしてしまいました。もう少し“救い”を感じさせるものであった方が観ていてホッと出来るんだけどなあ。ポラです。撮った際に「時間潰し出来ましたか?」なんて言われてしまいます。彼女にはこの日記の存在は知られているのですが、道劇の開場時間が遅くなって時間潰しに腐心してる、なんて長い長い前置きの部分まで読んでくれるようなマニアな読者だとは思いませんでした(笑)。現役の踊り子さんは、そんなマニアなところを読んじゃいけません。あれは自分と一部のマニアな常連さん向けに書いてるんですから(^o^)。 夢野ひなた−久々のひなたちゃんの新作ソロです。大きなソファに身を横たえての登場です。ジャズのナンバーでまとめられた構成のステージ、彼女の傑作「ジャズシンガー」の続編と位置付ければ当たらずといえども遠からずというところでしょうか。この手のステージ、私の乏しい文才ではなんとなく表現しづらいです。ひなたちゃんらしい官能美の表現、それに身を委ねて流されていくだけなのですが、その流れの心地よさ、これはひなたちゃんファンなら是非実際に体験することをお勧めします。出来れば渋谷じゃなくて札幌の本家道劇でね。これまでの定番的なベッドとは違うオナベッド、新鮮に映りました。 ヨーコ−昨年12月頭以来の出演です。羽で飾り付けたドレスでのダンス、時間が短いせいでベッドパートがカットされていたのが残念でしたが、それでもヨーコさんらしいダイナミックな出来でした。花電車は少し端折りながらもいつもの構成、ヨーコさんのトーク絶好調です。鉛筆折りで彼女に「初めから観てるあの人のために」と言って折る本数を増やすためのサカナとして指弾されると、道劇に来たなあという感じがしますね(笑)。オープンではひなたちゃんにELNAさん、ひかるちゃんまで乱入(仮装付き(^o^))、バズーカ型のステージシャワーはぶっ放すわ、熊の着ぐるみで登場するわ、メイクまでしてピエロの仮装で出てくるわと回を追う毎に過激化するパフォーマンスにあのヨーコさんも呆れてました。 フィナーレ−ニュー道劇では道劇チームフィナーレは観られないかも、と思っていたんですが、「お祭り忍者」でのチームフィナーレありました。素直に嬉しいー!! ☆リボン編を先に書こうか、それともその他編を先にしようか、と迷いながら結局その他編から; ・この日、ステージ進行は毎回ほぼ10分くらい遅れはしましたが、休憩時間を調整することでほぼ時間通りに毎回のステージを始めることが出来ていました。ポラも時間で切っていたし、時間押しが顕著なときにはオープンカットもしていました。そうそう、最優先すべきはポラではなくステージをなるべく時間通りに進行させること、そこが道劇らしさなのですから。 ・前回あれほど気になった、ステージ照明の減少、慣れたのもあってそれほどには気にならなくなっていました。過剰な照明が出来なくなった分、踊り子中心の照明になったように感じます。勿怪の幸いって云うのかな? ・ただ、ステージ奥の幕の弛みや捩れは少し気になるところもありました。特にELNAさんの十字架の影絵は幕のせいでステージ正面以外のお客さんにはちゃんと見えなかったんじゃないかな。それに、踊り子さんが脱いだ衣裳や小物をあの幕の奥に押しやるさまはいかにも隠してる、という感じが強くてあまり見映えのする行為じゃないから、以前のように舞台袖に持っていくようにした方がいいと思います。あと、ゴンドラに設置してある照明は、もうゴンドラを使わないにしても、いかにもオマケの照明という気がして目につくね。 ・ロビーがとにかく蒸し暑かった。まあね、場内に入ればそこそこ適度な冷房が入っているし、経費節約の中、長居するのは常連さんや応援さんくらいであるロビーの空調は真っ先に槍玉に挙げたくなるのは分かるんだけどね。それでも7月で既にこの暑さじゃ、8月が思いやられるなあ(汗)。 ・自販機の場所が変わっていて、以前に近い見晴らしのよいロビーに戻ったのはいいのですが、何か足りない物が…。あっ!アンケート箱がない!!カウンター近くに設置されていたアンケート用紙の回収箱が撤去されています。これは経費削減とは関係なさそうだし、なんでだろう?(私を含めて)誰か劇場にチョー批判的な投書でもして上層部の怒りでも買ったのかしら?でも、そういう厳しい意見を含めて広く意見を聞きましょう、と云うのがアンケートでしょ?初めて来た観光客が書くような「キレイだった、踊り子さんと握手できて嬉しかった」みたいな都合のいいのばっかり期待するほど子供じゃないでしょう。ただでさえ、公式サイトには掲示板もないし、メールアドレスすら表示されてないし、渋谷ではオープン以来の劇場のファンを裏切るような方針転換をしてしまって「客の意見を聞かないところ」と認識されているのだから、せめて意見を聞くふりくらいはしてもいいと思うんだけどなあ。 ・ニュー道劇に来るのは2回目、初めは多くの節約策にガッカリしたのですが、慣れもあるし、その中の幾つかはそれほどステージや劇場のイメージを損なってはいないし、見習うべき道劇らしさと私が評価している時間通りのステージ進行はこの日はしっかりとしていたので、それほど否定的には捉えられなくなりつつあります。渋谷のように増収のためならポラ無制限で1日3回公演で打ち切るような客をバカにしたようなやり方よりも、ここのように多少ケチ臭くなっても出費を抑えることで利益率を上げつつ、今のやり方を守る方に共感を覚えるのは私が札幌道劇の常連だから、と云う理由だけではないはずです。ただ、私に巣くうマイナー志向は札幌道劇を応援していこうと私を駆り立てていきますが。その志向のせいで今日は結構ポラ撮っちゃった。 ・3回目に来た団体のお客さん、結構うるさかった。けど、今の道劇に取っちゃ大事なお客さんだし、私のポジションからはそれほど騒がしさは伝わってこなかったので放っておきましたが、さすがに正面かぶりつきでペチャクチャやられるのは気になるようでELNAさんがキレてました。彼女の場合、怒ると顔や演技に出るからすぐ分かる。確かに客の教育の点では彼女みたいに言いたいことを言うのはいいんだけど、外回りがメインなんだから、このくらいで怒ってたら大変だよ。来週は道後温泉の劇場なんだから。 ☆さあ、残るはリボン編; ・今日は2回目以降、リボンを投げさせてもらいましたが、補遺を見ても分かるとおり投げたのはやや変則的。基本はひなたちゃんとELNAさんに投げるようにしたのですが、2人ともベッドでは投げるところがなかったのでオープンショーのみ。ただ、ELNAさんの場合、時間の遅れ具合によってはオープンカットになってしまうことがあり、そうなるとせっかくリボンを準備したのに投げれずじまい、なんてのが2回もありました(苦笑)。その分、リボンが大量に余ってしまったのと、釧路支部長から「今日は随分控え目ですね」と云われてしまったので、4回目は道劇チームの娘に全員投げてやろうとしましたが、またもやひかるちゃんにELNAさんがオープンカットで、最後ヨーコさんのオープンでどさくさ紛れに2投しましたが、結局かなりリボンを余してしまいました。不覚なり。 ・自己採点も変則的、まずは3ステージに投げられたひなたちゃんの部− 2回目:70点(低リボン−10点×2、しだれリボン−10点)ひなたちゃんにリボン挑発されてしまった。「リボン挑発」は泉希ちゃんの十八番なのにー(^_^;)。 3回目:50点(低リボン−10点×2、しだれリボン−10点×2、上手客席飛び込み−10点)ブランクの長さ故か、今日は至って低空飛行リボンでした。 4回目:60点(低リボン−10点×2、ニアミス−10点、無軌道投げ−10点)だって、熊に仮装したひかるちゃんが乱入するんだもの。投げにくくてしょうがない(苦笑)。悔しいから熊に噴水リボンしちゃったよ。 ・次いで1回しか投げられなかった他の方々− ELNAさん(2回目):70点(低リボン−10点×3)とにかく低かったです。 実優ちゃん(4回目):80点(低リボン−10点、オープンでタイミングがつかめず−10点) 鈴ちゃん(4回目):80点(低リボン−10点、オープンの動きが読めず−10点)初めて投げる娘のオープンは動きが分からないから投げにくいね。 ひかるちゃん(4回目):90点(低リボン−10点)甘いなあ…。 終演です。ヨーコさんが吹き矢を生贄モードにしたりのハプニングがあったので、時計は12時を過ぎたところ。慌てながらリボンを片付けて劇場を出ます。入り口に8月公演のチラシが置いてありました。カラーコピーかインクジェットプリンタで印刷したような出来で決してキレイではありませんが、ないよりはマシだし、こういうのでもいい宣伝材料になるはずです。あまり数は多くないようだったけど、つい1枚もらってきてしまいました。地下鉄の最終に間に合わず、歩くのも億劫だったのでついタクシーでホテルに戻ってしまいました。明日のミカドや大宮で投げる予定のリボンは既に都内の局留めで送ってしまっているので、今日投げたリボンを巻く必要はないんですが、まあそれほど疲労もしてないし、眠気もないので巻いちゃいましょうか。174本に要したのが115分、巻き速度は1本当たり39.7秒、まあ40秒の壁を破ったから標準ですかねえ。時間は3時過ぎ、5時には目を覚ましておきたいんでもう寝なきゃ。 |
次回はいよいよ道劇以外でのリボンデビューです。大宮、ミカド、どっちが先になるのでしょう。 |
2002年07月19日 03時58分36秒
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2002年7月1日(月) ニュー道劇 |
2002年7月1日(月) 札幌・ススキノ 「札幌道頓堀劇場」 一夜明けて7月です。今日からニュー道劇のスタートです。今週は今日くらいしか行けないので、行ってきました。ニュー道劇、いいですねえ。いくら書いても書き足りないくらいの感想をここに書きたくなるような劇場になっていました。道劇を中心にした観劇日記の著者としてはこれに勝る喜びはありません。感想の殆ど全てが讃辞じゃないのが至極残念というのはありますが…(失笑)。 |
リボンオフ最後の夜はぐっすり休めました。窓から射し込む朝日のせいで一旦6時頃に目を覚ましたものの二度寝したので、公式な起床時間はモーニングコールで目を覚ました8時です。10時のチェックアウトまで結構間があるので、なんかしてもいいのですが、そんなにセカセカして物事を済ますと結果的に後で苦労することを知っているので、何もせずにの〜んびりと時間を過ごします。10時にチェックアウト、さあ、あと4時間どうやって時間を過ごそうか。 ニュー道劇その1−開場、開演時間がこれまでよりも1時間半遅れて、午後2時開場、2時半開演になりました。これは結構厳しい改正点、特に私にはね。夜行で札幌でやってきたときに開場まで潰さねばならない時間が1時間半延びるのもツライけど、まあこれはサウナでとにかく寝たふりをして居座ることでなんとかなりそうな気もするけど(まだ実際にやってないからどれだけツライかは推測の域でしかありませんが)、それ以上にホテルをチェックアウトした日の時間の潰し方が厄介。チェックアウトは大抵午前10時、今まではファーストフードで朝食に1時間、昼食に1時間を潰していけばそれなりに何とかなったけど、今の状態でも時間を「無為に」過ごすことにかなり腐心しているだけに、更に長い時間を「無為に」過ごさねばならなくなったのはキツイなあ。午前10時〜午後2時までの4時間をなるべくお金をかけず、そしてあまり疲れることなしにどうやって過ごすか、はこれから開拓していかなくっちゃ。 ※余談;それなりに有効な「無為な」時間の過ごし方を考えてみたのですが−
着替えの入ったカバンは帰るときまで不要だし、リボンキットもあと4時間は持ってても邪魔なものでしかないので、コインロッカーに放り込んで身軽になってマクドで朝食&第1次時間潰しです。今週でデビュー2周年を迎える泉希ちゃんへのお祝いの手紙を書いていたら、いつの間にか時計が進んで書き終えた頃にはススキノ交差点の時計ももうすぐ12時を打たんとする頃、これでいつもよりも30分は余計に1時間半は潰せたね。しかし、泉希ちゃんへの「お祝い」の手紙、今の彼女の立場、道劇の現状への憂いを隠しきれずに、素直に書けなかったなあ。先週小樽で買ったプレゼントもその時の感情の乱れが如実に選択眼に顕れて、普段ならためらうようなメッセージ色の濃いものにしちゃったし。 郵便局で当座の運転資金を確保して、銀行で日頃の不義理を清算して、あとはミスドでの昼食&第2次時間潰しです。もう書き物はないので、今度は文字通り時間潰しに没頭です。せめて、夕空あおばちゃんが予定通り道劇に出演してくれてたら、彼女への熱烈な(^_^;)ファンレターを書くことで有意義に「無為な」時間潰しが出来たのですが、先週の渋谷道劇を途中で休んだようで、新聞広告によると今週の道劇もさくらちゃんに代わってるしなあ…(涙)。ひたすらスポーツ紙を斜め読みして、煙草をふかします。なんとか1時間半を潰しきって、1時半にミスドを出て(有休を勝手に取らせてもらった職場へのお詫びがてらのお土産を買いにRobinson'sに寄った後に)リボンキットを手に道劇に乗り込みます。 道劇到着は2時10分前、既に開いてましたね。なんだよー、だったらミスドでお店の人の視線を気にしながら居座ることなしにここに来たのにー!慌てて入場したので、劇場入り口の様子に変化があったのかどうか見落としちゃった。 ニュー道劇その2−入場料が改訂されました。今までの2本立て(通常料金と早朝&割引料金)と云うシンプルな料金体系からやや複雑な体系になりました。長くなるのを承知で書くと、開場〜午後6時までは4000円(スタンプカード提示で3500円)、午後6時以降は5000円(スタンプカード提示で4000円)、あとシルバー料金とか学生割引とかあるようだけど、私には関係ないし覚えきれなかったので書きません。ちょっと一遍には覚えきれないよね。スタンプカード提示で少しだけ得になるというのは、リピーターや常連さんを優遇しようと云う意図なのでしょうが、札幌道劇の主要な顧客である観光のお客さんに対しては、あちこちにおいてある割引券はペラペラの味気ないものになっちゃって(私が観光客だったら、あれを見てストリップに行こうとは思わない)、アピールが弱くなったという感じがします(観光客は放っといても来るという認識を持っているなら、その甘さはいつか思い知ることになるでしょう)。更に、今まではイベンチャルにしか販売されなかった6枚綴りの回数券(2万円)が常時販売されるようになりました。が、6時前にしか来ないようなお客さんには1枚当たり3333円の回数券は殆どお得感がないですよね。 ロビーは先週の段階で既に模様替えしているので、昨日とあまり変わらないかな。先述しましたが、公演予告のチラシがなくなった代わりに他の情報を一切排した1000円の割引券が置いてありました。香盤表のプリントまで消えていたので「それすらケチるほど切羽詰まってるの?」と驚きましたが、それは単に配置し忘れただけのようです(安堵)。 ニュー道劇の記念すべき最初の香盤です; 1.蝶野あかり +ポラ ニュー道劇その3−今週の6人の出演者、花電車の藤乃さんを除く5人全て+ポラです。劇場としては先週のオールゲストポラで免疫をつけさせたつもりだろうけど、思いっきり抵抗あります。なにも自分ところの公式サイトでさえ写真NGの泉希ちゃんにポラさせることはないでしょうに…。しかもデビュー2周年を迎える週に…。ポラの出来る娘(と云うより拒めない娘と云うべきかもね、道劇専属に対しては)は須(すべから)くポラを売って劇場の収入増に寄与すべし、と云うニュー道劇の方針だけはよく理解出来ます。ただ、そういう方針を打ち出さざるを得ない現況は理解してあげますから、せめて渋谷とは違う札幌道劇らしい良心ある運用も見せて欲しいのですが。 ニュー道劇その4−1回の公演時間が2時間半から2時間10分に短くなりました。それに伴い、出演者も香盤を見て分かるとおり6人に減っています。出演者が7人→6人になったとすると約14%の内容減、公演時間の20分短縮は約13%の内容減、に相当します。それに対して早朝料金はスタンプカード提示の場合は12.5%の値下げだけど、それ以外は実質料金据え置きだから、本質的にはサービスに対しての料金は高くなってるわけで…(-_-)。それでポラという余計な出費まで客に要求するというのは、なんか虫がいいような気がします。だったら正直に料金値上げしてくれた方がスッキリするのに…(2000年に余り間を置かずに2度も料金を値上げした専横ぶりはもはや昔のことか…)。システム変更にクレームを付けそうな常連さんには料金値下げと云う餌を与えて黙らせる、とまで云うのは穿(うが)ち過ぎ?もっとも、サービス低下を埋め合わせて余りあるほどに個々の踊り子さんのステージが素晴らしいのなら文句は言いませんよ。でも、今週の香盤を観る限り…(無言)。 補遺の通りに観たり投げたりしながら、3回目までいました。時間通りにステージが進行してくれていたら、4回目トップの蝶野さんのステージくらいまでは観れたのでしょうが、ステージ進行が顕著に遅れたので(後述で糾弾します)、3回目までしか観られませんでした。お客さんの入りは…、平日にしては多い方だったかな、と云う程度。その程度の入りで進行がそんなにも遅れるというのも、全てはポラのせい…(憤)。 慣例なのでステージを感想を取り敢えずは書いてみますが…、ゲストの方のステージは自信ないなあ; 蝶野あかり−5月中以来の出演です。やっぱり、その間も道劇以外には出演してないみたい。ほぼ月一で仕事すればいいと云うのは今の道劇にとっては羨ましい身分なのかも。前回の出演時はその前と同じ出し物でガッカリしたのですが、…今回も同じ出し物(苦笑)。野村克也じゃないんだから「生涯一出し物」はなんとかしてよー。仕方ないので、なにか変わったところがないかを中心に観ていたら、孔雀の羽根で出来た扇子がかなりボロボロになってきたこと(笑)、ベッドの際の衣裳が変わっていたこと(新調(?))、ポーズベッドがやや簡略化(^_^;)してたこと、くらいの変化はありましたが。道劇で3度目の出し物の割には、何故か初々しく時々とちってましたね。 さくら−初めてのソロステージです。祝!初ソロ!!なのですが、香盤表の表示は「初ポラ」、オイオイ、初ソロよりもそっちの方を売りにしてどうすんだよ(蔑)。ウェスタンスタイルの衣裳、「Born to be wild」から始まって「Satisfaction」「霧のサンフランシスコ」と来て最後はボブ・ディラン(曲名忘れた)で締めた'60年代の風を感じさせる構成です。夕空あおばちゃんの穴埋めで促成仕込みで仕上げたのでしょうが、センスよく仕上がっています。ベッドはまだまだという感は強いけどね。今日が初めてのソロというようには見えない出来でした。目の肥えた人にはwildさばかりが目についてsatisfaction出来ない、と評されるかもしれませんが、初ポラはどうでもいいけど初ソロなんだし誉めてあげましょう。 水原麻美−3月中以来じゃなかったかしら。明るい捨て猫が車に轢かれて、エロティックな天使猫に…、と云うストーリーを強引に拵えてみました。実際には、前半の捨て猫のやんちゃぶりは楽しめましたが、ベッドになるとつまらなくなっちゃってちょっと観るのがしんどかったです。ポラの明るいキャラはいいのですが、ややくどいかな。 藤乃 杏−1月結以来の出演です。黒のドレスでのダンスパート、シックなんだけどなんかノリきれなかったなあ。本人も本来のものと曲のアレンジが違ったのでしょう、やりにくそうに呟きながらダンスしてました。で、花電車ですが、ダンスの方に時間を割いてしまったので、今週はかなり駆け足でこなしてました。ノリの悪い客席に向けてのボヤキ節が彼女の花電車の一番の楽しみだったので、時間が短いのは残念だなあ。 東条美月−この前の道劇出演は、ありすちゃんが広島から帰ってきた昨年7月頭だから丁度1年ぶり。そんなに久しぶりなのに、私のことを覚えていたというのは嬉しかった。でも、肝心のステージの方は、ウーン…。オーソドックスにこじんまりとまとめすぎて彼女らしい特色がみられなかった。可愛いのは相変わらずだけど、メイクが濃くなったみたい(^_^;)。 泉希−2週間の渋谷道劇から還ってきました。一応、今週でデビュー2周年です。慶祝!!で、周年記念の出し物は…2月にやった「女ソルジャー」のリメイクでしたか…。まあ、先週の渋谷道劇ではポラのサイン書きに忙しくて新作を考えるヒマもなかったでしょうから不満は言いますまい。明るくて元気な泉希ちゃんが観れれば言うことないのですから。中盤を曲を加えてやや大幅にアレンジしています。出し物が(個人的には彼女の水準以下の作品だと思っている)「女ソルジャー」と云うこともあるでしょう、初日と云うこともあるでしょう、でもそれらの要因を割り引いても、出来が悪いです。殊にベッドでの動きが鈍いです。途中で加えたチェアーベッドも持ち上げた椅子に振り回されてるようで格好良さがありません。何よりも表情が冴えないし、頬が痩(こ)けているように見えるので、それで厳しい表情をしても怖い顔になってしまいます。ステージを観た常連さんにも確認しましたが、体に張りがないし、顔はやつれて見えるし、1月前の泉希ちゃんの面影はどこへ行っちゃったのでしょう。先週の渋谷道劇でそんなにも心身共に疲れ果ててしまったのでしょうか?そんなことに一旦気がいってしまうと、もう平常心でステージを観てられません。そんな痛々しい泉希ちゃんのポラ、「道劇の命運を担ってるんだ」っていう悲愴感をあれほど出された彼女の作り笑顔のポラなんか撮れません。 フィナーレ−短縮ヴァージョン。蝶野さんを加えればなんとか3人で道劇チームフィナーレが出来るんでしょうが、それはあまり期待できないし、きっと劇場上層部の方も「そんな時間があったらポラタイムに充てた方がマシ」と考えてるでしょうから(皮肉のつもりで書いてるんですが図星だったりして)。 ☆その他感じたこと&ニュー道劇の紹介もまだありますよん; ・ニュー道劇その5−入場後、ステージを観て、なんとなく「あれ?道劇ってこんな感じだったっけ?」と云う漠然とした違和感を感じました。ステージが始まり、照明が灯るとその違和感の原因が明らかに。ステージ奥の幕が閉じたままです。これでステージの奥行きがとっても狭くなったように見えてしまいます。先週からのステージ中頃の幕を半ば閉じているのと合わせると今までの道劇の広さの半分以下、視覚的にはTSミュージックよりも狭くなったように感じられます。踊り子さんの幾人かは花電車の小道具を幕の奥から出したり、幕の向こうで衣裳を着替えて登場したりしてましたが、まさかそれが目的ではないでしょう。上を見上げるとまた1つ変化が。照明機材が昨日よりもかなり下がっています。それでいて照明がやたら強くなったとか、盆が暑くなったと云うことはないので、ライトを下ろした分光量を落としているのでしょう。…ははーん、つまり照明にかかる経費を削減するために光量を落としたり、ステージ奥のランプを使わなくしたのを隠すために幕を閉めたままにしたりしているのですね。そんなところまでケチらないとイケナイくらいヤバクなってるの…?そんなことしたら、今まで一般のお客さんを魅了してきた「広いステージ、豪華な照明、美しい踊り子」と云う道劇の魅力の半分以上が失われてしまうことが分かっているのに…。末期症状なのかもしれないなあ(涙)。 ・昨日来ていた渋谷道劇の常連さん、やはり今日も来ていました、しかも一番乗りで。私が渋谷に行くとまず彼を見ないことがないくらいだし、ここ(道劇)でも3月中に彼を来てたのを覚えているし、道劇チームの熱心なファンであるようなのですが、その純朴そうな風体にも関わらず、どうも好きになれません。だって、彼の渋谷道劇でのポラの撮り方って『慇懃無礼なポラマニア』なんだもの。ただ、渋谷道劇ではもっと濃〜いポラマニアの皆さまに霞んで目立たなかっただけで…。そんな人たちの踊り子の立場を考えないポラの撮り方、サインの頼み方がイヤでもうよほどのことがない限り渋谷道劇には行くまいと決めていたのに、向こうからやってきてここでも観ることになろうとはついてないなあ。 ・1回目のさくらちゃんのポラ、真っ先に手を挙げたのが彼。ストリップ劇場通いが重なって、彼みたいに「いいお客さん」を演じ出してくると、普通は一般のお客さんに優先して撮らせてあげるものなんだけどなあ。しかもいきなり6枚まとめて、ポラマニア根性丸出し(笑)。渋谷でもそうやって本性をさらけ出してくれれば1ポラマニアの中に埋没させてあげたのに、よりによって私の前で曝すんだものなあ。「旅の恥はかきすて」はみっともないね。4枚優等生ポラを撮った後に「じゃあお勉強でエロポラも撮ってみようか?」だって。いつから道劇チームのポラ指導係になったの?そんなの、あんたが撮らなくともかぶりつきに座ってるお客さんが撮るんだよ。エロポラ撮りたいなら正直に言えばいいじゃん。トドメに撮った6枚全部にサイン頼む始末。乗り込みの疲労の残っている初日、しかも初ソロの最初のステージの反省とかしなくちゃならない休憩時間を削ってまで6枚もサインしなきゃならないさくらちゃんの立場、まったく考えてないね。もうダメ、「えせ道劇チームのファン」の化けの皮剥がれたり!だね。彼に「あんた本当に道劇チームの娘のファンなの?」って吉牛ガイドライン風に小1時間問い詰めたい気分。少なくとも彼は札幌道劇ファンであって欲しくないし、北海道出身であって欲しくないね。 ・彼には是非私の日記をじっくり読んで欲しいなあ。あの雰囲気だとネットも苦もなくこなしてそうだし。ステージの感想にケチを付けるだけじゃなく、リボン編やオチ編に苦笑するだけでもなく(^_^;)、踊り子に対してファンはいかに思いやりを持って接するべきかって言うメッセージが良い例、悪い例がたくさん詰まってるんだから。自画自賛が過ぎたかな?でも、彼にはこのような駄文でも十分お勉強になるでしょう。人にポラの指導してる場合じゃないんだよ。 ・あぁー、遂にこの日記で客叩きまで始めちゃったねー。不本意なんだけどね。でも、徐々にイケナイ方向に舵を切り出した道劇と、それから逃げ出せずに沈みゆく船に命運を委ねなければならない自分の身を思うと、苛立っちゃうんだよね。 ・だから、渋谷からの遠征さんだけでなく、札幌のお客さんも叩きますか(笑)。もちろん、札幌道劇にだってポラマニアはいるし、「いいお客さんを演じようとしているポラマニア」だっているんです。ただ、数としては少ないだけで。例えば、いつも私のリボン危険地帯に座るあるお客さんは、渋谷の彼と同じようなポラの撮り方をするのですが、一応泉希ちゃんのファンらしいだから、泉希ちゃんには思いやりを見せてくれるだろうなと微かな期待をしていたんですが、いつも通りに「6枚撮り全てサイン」でした。ガッカリ、彼を買いかぶった私がバカでした。2ちゃん風に言えば「逝ってよし」です。もう彼がリボン危険地帯に座ってたって遠慮しないよ。もっとも、今では当てようと思っても当てられなくなっちまいましたけどね、残念です。 ・ついでに劇場も叩いちゃいましょう。人数の割にはポラ売れます。まあ、初日だし、世の中には初ポラには弱い人が多いんだろうし、わざわざ関東から乗り込んでくるような濃〜いポラマニアな方まで来ちゃったので、それは仕方ないですよね。今ではそういうお客さんの方がここでは上客なんだから。でも、1回目はオープンカットなしで予定より10分遅れて終了、2回目は2人分のオープンショーをカットしてようやく10分遅れで終了、なのになんで3回目は時間が遅れてるのが分かっていながらポラを途中で打ち切ることもせず、オープンカットもなしでステージ進行させるかなあ。おかげで3回目が終わったのが、20分遅れの21:50。4回目開始は午後10時を過ぎてから。それじゃどんなに頑張ったって終演は0時過ぎちゃうじゃん。地下鉄もバスもなくなる時間まで劇場営業してまでポラ売りたいなんておかしいよ。「客の安全が守れない」からって何事も起こらないことが素人目にも分かっている6月7日(札幌でWカップ、イングランド−アルゼンチン戦のあった日)に臨時休業するような臆病な劇場がする事じゃないと思うけどなあ(まだ根に持ってる(-_-))。 ・そろそろ頭を冷やして…。泉希ちゃんにデビュー2周年へのお祝いの手紙とプレゼントを渡しました。ポラのときに渡すのがよかったのでしょうが、物を渡すためだけに撮りたくもないポラを撮る、と云うのは本末転倒のような気がしたのでオープンショーのときに渡しました。手紙には「ポラには協力できません」と素直に書いたから、泉希ちゃんも理解してくれるでしょう。 ・私が道劇の娘のポラを撮りたくないことの論理武装−ポラ自体には抵抗はないけれども、道劇専属の娘のポラを道劇で撮るのは何か意味ないような気がします。だって、ゲストの踊り子さんならば、ポラの売り上げの多寡が劇場側の評価の1つになってることは知っているので、また来て欲しいゲストの踊り子さんのポラを撮ることは応援の一手段として有効でありましょうが、道劇の娘は基本的には道劇メインで活動するんだから、ポラを撮ることは応援としてはそれほど重要じゃない、と云うスタンスをとっています。劇場経営への貢献はもっと他のことでも出来るはず、ゲストのポラをその分撮るとか、飲み物を積極的に買うとか、ステージ写真を買うとか。道劇三人娘のCDなら買ってもいいな(既に4枚持ってるけど;笑)。 ☆筆の荒れた日記の最後はリボン編で和やかに…といくかしら?; ・普段の私なら、1回目はステージをしっかり観て2回目からリボン投げスタート!という段取りを踏むのですが、今日は1回目から泉希ちゃんのステージに投げてしまいました。疲れて乗り込んできた泉希ちゃんに「君のホーム、札幌道劇へおかえりなさい!ホームなんだから肩肘張らずにリラックスしてね」というメッセージを私の下手っぴリボンで表現できると思ったのです。 ・ただ、この前リボンを投げたのは先月16日。2週間以上投げてませんから、腕が鈍ってなきゃいいんだけど…。開演前に練習しときたかったけど、時間がなくて出来ず。ちと心配。 ・初ソロのさくらちゃんのステージ、投げてもよかったのだけれども、夕空あおばちゃんの残像がまだ胸の中にある状態では、さくらちゃんに投げたいというモチベーションは湧き起こりませんでした。 ・では自己採点、泉希ちゃんの部(これを書くのも久しぶりだなあ)− 1回目:90点(低リボン−10点)出たとこ勝負で投げた割には上出来、少し甘めに採点しちゃいました(^^)。 2回目:失投なし 満点と書かないのが私なりの奥ゆかしさ 3回目:60点(低リボン−10点×2、無軌道投げ−10点、最後はリボンが足りなくなって−10点)長い長いポラタイムにかなり苛ついていたので、その心の乱れが如実にリボンに反映してリボン荒れしてしまいました。リボンを荒れさせるポラなんか嫌いさ! かなり進行が遅れて、3回目までしかステージを観られませんでした。初日とは云え、平日でこうなんだから、週末はどうなるここやら。渋谷道劇みたいに3回で打ち切り、なんてことはないと思いますけど、荒れるんだろうな…。その日行けなくてある意味幸せだったのかも。なんか、これからのことを考えると思考がネガティブになってしまいますね(;_;)。10時に劇場を出ます。以前はくれた次回公演のチラシ、当然のごとくもうくれないですよね。この時間帯なら、「かつや」に寄って夕食を、といくべきところなのですが、肉体的な疲労に加えて道劇でのイライラで神経がささくれ立ってしまっているようで、空腹感を感じません。かといって、まったく食べなければきっと夜行で寝れないだろうし…、結局どこにも寄らずに札幌駅に直行、キオスクで菓子パンを買ってそれを夕食に。帰りの夜行、眠れなかったのは肘掛けが頭に合わなかっただけじゃないんです、色々悩みが多くって…。 |
次回は7月中(中旬)の道劇篇です。いつになるのかは、私にも分かりません。 |
2002年07月05日 02時02分33秒
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